いまさらかよ!w
今回はサラリとまとめさせていただく。
ナゼなら……そのネタがあまりにも衝撃的で、スクショを見れば一目瞭然な出オチ状態にあるから^^;;;
前回、秘境の谷に通じる橋の前で通せんぼをしていた謎のおっさんを撃破し、
ついに先に進む権利を得られましたよ……という記事を書いた。
ここでようやく、このおっさんもかどまん君御一行の実力を認めてくれたらしく、ちょっとしんみりとした顔で↓こんなことを言ってくれたのだ。
「どうしても谷に行きたいならば、来るがいい」
……この場合、「来るがいい」ではなく「行けばいい」が正しい表現だと思うんだけど、もしかしたらおっさんは秘境の谷の住人で、そのせいで言動が受動的になっていたのかもしれないな……なんて思ったりした。
そこで秘境の谷への進出を、お供のイヌ、キジ、サル状態になっているさなぎたちに尋ねたところ……!
なんと……。
お?? ミステリアスなイケメン・まなつ君が唐突に、
「あの黒い服の人、絶対に悪い人じゃないよ」
などと言い始めたぞ。いったい、何を根拠に?? そしてナゼ、このタイミングで切り出してきたんだ??
頭の上から盛大にクエスチョンマークを噴き出しながら、
「どうしてそんな断定ができんの??」
と尋ねたところ……! あまりにも衝撃的な回答がまなつ君から返ってきた!!!ww
「だってあの人、僕のお父さんだし」
酸いも甘いも嚙み分けた、51歳の大塚角満。たいがいのことには驚かないけど、背後からまったく知らない人に膝カックンを喰らったかのようなカミングアウトには開いた口が塞がらなかった。
「……へ???」
それが伝播したのか、なんとNPCたちも固まったまま動けなくなったからタマラナイ(苦笑)。
これまでさんざん絡んでいたってのに、なんでいまになって「あれはパパだわ」と言ってきたのか……?? そしてどうして突然それが判明したのか??
俺とNPCたちがさまざまなことを思って混乱の極みに達しているのがわかったのか、まなつ君はなんとか説明しようと努力してくれた。
「お父さんもあの公園で行方不明になったんだ」
ふむふむ……。
「最初はわからなかったけど、話しているのを聞いたらお父さんだった」
なるほどなるほど…………って、わからんわ!!www もういっそ、
「あの人がテレパシーで“僕は君のパパだよ”って言ってきた。だからお父さんだ」
とでも言ってくれたほうがスッキリしたかもしれん……w
そんな、なんとも言えないモヤモヤを抱えつつも、
かどまん君御一行は秘境の谷へと足を踏み入れたのでしたw
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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