By まつがん
恒例の宣伝からだが、皆さんは先々週発売したコロコロコミック2月号はもう入手されただろうか?
デュエル・マスターズの原作コミックが読めることはもちろん、2月に発売する「ヒーローズ・ダークサイド・パック ~闇のキリフダたち~」に関する情報も色々と掲載されている。ぜひとも手に取ってみて欲しい。
力こそパワーでは???🤔🤔🤔
いきなり何を言っているのかと思われるかもしれないが、先月発売したゴッド・オブ・アビス第2弾「轟炎の竜皇」にて、それを体現するようなカードが登場したのである。
そう、《推進型無重力ジャイロボール》だ。
どんなにパワーが小さいクリーチャーでも一瞬でシックスパックに早変わりするこのカード、使わない手はないだろう。
何せその修正値たるや、《爆裂筋肉養成所》の倍。さらに「パワード・ブレイカー」付与でブレイク数も上昇するというのだから、ドーピングコンソメスープばりの強化具合である。そう言われるとボールのイラストも段々と腹筋ローラーに見えてきたのではないだろうか。
だが、どんなクリーチャーでも強化してしまうということは、特定のクリーチャーを強化する必然性がないということでもある。実際理論上《推進型無重力ジャイロボール》の威力はクリーチャーの頭数が多ければ多いほど強いので、どうせ2ヶ月も通い続けられないであろう意志薄弱な会員をジムに大量入会させて月会費を払わせ続ければ続けるほど強いという現実の縮図みたいな話になってしまう。
しかしそれではノーマッスル、筋肉には秩序が必要だ。ゆえに筋肉強化するに足る逸材を発掘せねばならない。
つまり求められるマッスルクイズはこうだ。「頭数を並べやすいマナ域のクリーチャーでありながらも」「筋肉強化することに大きなメリットのあるクリーチャーとは何だ?」……馬鹿な……そんなクリーチャーがはたして存在……。
しマッスル!
そう、《チョモランマッチョ》をさらに鍛えて筋肉世界王者を目指す……のは筋肉を肥大化させすぎてスピードを犠牲にしたトランクスみたいになるのでやめておくとして……。
相手に選ばれないクリーチャーを強化したら無敵では???🤔🤔🤔
《異端流し オニカマス》や《珊瑚妖精キユリ》はわずか2コストのクリーチャーでありながら「相手に選ばれない」という最強クラスのトリガーケア能力を持っている。とはいえこれまではそうした能力を持つクリーチャーだけでゲームに勝とうとすると6体並べてようやくジャスキルなのでおよそ現実的なコンセプトではなかったところ、《推進型無重力ジャイロボール》の登場によってこいつらを容赦なくジムにぶち込んで肉体改造できるようになったのだ。
何より筋肉スーツでKICK BACK立ちするキユリのサムネイルが見られると思うとワクワクが止まらない。となればここは「相手に選ばれない」能力を持ったクリーチャーを集めてデッキを作るしかないだろう。
《青守銀 スパシーバ》は2コストで選ばれない3種類目のクリーチャーである。よく見るとなかなか鍛え上げられたボディの持ち主であり、頼もしいマッスルメイトになってくれそうだ。
また、《ワルスラナイトS》は平常時はノーマッスルだが、自分のクリーチャーが3体以上いれば相手に選ばれなくなる。どう見ても筋肉とは無縁の身体だが、集団でいると気が大きくなる東リベのモブみたいなやつらなのかもしれない。
また、マッスルメイトたちはメインデッキに限られない。10月の「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」で登場した《超次元エナジー・ホール/超次元サプライズ・ホール》によって《超次元サプライズ・ホール》が8枚積めるようになったので、《時空の英雄アンタッチャブル》を大量に超次元ゾーンに置いておけばジムの入会金もGAPPO間違いなしである。
とはいえ《推進型無重力ジャイロボール》が4枚だけだと溢れかえったマッスルメイトたちによってジムがパンクしてしまうので、支店である《ワビサビ・ヤバタピエン》もオープン予定だ。タピオカでできた枯山水の庭園を眺めながら《AQ NETWORK》のDJでナイトクラブ的なエクササイズが楽しめることだろう。
というわけで、ビルドアップしたのがこちらの「推進型無重力選ばれないアグロ」だ!
『推進型無重力選ばれないアグロ』
4 | 《珊瑚妖精キユリ》 | 4 | 《異端流し オニカマス》 | 4 | 《青守銀 スパシーバ》 | 4 | 《桜風妖精ステップル》 | 4 | 《ワルスラナイトS》 | 4 | 《AQ NETWORK》 | 4 | 《ワビサビ・ヤバタピエン》 | 4 | 《超次元サプライズ・ホール》 | 4 | 《超次元エナジー・ホール/超次元サプライズ・ホール》 | 4 | 《推進型無重力ジャイロボール》 |
3 | 《時空の英雄アンタッチャブル》 | 2 | 《愛しい場所、マイカ・月ノ・ハルナ》 | 1 | 《道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン》 | 1 | 《その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ》 | 1 | 《時空の戦猫シンカイヤヌス》 |
まつがん「よし、新年だし勝負だデッドマン!」
デッドマン「いいですよ!ではこれを唱えます!!」
まつがん「ア゛ッッッッッッ!!!(トレーニング後の温泉が気持ち良すぎて死亡)」
ではまた次回!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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