リアルライブイベント、今年も開催!
コロコロオンラインが精力的に追い掛けている、セガ×Colorful PaletteのiOS/Android向けアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』。このゲームで活動するユニットが総登場して行われるリアルライブイベント“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd – Will -”が、1月7日の幕張メッセ公演を皮切りにスタートした。
このイベントは2022年1月に続く2回目の開催で、じつはそのときの様子もコロコロオンラインでは記事にさせてもらっている。
アプリで見る登場人物たちが実際にステージに現れ、巧みなMCと見事な歌唱、そして目を見張るほどのダンスを披露してくれる驚くべきライブステージ……! 1年前に初めてCGを駆使したリアルライブイベントを目の当たりにしたコロコロオンライン取材班はたいそう度肝を抜かれてしまったわけだが、免疫がついているはずの今回は冷静に取材を……できるわけもなく、メモを取ることも忘れて拍手と身振り手振りでひたすら応援(※新型コロナウイルスの感染対策を徹底して行いつつ、今回は立ち上がっての応援が許可されていたのだ!)しまくってしまったのでした……w
さて、“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd – Will”は1月7日~9日までの3日間は千葉の幕張メッセ(各日昼夜6公演)で、2月25日~26日までの2日間は大阪のインテックス大阪を会場に開催される(各日昼夜4公演)。さらにライブの模様は、ABEMAでのオンライン配信とともに全国各地の映画館でライブビューイングも行われ、現地に足を運べない人でも気軽に楽しむことができたことを先に書いておきたい。
ではここから、我々コロコロオンラインプロセカ班が取材で訪れた1月7日夜公演の様子を中心にレポートしていきたいと思う。……まあ前述の通り、ライブが始まってからは仕事で来ているということを完全に忘れてしまったので、さほど詳しくは書かないけど(苦笑)。
▲アニメイトカフェブースでは、コラボ軽食やドリンクを販売。
▲バンダイキャンディ事業部は、ウエハース第1弾~最新弾まですべてのカードを展示していた。
▲こちらはセカイシンフォニーのブース。2022年11月に発売されたセカイシンフォニー2022Blu-ray映像を公開していた。
▲ZOZOTOWNのブースでは、ユニットをイメージしたアパレルアイテムやコラボイラストを使ったグッズの実物を展示。ブースに入るための行列ができていた。
▲クリプトン・フューチャー・メディアのブースでは、バーチャルシンガー製品の特別販売が行われていた! どうすればバーチャルシンガーを歌わせることができるのかをレクチャーする“歌わせ方講座”も実施されていたぞ。
▲Colorful Paletteのブースでは、オードトワレ(香水)や缶バッジ、クリアファイルなど、新商品が多数展示。
▲『セガ ラッキーくじ「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク Vol.2、Vol.3」』の全賞展示を行っていたセガブース。 最新プライズやカプセルトイも来場者の目を引いていた。
▲こちらは物販エリア。セカライのグッズを求め、多くのファンが列を作っていたのが印象的。
ライブをリポートいたします!
さあ、いよいよリアルライブの開催だ。
その様子をレポートする前にしっかりと明記しておきたいのが、現地で応援する際に設定されたレギュレーションである。新型コロナウイルスの脅威がいまだくすぶっているわけだが、その中でも可能な限りライブの雰囲気を満喫してほしいとの願いから、運営サイドは開催地の最新ガイドラインをふまえたうえで幕張メッセ、インテックス大阪と協議を重ね、下記の対策を徹底していたのである。
・不織布マスクの着用を徹底
・日常会話レベルの声量とし、それを著しく超える声量の声援はお控えること
・他の観客のご迷惑になるような大声で、継続して声援を送ることは遠慮願う
観客席の各所に係員を配置し、応援の邪魔にならぬようさりげなく「ジャンプはお控えください」などのプラカードを掲げていたのが非常に印象的だった。そして、誇張ではなく来場者のモラルも徹底されていて、筆者が見ていた限りでは誰一人として大声を出したり、ジャンプしている人は見られなかった。秩序を守れるしっかりとしたユーザーが集まるからこそ、今回のようなイベントが実施できたことをここに強調しておきたいと思う。
それではここから、リアルライブの模様をダイジェストでお届けしましょう!
▲『STAGE OF SEKAI』(Leo/need&鏡音レン)。
▲『Calc.』(Leo/need&初音ミク)。
オープニングアクトを務めたのは”Leo/need”だ。ガールズバンドらしい息の合ったパフォーマンスで、『STAGE OF SEKAI』と『Calc.』を披露。合間に入るMCも巧みで、開幕から会場のボルテージはMAXを振り切った! こういった催しでトップバッターを任せられることが多いレオニのメンバーは、しっかりとその役目をはたしてくれた印象。生バンドとの相性も、さすがに抜群だった!
続いて登場したのは、MORE MORE JUMP!!!
▲『モア!ジャンプ!モア!』(MORE MORE JUMP!&初音ミク)。
▲『ヴァンパイア』(MORE MORE JUMP!&初音ミク)。
モモジャンを象徴する楽曲のひとつ『モア!ジャンプ!モア!』からパフォーマンスに突入。会場の盛り上げ方は「さすが!」のひと言で、モモジャン推しの来場者は曲とダンスに合わせて完璧にペンライトを振りまくっていたぞ。
さらに、2曲目の『ヴァンパイア』では、曲が始まる前にモモジャンのメンバーみずからが合いの手のレクチャーを実施! 盛り上がりどころで「Hey!」の掛け声を入れるポイントをアナウンスし、来場者はならった通りに「Hey!」の声とともに天に手を突き上げ、大いに盛り上がったのだ。
モモジャンの後を引き継いで現れたのは……Vivid BAD SQUADだ!
▲『シネマ』(Vivid BAD SQUAD&KAITO)。
▲『ECHO』(Vivid BAD SQUAD&巡音ルカ)。
1曲目に披露した『シネマ』は、いまやビビバスを代表する曲のひとつ。心に響く楽曲と艶っぽさすら感じさせるストリートダンスの融合は、ビビバスのオープニングを飾るのにピッタリだった。
そして2曲目の『ECHO』は全編英語の歌詞なんだけど……これがじつにかっこよかった!! 歌い終わったあとのMCでは、この英語にまつわる小話も聞け、ファンを喜ばせた。
さて、おつぎは……! ワンダーランズ×ショウタイム!!
▲『トンデモワンダーズ』(ワンダーランズ×ショウタイム&KAITO)。
▲『踊れオーケストラ』(ワンダーランズ×ショウタイム&巡音ルカ)。
こういったリアルライブで惜しげもなくその魅力を発散するワンダショのメンバーは、『トンデモワンダーズ』、『踊れオーケストラ』という、非常にステージ映えする2曲を披露!! 登場シーンではスポットライトを順に当てていく……という演出はいかにもショーっぽく、それだけで会場がワンダショの色に染まっていったのがわかった。そしてステージの設定は、“ペガサス団の入団試験”で、ライブをいっしょに盛り上げたら入団を許可する……というもの。 来場者はペガサス団に入りたい一心からか、必死になってペンライトを振って盛り上げに加わっていたのだ。
そして、前半のトリを務めたのは”25時、ナイトコードで。”。
▲『悔やむと書いてミライ』(25時、ナイトコードで。&初音ミク)。
▲『フォニイ』 (25時、ナイトコードで。&MEIKO)。
ニーゴはここでも”らしさ”を全面に押し出し、シックで雰囲気のある『悔やむと書いてミライ』と『フォニイ』の2曲を奏でた。ゲストとしてステージに参加したMEIKOとのやり取りはじつに印象的で、来場者もじっと聞き入っていたのだ。
5ユニットの前半のパフォーマンスが終わったあと、ステージには6人のバーチャルシンガーがサプライズで登場!
▲『千本桜』(初音ミク&鏡音リン&鏡音レン&巡音ルカ&MEIKO&KAITO)。
冒頭、各ユニットの歌を聞いた6人は声を合わせて、
「私も歌いたい!」
と宣言し、おなじみ『千本桜』を披露したのであった。
ここから、ライブは後半戦に。まず登場したのは、ワンダショの面々だ。
▲『テレキャスタービーボーイ』(ワンダーランズ×ショウタイム&鏡音レン)。
▲『にっこり^^調査隊のテーマ』(ワンダーランズ×ショウタイム&初音ミク)。
ワンダショは前半のMCを引っ張って、「『ペガサス団』最終試験を行う!」と宣言。その内容は”このショーを最高に楽しむ”こととして、『テレキャスタービーボーイ』と『にっこり^^調査隊のテーマ』を歌い上げた。そして、パフォーマンスの最後はもちろん、みんな笑顔で……!!
「わんだほーい!」
続く後半2組目はモモジャンだ。
▲『天使のクローバー』(MORE MORE JUMP!&鏡音リン)。
▲『心予報』(MORE MORE JUMP!&初音ミク)。
アイドルらしく、疲れを感じさせない元気いっぱいのステージで、『天使のクローバー』と『心予報』を歌い切った。
そして、後半3組目はビビバスの4人!
▲『街』(Vivid BAD SQUAD&鏡音リン)。
▲『DAYBREAK FRONTLINE』(Vivid BAD SQUAD&初音ミク)。
ビビバスの後半のステージで印象的だったのが1曲目の『街』。MCではこの選曲について語られたんだけど、選んだのは白石杏ちゃんとのこと。その理由は、
「ビビッドストリートを好きになってほしい」
という願いで、今回はとくに強く願ってセトリに加えたとのことだった。
続いて登場したのはニーゴの4名だ。
▲『ビターチョコデコレーション』(25時、ナイトコードで。&初音ミク)。
▲『ロウワー』(25時、ナイトコードで。&MEIKO)。
ニーゴは後半のステージも、MEIKOとのやり取りを中心にステージを展開。シックな雰囲気はそのままに、『ビターチョコデコレーション』と『ロウワー』を観客に届けた。
そして、5ユニットの大トリを務めたのは……レオニの4人だ!
▲『ヒバナ -Reloaded-』(Leo/need&初音ミク)。
▲『ステラ』(Leo/need&初音ミク)。
“プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd – Will”を締めくくるべく登場したレオニの4人は、『ヒバナ』、そして『ステラ』という象徴的な2曲を奏でた。最後の曲を紹介するとき、一歌が、
「ステラ!」
と叫んだその瞬間、会場の熱気は最高潮に達した。
そして、ここからはアンコール。来場者からの拍手に導かれるように、初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOのバーチャル・シンガーがステージに登場すると、『プロセカ』1周年を記念して書き下ろされたアニバーサリーソング、『群青讃歌』を熱唱したのであった。
▲『群青讃歌』(初音ミク&鏡音リン&鏡音レン&巡音ルカ&MEIKO&KAITO)。
これにより会場の熱気はさらに高まり、それに背中を押されるようにステージ上には初音ミク、星乃一歌、花里みのり、小豆沢こはね、天馬司、宵崎奏が再登場!! 熱いアンコールを受けて、『プロセカ』の2周年アニバーサリーソング『Journey』を披露してくれたのである! その瞬間、キャラたちのコスチュームが光り、衣装チェンジが行われる演出も!
▲『Journey』(初音ミク&星乃一歌&花里みのり&小豆沢こはね&天馬司&宵崎奏)。
こうして、約2時間の夢のライブはフィナーレ……! 来場者すべてが秩序を重んじ、レギュレーションに則って声援を送っていた、ステキなひと時であった……!
●セットリスト 1 STAGE OF SEKAI 2 Calc. 3 モア!ジャンプ!モア! 4 ヴァンパイア 5 シネマ 6 ECHO 7 トンデモワンダーズ 8 踊れオーケストラ 9 悔やむと書いてミライ 10 フォニイ 11 千本桜 12 テレキャスタービーボーイ 13 にっこり^^調査隊のテーマ 14 天使のクローバー 15 心予報 16 街 17 DAYBREAK FRONTLINE 18 ビターチョコデコレーション 19 ロウワー 20 ヒバナ -Reloaded- 21 ステラ <アンコール> 23 Journey |
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ボカロPインタビュー連載 |
2周年『衣装カタログ』 |
1周年ボカロPインタビュー |
タイトル概要
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク
■対応OS:iOS/Android
■App Store URL:https://itunes.apple.com/app/id1489932710
■Google Play URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sega.pjsekai
■配信開始日:配信中(2020年9月30日(水)配信)
■価格:基本無料(アイテム課金あり)
■ジャンル:リズム&アドベンチャー
■メーカー:セガ/ Colorful Palette
■公式Twitter:https://twitter.com/pj_sekai