機械の別荘と言えば……
たっちー先生のとみおか島でも暮らしているメカダチョウのヘルツに、
“メカニカルなロボット工場”
↑こちらをコンセプトにした別荘を建ててあげることになった……と、前回の記事で書いた。
この“機械”とか“メカ”をテーマにした別荘って、“海”、“メルヘン”、“カフェ”なんていうありきたりなコンセプトと比べるとかなりレアなんじゃないかと思う。リゾート島の浜辺でそういった要求フキダシを出しているどうぶつって滅多にいないので、俺もこれまでに工場みたいな別荘を建てたことって……。
……。
…………あ。
……何かを忘れているような。
浜辺でスカウトしたお客さんではなく、もっと身近の……! 超仲のいいどうぶつのためにそのような難題にトライした記憶が……ある!!!www あるぞ!!!ww 仲がいいどころか、ルナステラ島の永久住民のひとりであるちゃちゃまるのために、“電気じかけのドリームランド”というたいそうなデザインを施してやったではないか!!ww
↓こんな感じで!!
しかもちゃちゃまる邸って、上のスクショは最終形を撮影したものなんだけど、その前に、
最初に納品した↑こちらの状態がどうしても気に入らなくて、数時間後にリフォームという名の建て直し(苦笑)までした、思い出の1軒だったりするんだよなーww
でも、その甲斐あって、
メカメカ度がさらにアップした、油の臭いと機械音がかまびすしい、最悪に住みづらい別荘になったのでしたww いやあ、満足満足www
……という経験があったことを思い出したので、難題であることは間違いないんだけど俄然やる気が出てきたのでした。
さあ、まずはヘルツが求めるマストアイテムのチェックだ。
大きな箱を開けてみると……!
ロボットアームにベルトコンベアー、そしてブリキのロボットね^^ うんうんwww きっと、そんなのが入っているんだろうなと思っていたよww 想定内想定内。
これらに合わせて、環境音は当然ながら、
“工場”一択だな。もしもここで“ヒーリング”とか“宇宙”なんて選んだ日には、見た目と音の乖離が激しすぎて、ヘルツのネジが飛ぶかもしれん。環境音は重要なのだよ。
そして第一段階として、壁紙と床を張り替えてみた。じつは工場とかマシンルームを思わせるラインナップはけっこう充実しているので選り取り見取りだったりする。その中から俺は……!
“きばんのかべ”をメインに、アクセントウォールで“ロボのかべ”を選択。近未来SFっぽい雰囲気を醸し出すことに成功したのである(自画自賛)。
そして、工場っぽさを演出するために……!
ベルトコンベアーを張り巡らせるよねーーーwww
これ、さらにマストアイテムのロボットアームと組み合わせていくと……!
おおおお!!! オートメーションでナゾの部品を作り続ける工場みたいになってきた!!!w この状態だと入り口が半分塞がれているのでアレだけど(アレってなんだ)、いい感じになってきたのではないでしょうか!!w
こういうの見ると、思い出すんだよねぇ~……。学生時代に初めてやった工場でのアルバイトのことを……。以前、この連載でも書いたと思うんだけど、そのバイトではベルトコンベアーに張り付くライン工のひとりになって、アウアウと開閉しているロボットアームの小さな口に、数時間ぶっ続けで妙なコードを、
「パク……! はい、パク……ッ!」
ひたすら食わせ続ける作業をやっていたんだよな。でも、5秒間隔くらいで延々と同じことをくり返していると脳ミソがゲシュタルト崩壊を起こしてきて、たびたび、
(いま俺は……何の作業をしていたんだっけな……??)
と、マジの混乱を来たしていた。こういう、とてつもない集中を要求される仕事は、俺のようなボンクラには絶対に無理だと確信した18歳の夏……。
そんな、若き日の記憶をまざまざと思い出しつつ、さらにレイアウトを進めていく。この空間にピッタリな、
サーバーと工具棚を設置したら、
機械の電源をポチポチと、手作業で押していくかどまん君w これ、スクショだとわからないんだけど、電源を入れた瞬間にロボットアームが、
「うぃーん。うぃぃぃぃーん!」
とリアルに動き出すので、ロボットアームをお持ちの方はぜひ電源を入れてみてほしいわw
というわけで、ベースはできたな。
あとは細かな装飾を施していけば……ヘルツもナットクの工場が完成しそうだ!!
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸2年以上、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年10月24日の様子は↓こちらです。
この時期、オリオン座流星群だろうか。ルナステラ島に、流れ星が落ちた日。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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