【角満のエルデンリングプレイ日記71】ローレッタとの熱き戦い(2)

指折りの名勝負

 カーリアの城館の奥地で見つけた、泉と椅子で形作られた異様な空間--。

 「な、ナニここ……! 珍百景やん……!」

 場違いな感嘆の言葉を漏らしていた俺の目の前に、ユラリと現れた幽鬼のような存在……!

 「あ……!」

 胃の腑から突き上げてくる、猛烈なイヤな予感……((゚Д゚;))

 武器を構えろ……! 盾で身を隠せ……ッ!!!

 心の声が、必死にそう叫んでいる。

 油断したら、一瞬でやられてしまうのがわかる。こいつは紛れもなく……危険な相手だよな!!!

 そう、俺の前に立ち塞がったのは……ッ!!!

 「親衛騎士ローレッタでたぁぁぁあああ!!!!」

 というわけで、前回の続きとなりますw

 ご覧の通りローレッタは生身の肉体ではなく、魂だか情念だか知らないけど、実体を伴わない影のような姿で俺に襲い掛かってきた。その神秘的なたたずまいを見て、

 「わぁ。キレイだなぁ^^

 と呆けていられたのは0.2秒くらいのことで、その後すぐに前述の通りの圧倒的な恐怖に心を支配されてしまった。

 なので、思わず……!

 「うわぁぁぁあああ!!!((゚Д゚;)) くくく、くんな!!! こっちくんな亡霊野郎め!!!((゚Д゚;))

 ビビりのあまり、赤獅子の炎、連続暴発^^;;;

 子どものころ、アクションゲームで遊んでいて苦労の末にボス戦に到着するも、慌てふためいて必殺技のボタンを大連打して一瞬で切り札を使い果たし、けっきょく成す術がなくなって、

 ((((;´゚Д゚)))あ……。う……

 自分が絶命するまでただ茫然と立ち尽くしていた……なんて時代を思い出してしまったわ(苦笑)。

 上のスクショにある通り、無駄撃ちした赤獅子の炎は速攻で発射できなくなり、けっきょくは……((゚Д゚;))

 いやぁぁぁああああ!!!!>< またボス戦を初見クリアーできなかったよぉぉぉおおおお!!!www

 いつか実現したいと思っている“ボスを初見クリアー”の夢は、またしても持ち越しとなってしまったのでした……w

 そしてその後も、俺はローレッタに苦しめられ続けた。

 上のスクショでは、接近戦後に巨大な矛でぶった斬られて「YOU DIEDwwww」を見せられたわけだけど、その後のリベンジマッチでは、

 いままさに発射されんとす……ってところだけど、ローレッタから放たれる遠距離攻撃がウザくてウザくて、ひたすら翻弄されまくってしまったのである。

 それでも、どうにかこうにかヤツの体力を削って、

 「あああ、あと1発ッ!!! 赤獅子の炎が当たれば、きっと勝てるッッッ!!!!(フンガー)

 そう確信して攻め込んだものの……w

 ああああああ!!!! わかっちゃいたけど土壇場で慌ててしまって、攻撃が1ミリも当たらなかったよぉぉぉおおお!!!!www またイチからやり直しやぁぁぁあああ!!!!><

 毎度毎度、同じことをくり返している51歳なのであった……w

 けっきょく、ここで何度リベンジマッチをやったのかなぁ……w

 たぶん10回じゃきかないと思うんだけど、そんだけやってりゃ勝敗の天秤がこちらに傾くこともあってだな。

 先の遠距離攻撃を必死にかいくぐり、どうにか懐に潜り込んでの赤獅子の炎を当て続けた結果……!!!

 シュワワワワワワ~~~……!!!

 ああああ!!! つ、ついにローレッタが……!!!

 よっしゃああああ!!!www 一時はどうなることかと思ったけど、親衛騎士ローレッタ、ここに撃破ぁぁぁあああ!!!!

 そして俺の前に、またしても新たな土地へ続く道が拓けるのである。

 さあ、ここでは何が待つ!?

 続く。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ELDEN RING』公式サイト:
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