【角満のエルデンリングプレイ日記64】初めての“産まれ直し”

星砕きの大剣を使いたくて

 最強のデミゴッド、ラダーン将軍を苦労のすえに討伐し、念願の強武器、“星砕きの大剣”を手に入れた……と前回書いた。

 しかし、この大剣についている戦技“星呼び”を使おうとしても、

 「けぇぇええええ!!! ……え??」

 と、2本の剣をクワガタみたいに虚空に突き上げるだけで、ウンともスンとも言わねえ……((゚Д゚;)) その原因は言わずもがな……!!

 知力が10しかないアホの子で、星砕きの大剣を使うだけの偏差値に達していなかったぁぁぁああああ!!!!><

 ってことです((゚Д゚;))

 というわけで前回の続きになるけど、『エルデンリング』はありがたいことに、特定のアイテム(“雫の幼生”ね)を渡しさえすれば満月の女王レナラさんが“産まれ直し”をしてくれる。“産まれ直し”ってのはそのものズバリ“ステータスの振り直し”で、それまで脳筋一辺倒で筋力と持久力しか上げてこなかったこの俺も、知力だけが抜きん出た超天才にもなれるってことだ!!!ww

 とはいえ、ゲームも後半に差し掛かるって段階で、いきなり物理戦士から魔法使いになってしまう……ってのも、いささか節操がない気がする。

 とりあえず、星砕きの大剣が使えるだけの知力(15で大丈夫なのだ)をもらったら、あとはいつも通りの脳筋配布でまとめてしまえばいいやwww 知力を伸ばす分、若干筋肉が減るかもしれんけど、それは、

 いつもの狩り場に足繁く通って、ルーン稼ぎをすりゃいいかなとw

 てなわけで、やってしまいましたよ産まれ直しを!!

 ナゼかぐったりとしているレナラに話し掛けて……!

 説明を聞いたのちに、産まれ直し、決行!!!www

 すると……!!

 うおおおお……!!! 見ているだけで恐ろしい赤字の羅列……!!

 でも臆さずに、まずは知力を15まで上昇させて……!!

 おおお……!! もうこれだけで、脳に掛っていた霞が晴れていくような感覚が……!!w 勉強っていいなあ!!!w

 そして、残った数値は筋力、持久力、生命力を中心にテキトーに割り振り、初めての産まれ直しは完了した。これでようやく……星砕きの大剣が真の力を発揮するはずや!!!

 ではではさっそく、この剣の持つ奥義“星呼び”をやってみよう!!!

 まずは……ドンッ!!!

 お……!! ラダーンの攻撃を思わせる紫の光が……!!

 じつはこのとき、まわりの敵は星砕きの大剣に吸い寄せられて近距離まで接近している。そこで再度、コマンドを入力すると……!!! なんとなんと!!!

 ボババババババンッッッ!!!!

 !!!?!?!!?wwww デーーーーハーーーーッ!!!www

 すげえすげえ!!!www なんだよこの派手さは!!!! しかも見た目だけじゃなく、吸い寄せられた雑魚どもはほぼ一撃で消し飛んでいるので、威力も相当なものがあるぞ!!! これはいい!!! 気持ちいいぃぃぃいいい!!!www

 「がははははは!!!www これだよコレ!!! こういうの待ってた!!!!」

 そこからはもう、星呼びを使いまくりである。

 引き寄せてぇのぉ……!!!

 ボババババババババンッ!!!!www

 もういっちょ!!!

 ボババババンバンバンバカバン!!!www

 星呼びが炸裂した爆心地付近は、ぺんぺん草も残ってない--。

 ……いや、ウソ。そんなことはないんだけど、マジでザコを一掃するにはこれ以上の技はないんじゃないかと思ったね。強いし、かっこいい!!!

 「もう星砕きの大剣以外は、エンディングまでイラネーかもしれないな!!!www」

 星呼びを覚えた直後は、そう豪語してやまなかったんだけど……。しばらくすると……w

 ……ふっつーに、グレートソードか断胴の大鉈を装備して戦っていたんだけどな^^; いや確かに、ザコが多い場所だと星砕きの大剣1択なんだけど、ボスクラスの敵が出てきた場合は霜踏みや赤獅子の炎のほうが圧倒的に使いやすかったので、そっちにばかり頼ることに……^^;

 しかも。

 この直後、俺は赤獅子の炎と並んで旅の後半で頼りっきりになる“とてつもない戦技”を見つけることになるのである。

 続く。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

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