どっかで見たような……w
前回、やたらと幸運続きだった勢いを駆って、
シカのネルソンが希望する“ホテル的な非日常空間”をテーマにした別荘を作ってあげることになった……と書きました。
「なるほど……! ホテルか……!」
そのテーマを見て、思わずひとりごちる俺。
というのも、俺は古巣時代はゲーム業界の最前線で記者をしていたので、発表会や記者会見があると聞けば速攻で飛んで行って取材をする……という生活を15年以上も続けていた。海外出張も年に4、5回は行っていたので、いろんな国のさまざまな宿泊施設を体験してきているのである。そんな俺に“ホテル的な別荘”を所望してくるあたり……ネルソン、なかなか見る目があるではないか!!!w
ちなみに、あまたのホテル経験の中で俺がもっとも印象に残っているのは……20年近く前に行った、イギリスのリヴァプールにある宿泊施設だな。
当時はゲーム業界がかなりバブリーな時代だったので、我々記者もあまり宿泊費については考えずに、
「泊まれるならどこでもいいやwww」
という超テキトーな基準(基準になってないけどw)でホテル選びをしていた。
そんな状況下で選ばれたリヴァプールの宿泊施設は……なんと、宿泊者1名につき1棟が割り当てられたコテージのような部屋www しかも、調度品もクラシックかつ豪華絢爛で、フカフカのベッドにはお姫様が好んで使うような天蓋(!)が付いているというありさまで、そこに泊っている数日間は中世の貴族になったかのようなセレブな生活を楽しめたのだ。
……が、じつはリヴァプールに滞在していた期間、俺はナゼか39度の高熱を出してしまって、その天蓋ベッドとトイレだけを往復するという地獄を味わっていたんだけどな(苦笑)。それらもひっくるめて、忘れられない宿泊経験になっているのだw
って、話が大きく逸れた。
ホントは、いままで泊ってきた中で最悪の心霊ホテルのことも書きたかったんだけど(夏だしね)、それは……別の別荘を作ったときに書きたいと思う、ちょうどそういうことがテーマの別荘を作ったばかりなのでね(ニヤリ)。
でだ。
ネルソンが希望するのは“非日常空間”ってことなので、きっと旅先ならではのオシャレでラグジュアリーな部屋を作ってほしいのであろう。その証拠にマストアイテムも、
どこかイヤらしさすら感じるバスタブと、シティーホテルにありそうなダブルベッド……! こいつを効果的に配置したレイアウトにしなけりゃいけないってことだな。
そこで、
「高級感あふれるホテルの部屋と言ったら……やっぱり、壁や床はこんな感じだよなぁ……!」
脳に浮かんだイメージのまま、深く考えずに初期配置を作っていったんだけど、これって……((゚Д゚;))
……あれ? こんな部屋、どっかで見たことがあるような?? それも……ごくごく最近に、しかも何部屋も!!!www
「え? ええ!? こ、このデザインは……!!」
大いに焦りつつ、直近に作ったいくつかの別荘のスクショを漁っていったんだけど、そこには……!!
アントニオの夜景部屋……((゚Д゚;))
ドンチャンの、映画スター部屋……((゚Д゚;))
サブリナのプライベートシアター……((゚Д゚;))
そして、ルナステラ島のアポロ邸……って!!!!www シックな部屋を作るときに毎回毎回思うけど……俺の引き出し
少なすぎぃぃぃぃいいい!!!!www 夜景の壁紙と暗めの照明にすれば、どんなにテキトーでも決着がつくと思ってるぅぅぅうおおおおお!!!www
いやもうホントに、恥ずかしいまでのワンパターン……w これだったらアントニオの夜景部屋をルームスケッチで作っておいて、あとはコピペして使用すればいいんじゃ……((゚Д゚;))
とはいえ、それをやってしまうと記事で紹介する意味もなくなってしまうので、グッと堪えてワンパターンを打破するように努力します^^;
とりあえず、上で紹介したシック系の部屋から離れるために、壁紙や調度品で差別化しようとがんばってみた。
その結果が↓こちらの途中経過だ。
おお……! そんなに悪くないかも?? この調子でデザインを進めていけば、少なくとも夜景部屋亜種には見えないのでは……!
そう思いつつも、
「でもこれ……ラグジュアリーなホテルって言うより、結婚式場のロビーじゃね……??w」
なんてことを考えてしまったので、ここからガラリとデザインが変わる予感しかしない(苦笑)。
完成形は、次回公開!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年8月14日の様子は↓こちらです。
今年はまだ一度も見ていない、オウゴンオニクワガタ!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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