By まつがん
~前回までのあらすじ~
これはシン・デッドマンですね。撮影時に映画を見たばかりだったのでしょう。
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その名は、黎明の時代より英雄を象徴するものだった。
DM-01……デュエル・マスターズが産声をあげたのと同時に、《ボルシャック・ドラゴン》は生まれた。原作漫画の主人公、切札勝舞の切り札として、数多くの死闘をくぐり抜けてきた。
時代が移り変わっても、その名は常に戦乱の最前線で轟いていた。
《ボルシャック・大和・ドラゴン》。《ボルシャック・NEX》。《ボルシャック・クロス・NEX》。《ボルシャック・スーパーヒーロー》。強敵が現れるたびに新たな力を身につけ、戦場の希望であり続けた。
その威名は、現代においてもなお更新され続けている。
《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》。《ボルシャック・決闘・ドラゴン》。彼らの進化はとどまるところを知らない。
そして。
新たな時代、新たな戦乱の幕開けとともに、その名は単なる英雄というにとどまらないものとして、また別の概念をも取り込もうとしているように思える。
それでは紹介しよう。こちらが9月17日(土) に発売予定のゴッド・オブ・アビス第1弾「伝説の邪神」に収録される新カード、《暴竜爵の爪》だ!
「暴竜爵」とは一体……??? さて、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
環境で使用されている5マナのタマシードといえば《スロットンの心絵》や《バイナラドアの心絵》が想起されるが、これらはトリガー封じを食らいにくいという安定感をこそ頼られていた部分があり、S・トリガーとしての効果のバリエーションという観点から見ると、それほど目新しいというわけではなかった。
他方、能動的な効果を持つタマシードに着目すると、王来MAX第1弾の《ギュウジン丸の海幻》から最終弾の《スターマンの天海珠》にかけて、置き物としてそれ自体役割を持つ方向にシフトしてきており、そうした能力のバリエーションならば無数に考えられるところではある。
あるいは、もしあなたが「火の5マナのレアのタマシードを作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《暴竜爵の爪》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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