By まつがん
~前回までのあらすじ~
裏切り者の 名を受けて すべてを捨てて たたかう男
デドマンラップは 一発芸 デドマンデッキは 面白い
デドマンマッスルは 被り物 デドマンサンバは キレッキレ
バロムの力 身につけた デュエマのヒーロー
デッドマン デッドマン
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その少年は、覇王に憧れていた。
水文明の覇王、《深海の覇王 シャークウガ》。《覇王海賊船 キングシャーク》に乗り込み、広大な海を自在に渡るその姿が、少年の心を強くひきつけた。
覇王は闇文明に改造され、《堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造》に堕ちても、水文明を守るために戦った。
そうして力尽きた覇王との末期のやりとりを経て少年は、《次世代覇王 ググッピー》は、自らも覇王を目指すことを誓う。
時が経ち、《未来覇王 ググッピー》にまで成長したかつての少年は、覇王になるべく武者修行の旅を続けた。
各地を巡る旅の中で、水文明の歴史を示す史跡として《禁断の遺跡》を直接目にするなどして、様々なことを学んでいった。
ディスペクターが襲来した際には、《覇王への道》でテスタ・ロッサと共闘し、戦いの中で英雄としての資質を示した。
やがてレクスターズの力に目覚め、英雄の魂と共鳴し《ググッピー <鮫.Star>》にもなった。
そして、ついに。そのときが訪れる。
それでは紹介しよう。こちらが7月23日(土) に発売予定の「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」に収録される新カード、《真海の覇王 ググッピー》だ!
少年はいま、覇王となった。
さて、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
水文明の3コストのムートピアといえば、まずもって想起されるのはデッキの核となるようなシステムを形成する能力だろう。
《歩く賄賂 コバンザ》は、1コスト呪文を連打するタイプのデッキにおいて生き残ったらそのまま勝てるレベルの強力なドローエンジンとして重宝された。
《愛されし者 イルカイル》は、《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》などの登場時能力を持つクリーチャーの能力を毎ターン使い回せるカードとして稀有なスペックを持っている。
だがもちろん、水文明の3コストのムートピアが担える部分はそれだけにとどまらない。
《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》は「攻撃しながら特定のカードを探してくる」という一見両立しがたい命題を達成することが可能だし、《一番星 ザエッサ》は「タマシード」「フィールド」「クロスギア」など幅広いカードタイプとシナジーを持つ。
はたして、この中で覇王に相応しい能力とは一体何なのか?それとも、全く違う方向性の能力なのだろうか?
あるいは、もしあなたが「水文明で3コストのムートピア (ただし覇王) を作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《真海の覇王 ググッピー》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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