手に入ったのは
不思議な土地“四鐘楼”を探索して見つけた転送門を起動し、躊躇なく入ったその先に広がっていた景色は……!
“王を待つ礼拝堂”!!?
ここって、もしや……! 『エルデンリング』の世界に入ってきたその日に、最初に降り立った思い出の場所やんけぇぇぇえええ!!!
そうここ、言ってみればこの地に生を受けた“出生地”みたいなもの。俺になぞらえれば、群馬県甘楽郡下仁田町……ってことになろうか。
一瞬、
「確かに見覚えがある場所だけど……。ソックリなだけで、まったく別の土地に飛ばされているのでは??」
そんな疑念が頭をよぎったものの(ナゾ多き『エルデンリング』は信用ならないのだw)、見るものすべてが懐かしく感じる。
ちなみに、
↑現在。
↑プレイ初日。
なんだか、微妙に景色が違うのは……これはもしかして、初日と逆のほうから進んでいるからか!?? いやどちらにしても、この先にある広場で待っているのはきっと……!
初日に一瞬で屠り去られた、“接ぎ木の貴公子”なのではなかろうか!!?
接ぎ木の貴公子とは、もちろん↓このボスのこと。
このときはホントに何もできず、
「アレヨ!?」
「アレヨォォォォオオオオオ!!!!((゚Д゚;))」
とわめいているうちにトドメを刺され、地下の世界に落とされたんだよなぁ……w しかもこの接ぎ木の貴公子、ことあるごとに現れては、
巨大な盾と剣を装備した多数の腕をブン回して、再三俺に嫌がらせをしてきやがったんだよ……!!
でも、あれから俺は接ぎ木の貴公子以上の強敵と幾度となく激しいバトルをくり広げ、あのときよりも……! いや、昨日よりも遥かに強くなることに成功しているッ!! 初めて接ぎ木の貴公子と対峙したときには持っているはずもなかったグレートソードや、最強戦技“霜踏み”(※3月16日の話ですw)も装備してな……!!
「よし!! これは、神が俺にくれたチャンスだ! ここで接ぎ木の貴公子を圧倒して初日に刻み込まれた圧倒的敗北感を払拭し、その装備を奪い取って明日への糧にしてやるのじゃ!!!」
このとき、俺に“畏れ”という感情は1ミリもなかったと思う。
完全に、戦力は逆転しているという確固たる自信があったので、悪夢の霧をくぐるときも闘志に包み込まれていたよ。
「あのときの俺がそうされたように……1分もかけずに屠り去ってやるぜッ!!!」
こんなことを吠えながら、接ぎ木の貴公子の前に立ったのである。
そして--。
実際、あまりにも早く決着がつきすぎて、途中経過のスクショが1枚もないという!!!www
「あ!! いかん!!! 終わっちゃう!!!www」
と、慌ててスクショボタンを押したときには……((゚Д゚;))
ホントに終了しちゃった!!!www 1枚くらい見栄えのいい写真を撮っておかないと、記事編集とサムネ画像を作っているたっちー先生に怒られるってのに!!!www
まあでも、接ぎ木の貴公子よりも俺のほうが、ブッチギリで強くなったことは証明できたわw
しかも戦利品として、
“儀仗の直剣”と……!
あッ!!! ずっと欲しかった優秀で軽い大盾まで手に入れることができたーーー!!!w これによりしばらくのあいだ、この“獣紋の黄金盾”が老勇者の標準装備となるのであるw
↓こんな感じでねw
うっひょーーーー!!!ww かっちょいいいいい!!!!
さあ、これで装備は整ったぞ……。
となれば、ここは……!
「もうひとり、復讐しないといけないヤツがいるよなあ!!!www」
俺が向かった先は……次回の更新で!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/
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