俺の17万マイルよ……w
ルナステラ島の発展において、ヒノコと並ぶ功労者中の功労者、コグマのメープルが引っ越していったことに端を発する今回の離島ツアー。
「メープルの後任ともなれば……ナマナカなどうぶつで納得するわけにはいかぬッ!!!」
と、過去最高とも言うべき気合を込めて、前回の記事までになんと……離島で出会った延べ92名ものどうぶつをすべてお見せしてきた。
しかし、このシツコイまでの離島ツアーリポートをすべてお読みの方はわかると思うけど、ここまでの結果は……悲惨、惨劇、凶事、災厄、兇変、天変地異、中性脂肪、カタストロフィー、メタボリックシンドローム……等々、悲劇的な形容(ヘンなの混ざってるぞ)をすることを避けて通れない、惨憺たるモノになっているのである。
しかし--!!
絶望を背負った、93回目のフライト……!
この時点で、残すマイルりょこうけんはたったの2枚。これを費やしても納得のいくどうぶつに出会えなかったら、日雇いバイト(たぬきマイレージ+ねw)でマイルをかき集めるか、半年以上も『あつ森』を放置しているたっちー先生に泣きついてマイルりょこうけんを恵んでもらうしかないかもしれん……!><
「あああああ……>< こんなことになるんだったら、序盤に出会ったやよいで決定しちゃえばよかったかな……。でもやよいじゃ……俺的に、メープルを上回るどうぶつとは言えないんだよなぁ……!!!><」
93回目の離島に到着し、ロドリー機長の、
「グッドラック!」
を見た瞬間、俺はたっちー先生に、
「ひさびさに『あつ森』を起動してもらうことになるかもしれん……((゚Д゚;)) じゃないと……魔の深淵に飲み込まれてしまう……((゚Д゚;))」
と打電。
「もう、イヤな予感しかしねぇ……」
ネガティブな気持ちのまま、重い足取りで島の中央まで歩を進めたのであった。
でも……!
あまりのショックにスクショを撮り忘れてしまったんだけど、そこで待っていたどうぶつの後ろ姿を見たとき、俺は驚きのあまり、
「え!!!!!!!!」
という悲鳴を発したまま、しばらく動けなくなってしまったのである。
それが、もったいぶってモザイクを掛けて紹介した前回の記事のスクショなんだけどさw
はっきり言って、俺はこのどうぶつだけは(強調)今回の離島ツアーでは現れないものと確信していた。そう……400種を超える『あつ森』のどうぶつの中で、唯一この娘だけは、このツアーに出現するはずがなかったのだッ!!!
「え!!?!?! お、おま……(((( ;゚Д゚))) マジかよぉぉぉおおおお!!!wwww」
ショックを乗り越えた俺は、ただただひたすら笑っていたと思う。
この出会いをどう解釈していいのか、正直さっぱりわからない……。
もしかしたら彼女は……“メープルロス”のダメージ甚だしい俺の姿をどこかで見ていて、
「まったく、困った人ですね^^; やっぱり……ルナステラ島には私がいないと、ダメかもしれない……だベア^^」
こんなことを思って、再び俺の前に姿を現わしてくれたのかもしれん……!!!
そう、また会えたのだ。
涙のお別れをした、1日後に……w
17万マイルと、多大な時間を費やして離島ツアーをくり返した先で……!!
2年2ヵ月前の“あのとき”と同じように、↓このどうぶつを見つけてしまったのだよッ!!!!><
!!!!?!?!www こ、これは……!!!
ししし、新品メープルでたぁぁぁあああああ!!!!www
……って、いったいなんだったんだこの離島ツアーはッッッ!!!!!www
そうなんです……w
この土壇場で“フリダシに戻る”を出してしまったのか、メープルの後釜捜しでメープルを見つけるという、時空のねじ曲がったカオスなことをやってしまいましたわ……w
しかもこの新品メープル、言うことがヒドかった。
なんと……w
「最近、わたしが住んでる島での暮らしもちょっとマンネリ化してきちゃってて、飽きてきたところだったんです、だベア」
って……それ、ルナステラ島のことじゃねえか!!!!!www(怒) さんざんいっしょに暮してきた俺に言うセリフですかぁぁああああ!!?!?!www
とはいえこのメープル、すでに当局により記憶を抹消されているから、俺が誰なのかもわかっていないんだよな(泣)。それでもこうして現れてくれたのは……やっぱり前述の通り、絶望する俺を見かねて、
「あの人の前に行った瞬間、これまでの記憶は消えちゃうけど……またイチから思い出を作っていければいい! だベア!」
こんな想いがあったからではないだろうか……! だってメープルって……そういうどうぶつだったからさあ!!!><
このとき、すでに俺の心は固まっていた。
そもそも、メープルの引っ越しを許さなければ膨大なマイルも時間も浪費する必要はなかったので、このフリダシに戻るという結果はあまりにもあんまりな気もしたが……!
考えてみれば、メープルを超える人材探しでメープルが出てきてくれたのなら、それはメープル以上でもメープル以下でもないわけでそれは最終的にメープルの後釜がメープルになってくれたのならそいつはもうメープルが……って、俺は何を言っているんでしょうか??(((( ;゚Д゚)))
そう、俺は決断したのだ。
↓このようにな!!!
大功労者、メープルの後任は……メープルに決定じゃぁぁぁあああああ!!!!www
記憶を失っていても、故郷に戻れるということを予感したのか、
メープルも夢見心地……。多少の不安はあるみたいだけど、
キミはそのタヌキとも顔なじみなんだから、なんの心配もすることはないよ。けっきょく、またまた同じメンバーでの島運営になっちゃうけど……もうそれは、どうでもいいやあ!!!w
というわけで!!!
長く続いたメープルの後釜捜しは、
「メープル、電撃復帰!!!」
という、任天堂すら予期していなかったであろうアクロバティックな着地を見せたのでした!!!www
続く!!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年6月22日の様子は↓こちらです。
ももこから引っ越しの打診を受けていたらしいw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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