【ディアブロイモータルプレイ日記5】おっさんバーバリアンは、ワールウィンドで今日も回る

2022年06月07日 18:02

#『ディアブロイモータルプレイ日記』ディアブロの魔界地図 #ディアブロイモータル #ディアブロ #ゲーム #大塚角満 #連載

これぞバーバリアン！

　『ディアブロイモータル』は基本的に自由なゲームなので、1時間もさわりをプレイすれば、あとはプレイヤーのライフサイクルに合わせて好き勝手に遊べるようになる。

　よって、ちょっと街の外に出て青い敵（エリートクラスのモンスターね）を蹴散らしただけで……！

　↓このような……！

　おお！　“マジックアイテム”が落ち始めたぞ！！

　『ディアブロ』を元祖とするゲームジャンル“ハック＆スラッシュ”の醍醐味と言えるのが、こういったランダムでドロップする武器や防具、アクセサリーなんかを拾って、

　｢く……！　また粗大ゴミや……｣

　｢うお！！　このレベルにしては、夢のような性能！！｣

　なんて、その能力を見て一喜一憂することにある。

　この“一喜”に値するようになるのが、上のスクショにある青で表示された武具。これは前述の通り“マジックアイテム”と言って、基本性能のほかに何らかの追加要素（このマントだと“忍耐力＋2”）が付与されたものを指している。

　ちなみにもうちょっとゲームが進むと、

　↑このように黄色で表示される“レアアイテム”も手に入るようになる。これはご覧の通り、マジックアイテムよりも多い能力値の上積みのほか、何らかの魔法効果もプラスされているので、もしも手に入ったらそれまでの戦況をガラリと好転させるくらいの効果がある……かもしれないｗ　これよりも上に“レジェンダリー”という、名前の通り伝説級のアイテムも存在するが、それはそうそう簡単には手に入らないと思うので、しばらくは優秀なレアアイテムを求めてトレハンをすることになるんだろうなぁ……と、いま思っている次第であります。

　そして、よりいいアイテムを求めて戦闘をくり返しているとレベルが上がっていくのも当然な流れで、俺は先日ようやく、

　デタァァァアアア！！！ｗｗｗ　“バーバリアンの象徴”とも言えるスキル、“ワールウィンド”を覚えたぞ！！！

　コレコレｗｗ　これを待っていたんだよ。『ディアブロ II』でも『III』でも、バーバリアンを選んで遊ぶときは必ず、このワールウィンドを攻撃スキルの中心に据えて立ち回ってきたのだ。

　ワールウィンドはその説明に、

　“鋼の旋風となり、移動速度が70％低下する代わりに付近の敵すべてを攻撃し、51ダメージ（※ランク1のとき）を与える。ワールウィンド使用中は徐々にエネルギーが消費されるが、やめると回復する”

　とある通り、とにかくひたすら、

　ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙッ！！！

　と回り続けるのが特徴なのであるよ。

　これはもう、スクショを見てもらうのがイチバンだな。

　おじさん、↓こんな感じで回っております。

　ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙｗｗｗ

　小学生のとき、仲のいい友だち連中とジャレ合ったりしていると突然、

　｢喰らえッ！！　竜巻攻撃ッ！！！｣

　とか言って両手を広げた状態でグルグルと回り、付近の物体に無差別攻撃をしてくるヤツが必ずいた。この、バーバリアンのおっさんがやっている攻撃はまさにそれで、見ているだけでノスタルジックな気分にさせられる。あのころの回る友だちとの違いは、バーバリアンの場合は当たり判定が大きく、ランクが上がっていけばかなりの大ダメージが狙えること。回る友だちの腕にも当たり判定はあったが、あれはぶつかったらぶつかったで、

　｢痛って！！＞＜　こっちのが効いた！！＞＜｣

　ってんで、自爆攻撃の意味合いが強かったからな（苦笑）。やっぱり鍛えたバーバリアンのおっさんのワールウィンドとは、根本的に違ったんだなぁｗ

　そんなバーバリアン御用達のワールウィンドだが、いつまでもグルグルと回っていられるものではない。“使用中は徐々にエネルギーが消費される”と書かれている通り……！！

　｢わーっはっはっはっは！！！ｗｗｗ　グルグルグルッ！！ｗｗ　どうだどうだ！　近寄れないだろう！！！ｗｗｗ｣

　と、最初は調子よく回っていても……！

　｢わーっはっはっはっは！！！ｗ　はっはぁ……ｗ｣

　|;･`ω･)ｽﾝ

　わりとすぐに息切れを起こすので（50歳だしな、俺）、あまり過信してはいけない＾＾；

　それでも、ワールウィンドが頼りになるのは紛れもない事実で、

　こんな、ボス戦になっても……！！

　｢わーっはっはっはっは！！！ｗｗ　グルグルグル！！ｗｗｗ｣

　回転と休憩をくり返しながら、攻撃の柱として機能させることができるわ。

　でも、このボス……！

　ある程度削ると……！！

　でろんｗｗｗ

　！！！？！？

　｢キッシャァァァアアアア！！！｣

　これが最初の、真のボス戦かーーー！！！ｗｗｗ

　続く！

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。