連載31回!
ピクニック気分で上ってきた、湖のリエーニエの西側にある小さな陸地--。
祝福はあるし、立派な塔はあるし、そしてその向こうにはオヤオヤ^^ まるで黄金樹の子どものような立派な巨樹があるではないですか^^^^
じつは俺、いち時期“巨樹、巨木”を訪問することにハマっていて、地元の埼玉近郊にあるさまざまな巨樹の元を訪れて撮影していたことがある。
何枚かお見せしよう。↓こんな感じね。
いま思えばこの木々って……めっちゃ小黄金樹っぽいな!!!ww もしかしたら俺はいまから7年も8年も前から、この『エルデンリング』の世界で黄金樹の化身と対峙することを予感しながら、巨樹巡りをしていたのではなかろうか!!!(んなわけねーだろ)
そう、俺は期せずして、大好きな巨樹の眷属と戦わなければいけなくなってしまったのである。この……平和だとばかり思っていた美しい小島の上でな><
前回の記事でも触れたけど、この“黄金樹の化身”というボスキャラとは、のちのち世界のアチコチで遭遇し、血で血を洗う激闘を演じることになる。その第1弾……柔道の団体戦で言えば“先鋒”が湖のリエーニエの黄金樹の化身だったわけだけど……こいつがまあ強いのなんの……!!
ここで何度、リターンマッチをくり返したのか数えていないのでわからないんだけど、どう少なく見積もっても10回は、この場で三途の川を渡らされたと思うわ……(((( ;゚Д゚)))
↓ホラ……(((( ;゚Д゚)))
「YOU DIEDwww」
「YOU DIEDwwww」
「YOU DIEDwwwwww」
……って、俺やられすぎぃぃぃぃいいいい!!!><
いま思えばだけど、この湖のリエーニエの黄金樹の化身って間違いなく、
「くくく……w ヤツは数いる化身の中でも最弱……ww 我ら黄金樹の化身族の中ではヒヨッコに過ぎぬ……www 要するに、ザコwwww」
ってヤツで、こんなところで苦戦している場合じゃなかったんだけど、このシリーズとの対決は初めてだったもんだから、ヤツの行動パターンやモーションを頭に叩き込むまでの犠牲として、数多くの死を経験させられるハメになったんだよねぇ……><
で……w
けっきょくのところここでも、俺は“彼”もしくは“彼女”に頼らざるを得なかったんですわ……^^;
クラゲ~~~~ん……www
このあたりではまだまだ、霊クラゲの耐久力が通用したんだよねww 実際に俺は、
「困ったときはクラゲ君!!! クラゲ君に任せればなんとかなるから!!!><」
↑これを“最後の砦”と考えて立ち回っていたと思う。……ま、その1週間後くらいには霊クラゲ程度ではまったく通じない世界に突入することになって、
「あわわわわわ(((( ;゚Д゚))) おおお、俺はいったいどうすればッ!!!!><」
と、絶望させられることになるんだけどな……w
でもこのときは、霊クラゲ君の活躍が目覚ましかったよ。
戦法として、まず黄金樹の化身の手前で霊クラゲ君を召喚し、俺はコソコソと腹ばいで迂回を敢行。俺と霊クラゲ君とで黄金樹の化身を挟み込む形を作り、一気呵成に攻め込むという必殺の陣形“挟撃”を完成させたのである!!
それでも、クリリン並みに技が豊富な黄金樹の化身にやられまくってしまったんだけど、
少しずつ挟撃の立ち回りが煮詰まってきて、この強敵を追い詰められるようになってきた……! こうなると、
「疲れたから、続きは明日!!www」
なんてことをすると、また立ち回りを煮詰めることから始めなくてはいけなくなるので(1年ぶりのスキーと同じだなw)、休まずトライ&エラーをくり返す!!!
その結果……! ついについに!!!
ブッシャアアアア!!!!
必殺の致命の一撃が黄金樹の化身の脳天に突き刺さるッ!!!
これにより……ようやく……!!!
「!!!!!!!!!!」
やったぁぁぁああああああ!!! 俺がこの地の、最強の勇者だぁぁぁぁああああ!!!www
やっとのことで黄金樹の化身を倒した俺は、貴重なキーアイテム、
“青色の結晶雫”、“破裂した結晶雫”を手に入れたんだけど、ぶっちゃけ、
「……え?? 武器は??? 黄金樹の化身が持ってたでっかい槌みたいなヤツをもらえるんじゃなかったの????」
拍子抜け感のほうが強ったのでした^^;
黄金樹の化身の武器を手に入れるのは……それから3週間後くらいのことだったかなぁw
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/
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