By まつがん
~前回までのあらすじ~
妄想構築録ではデッドマンにやって欲しい動きや踊って欲しいダンスをハッシュタグ「#デュエマ妄想構築録」で随時募集しています (ネタ切れとも言う)。
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デュエル・マスターズというカードゲームの進化の歴史は、それすなわち加速の歴史でもある。
以前までならどんなに頑張っても5ターン目にしかできなかった行動も、《メンデルスゾーン》を使えば4ターン目に実現したりする。はじめは3ターン目の《機神装甲ヴァルボーグ》から殴り始めていたのに、気づけば《我我我ガイアール・ブランド》は3ターン目にして過剰打点込みで人を殺してくる。
新しいカードは、多かれ少なかれ古いカードのスペックを凌駕する。
では、そうした加速の行き着く先はどこにあるのだろうか?
加速を続ける王来MAXのタマシードと進化クリーチャー……その到達点には、どのようなデュエル・マスターズが広がっているのだろうか。
それを知るには、カードデザインから推測するほかない。ウィザーズのR&Dが何を加速させ、デュエル・マスターズをどこに導こうとしているのか。
新しいカードの能力から少しずつ糸を、意図を紐解いていくしかないのだ。
それでは紹介しよう。こちらが6月に発売予定の商品に収録される新カード、《U・S・A・AIDORU》だ!
一見すごく普通のビートジョッキーだが……???
さて、例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
ビートジョッキーで4マナといえば、様々な角度の能力を持ったカードが存在している。
光り物には打点を横に伸ばしながら相手の小型を処理できる《DROROOON・バックラスター》が存在する一方で、相手のクリーチャーへの殴り返しという限られたシチュエーションにおいて絶大なパフォーマンスを発揮する《ドープ”DBL”ボーダー》もいる。
ただ光り物ではないスピードアタッカー持ちに限定すると、これまではやや癖の強いものが多かったかもしれない。
《バイクロ・チュリス》はシールド追加を戦略にしたデッキにしか刺さらないし、《フット”FNT”ジスタ/火の玉ドライシュート》も強力な反面デッキの構造をかなり限定する能力を持っていた。
さて、そこにきてこの王来MAXにて満を持して登場する《U・S・A・AIDORU》は、はたしてどのような方向性の能力を持っているのだろうか。
あるいは、もしあなたが「火の4マナのレアのビートジョッキーでスピードアタッカー持ちを作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか?そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《U・S・A・AIDORU》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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