デフォルメロボからティラノサウルスへ。力強さとかっこよさを備えたエヴォビースト「E-REX-S1 E-レックス」先行レビュー

「M.S.G モデリングサポートグッズ」を使って改造

今回の改造では、「ハンドユニット ノーマルハンド2020」と合わせた武装の取り回しを紹介。

これまで紹介してきた「EVR-01A ジェットン」と「E-REX-S1 E-レックス」は専用の持ち手となっており、「M.S.G モデリングサポートグッズ」の武器を持たせることが難しい。近接戦闘用の武器などは特に手に持たせて振るった姿がカッコいい。

それを実現できるのが、「ハンドユニット ノーマルハンド2020」だ。

本キットは「フレームアームズ」にも使用されているハンドパーツで、握り手や平手、武器の持ち手など様々な表情をつけることができる。

しかし、デフォルメロボの「エヴォロイド」だとサイズ感がチグハグになるのではないかと感じるだろう。実際に「E-REX-S1 E-レックス」の手と、「ハンドユニット ノーマルハンド2020」の武器の持ち手を比較。

大きさを比較すると一回りほどサイズ差がある。

しかし、「E-REX-S1 E-レックス」に差し替えてみると違和感がほとんどないサイズ感となっており、ポーズを取ってみても、ビシッと決まる。

ここから武装を持った状態を見てみよう。今回使用するのは、「ヘヴィウェポンユニット20 龍装具〈アギト〉」と「ヘヴィウェポンユニット21 龍装具〈リュウビ〉」。

▲ヘヴィウェポンユニット20 龍装具〈アギト〉
▲ヘヴィウェポンユニット21 龍装具〈リュウビ〉

それぞれ近接戦闘に特化した武装に加え、「ヘヴィウェポンユニット20 龍装具〈アギト〉」は龍機砲(ドラゴンキャノン)、「「ヘヴィウェポンユニット21 龍装具〈リュウビ〉」では長龍刀(ドラゴングレイブ)と迫力ある大型武器が収録されている。

「E-レックス」が持つとどれも大ぶりの武器となり、存在感を発揮。中でも龍機砲(ドラゴンキャノン)、長龍刀(ドラゴングレイブ)は「E-レックス」のサイズを超えるため、ロマン溢れるポージングが可能。

「E-レックス」よりも大きな武器を持った状態でも、安定したポージングが可能。「ノーマルハンド」の手首可動もあって、より幅広いアクションが楽しめる。

さらに、これら武装を「E-レックス」用の武器というイメージで塗装してみた。メタリックレッドを基調として、ゴールドとシルバーで武闘派に仕上げた。

また、ティラノサウルス形態でも武装が可能。ジョイント部分の多さ、そして、背中に回った腕パーツが武器を持つことで様々な表情づけが楽しめる。

次のページでは今回の改造を使った「妄想ショートストーリー」を公開。

商品概要
E-REX-S1 E-レックス
■発売月:2021年12月
■価格:2,860円(税込)
■スケール:NON
■製品サイズ:全高:82mm
■製品仕様:プラモデル
■パーツ数:51~200
■詳細:https://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000004206/
■予約・購入ページ:

※本レビューでは、テストショットキットを使用しております。実際の商品とは異なります。
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