世界中で愛されてるポケモンがハリウッドで初の実写映画化!2019年5月に公開予定だ!ニンテンドー3DS用ソフト『名探偵ピカチュウ』を原作とするこの映画。先日公開されたPVでは、可愛い姿と裏腹にしぶい名探偵ピカチュウの声や、毛並みまでリアルなポケモンたちの姿が話題となっている。まずはそのPVをチェック!
まだまだ謎に包まれているこの映画だが、コロコロ編集部員のイマムー軍曹がとある情報をゲットした…!なんと、監督のロブ・レターマンさんと、ピカチュウの相棒・ティム役を演じるジャスティス・スミスさんが日本にやってきているというのだ。そんなの会いにいくしかない!お二人の居場所を特定したイマムー軍曹は、部屋の扉をそっと開ける。今日ばかりは軍曹から名探偵に転身だ!ゆけ!名探偵イマムー!
扉の向こうにお二人を発見!さっそく名探偵イマムーの調査開始だ!まずはコロコロ流のご挨拶から!
※今回イマムー軍曹はお2人のオーラに影響されて、洋画吹き替えの様な喋り方になっています。ご了承ください。
イマムー:コロにちは!コロばんは!コロコロコミックのイマムー軍曹だ!よろしく!
二人:コロニチワ!コロバンワ!
イマムー:(やってくれた!!!!!)
ジャスティスはポケモン金銀からの大ファン!!推しは「ワニノコ」!?
イマムー:二人はこの映画に関わる前からポケモンのことは知ってたのかい?
ロブ:子供達と一緒に楽しんでいたよ。12歳の息子と10歳の娘がいるんだけど、二人ともポケモンが大好きで、家でアニメを全部見たり、おもちゃやゲームを買ってあげたり…正直ポケモンには今までたくさんお金を使ってるんだ!この映画のオファーが電話できた時には、子供たちが私の言葉を後ろで聞いて、飛び跳ねて一緒に喜んでくれたよ。
ジャスティス:僕は小さい頃からポケモンの大ファンだよ!初めてやったゲームがゲームボーイカラーの『ポケットモンスター 金』だったんだ。それからずっと大好き。
イマムー:そうなんだ!それならオファーがきたときはすごく嬉しかったんじゃない?
ジャスティス:もちろん!実はポケモンの映画の出演が決まったと電話があったとき、NYのレストランで一人で食事をしているところだったんだ。心の中では大騒ぎさ!でもレストランで一人だったから我慢しなくちゃいけなかった。冷静なふりして荷物を持って、すぐに店を出たよ。そこからはNYの大通りを叫びながら爆走して大喜び!本当に嬉しかったよ。
イマムー:ハハ!それはとっても愉快だ!ちなみに一番好きなポケモンは?
ジャスティス:一番?選べない!うーん、ワニノコかな。最初にやったゲームに出てきたから愛着があるんだ。ゲンガーとかフシギダネとかも好き。でもやっぱり相棒はピカチュウだから、一番を選ぶならピカチュウだ!
ロブ:映画に出てくるポケモンには今回の映画の撮影でたくさん時間をかけたからみんなに愛情を持ってるけど、一番を選ぶならコダックだ。なぜなら私とすごく似ているから!いろんなことで悩んだり混乱したりして、最後には頭が爆発してしまうところなんか、すごく親近感があるよ。
イマムー:ロブにもそんな一面があるんだね!
恐竜とポケモンの違い!?
イマムー:ジャスティスは『ジュラシック・ワールド/炎の王国』で恐竜と共演していたけど、今回はポケモンと共演してみてどうだった?
ジャスティス:恐竜よりポケモンの方が大変だったよ。なぜなら、恐竜が相手なら僕は逃げ回って叫べばいいだけだからね!それに比べてポケモンとはコミュニケーションをとらなきゃいけない。ピカチュウと対話して関係を築くのはすごく難しかったよ!でも、ロブが1週間のリハーサル期間をくれたんだ。名探偵ピカチュウの声優を担当したライアン・レイノルズと一緒に、ティムとピカチュウの関係について密にリハーサルすることができて、とても効果的だったよ!
イマムー:どんな1週間だったんだい?
ロブ:ライアンとジャスティスと一緒にロサンゼルスやロンドンの各地でどんな動きをするか確認してまわったんだ。でも途中でライアンは帰らないといけなくて、そこからはパペットを持った男性スタッフと3人で。さらにはその男性もいない時があって、そうなるともうジャスティス一人。想像の中のCGと演技をする必要があったんだけど、ジャスティスはピカチュウがどんな動きをして何を言うか全部覚えていて、一人でも完璧な演技をしてくれたよ!
イマムー:CGとの演技は想像力が必要なんだね!ジャスティスすごい!
ロブ:その通り!PVにも出ているバリヤードとの撮影風景はとってもシュールだったよ。ロンドンで凍えそうなほど寒い日にコンクリートの上、ジャスティスと照明ランプと椅子しかないんだ。そこで想像のバリヤードと想像のピカチュウを相手に演技するのは本当に大変だったと思うけど、そこでもジャスティスは見事な演技を見せてくれたよ!
イマムー:ゲーム作品のポケモンを、CGを駆使して実写化するのって、かなり挑戦的だと思うんだけどどうだい?
ジャスティス:確かにロブはチャレンジ精神に溢れているよね!
ロブ:このオファーを受けたときは本当にワクワクしたよ!これだけ愛されてきたポケモン達を実写化したらどうなるんだろうって。ただ、正直に言うと、「実写化」という挑戦的な部分に惹かれただけじゃなくて、ストーリーの裏にあるヒューマンドラマに親和性を感じてこの仕事を受けたんだ。人の繋がりや命、人生というものを反映している人々の気持ちを動かすようなストーリーを、この映画でも見せたいと思った。ジャスティスのおかげでそれがうまく映画で表現できたと思っているよ!
イマムー:感動できるところもポイントなんだね!他にも映画の見どころを教えてほしい!
ロブ:まず一つは「どんな人にもセカンドチャンスが与えられる」というテーマがある。やり直しがきくってことだ。もう一つは「進化」。みんな知ってる通りポケモンは進化するんだけど、今回はポケモンと人間が調和している世界の中で、人間もポケモンと一緒に進化を遂げていく。ポケモンによって人間の良いところが引き出されていくんだ。ティムは初めは消極的で、渋々ピカチュウとパートナーになるんだけど、二人の関係がどんどん変化してティムの良い部分が引き出されていくのが、物語の大きな見どころのひとつだよ。
【後編へ続く】
後編は、12月15日にアップ予定だ!
なんと後編では最古にして最長の連載をしているポケモンまんが!コロコロコミックで大人気連載中の穴久保幸作先生の『ポケットモンスター』のコミックスを2人にプレゼントしたぞ!果たして2人の反応は……?
『ギエピー!!!!』となるのか!? ご期待ください!!