『ファイナルファンタジーVII リメイク』発売に寄せて


 

ついに発売!!

本日4月10日は……そう!! スクウェア・エニックスのプレイステーション4用ソフト『ファイナルファンタジーVII リメイク』の発売日!!
 
いやぁ……ついに来ましたな!! 新型コロナウイルス禍でどうしても沈み込みがちな日々が続いているけど、ちょっとでもそれを忘れさせてくれる、“非日常感”を最高に演出した稀代のコンテンツの発売が!!
 
以前、当サイトの連載コラム“大塚角満のゲームを語る”の第10回目でも『ファイナルファンタジーVII リメイク』のことを書かせてもらったが、

【大塚角満のゲームを語る】第10回 『FFVII』は、やっぱり『FFVII』だった!!

 
あれは初代プレイステーションで発売された『FFVII』の思い出話と、『リメイク』の体験版について綴ったもの。今回はついに……『ファイナルファンタジーVII リメイク』の製品版について書けるのだ!!
 

 
というわけで、連載コラムがあるにも関わらず辛抱たまらなくなって、“緊急寄稿”という形でコラムを書かせていただくことになった次第である。
 

『FFVII』とは

とはいえ、製品版を買ってきたのはついさっきの話。
 

 
10分ほど前にパッケージを開け、「さあやるじょー!!><」とウレションしそうな勢いで始めようとしたら、
 
「ハードディスクの容量が55ギガほど足らないよ」
 
とのメッセージが出て、いまアレコレとデータを削っているところである。……どんだけ容量デカいんだこのゲーム!!!www なのでゲームの内容そのものに切り込むのは、別のコラムに譲りたいと思う。
 
『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、1997年に初代プレイステーションで発売された伝説的なRPG、『ファイナルファンタジーVII』の初リメイク作品である。
 
『ドラゴンクエスト』シリーズと並んで“国民的RPG”と称される『ファイナルファンタジー』シリーズの中にあって、その知名度、ゲーム業界に及ぼした影響力、コンテンツのパワー……どれをとってもズバ抜けているのは『FFVII』だ……ってことは、議論を待たない事実であろう。
 
もしもあのとき、プライステーションで『FFVII』が発売されなかったら。
 
『FFVII』が、別のプラットフォーム用に作られていたら。
 
そもそも……『FFVII』が、存在しなかったら--。
 
いったい何度、記者たちの酒飲み話のテーマとして語られただろう。いくら真剣に話し合ったところでパラレルワールドにでも行かない限りは結果なんてわからないのだが、決着として出される結論はいつも、判を押したように同じだった。
 
「ゲーム業界は……いまとはまったく違ったものになっていた」
 
本当に、凄かったのだ。あのときの『FFVII』は。
 

イベントにも行きまくった!

そんな『FFVII』が23年の時を経てリメイクされるとなれば、業界を挙げて盛り上がるのは当たり前のこと。我が編集部も、
 
「プレイステーションの『FFVII』、当時わしは6周した!! ありとあらゆるグッズも買ってな!! クラウド最高ぉぉぉおおお!!!」
 
と豪語する同僚のたっちーが音頭を取り、発売前から実施されていた『FFVII』のイベントに足繁く通うことになった。
 
現在は新型コロナウイルスの影響でどこも休業となってしまっているのだが、
 

 
東京スカイツリーで4月22日まで実施予定だったコラボイベント“SKYTREE in MIDGAR(スカイツリーインミッドガル)”や、秋葉原の『FINAL FANTASY VII REMAKE』カフェなどなど。どこもクオリティーの高い展示品やコラボメニューを楽しめたので、1日も早く新型コロナウイルス禍が収まり、イベントが再開することを願ってやまない。
 

時空を超えた名優たち

そして、先ほど。
 
ようやくデータのインストールが終わり、ゲームの序盤をプレイしている。
 

 
まだまだ体験版で遊んだシーンだけど……やっぱり、この世界観は最高だ。
 

 
クラウド、ティファ、エアリス、バレット、そして、セフィロス--。
 
23年の時空を超えてやってきた、歴史を変えし名優たち。現代の技術で甦った彼らの活躍を、最後まで見届けようと思う。
 

大塚角満(おおつか・かどまん)

1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

作品概要
『FINAL FANTASY VII REMAKE』
■スクウェア・エニックス
■発売日:2020年4月10日
■価格:パッケージ版:8980円+税
■ダウンロード版:8980円+税
■パッケージ&フィギュアセット:3万3980円+税
■公式サイト:http://www.jp.square-enix.com/ffvii_remake/

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