第3回「ナワバリマッチ実践」
イカ道場 師匠のSIGUMAだ!
今回は今までの移動、射撃の内容を踏まえてついにナワバリバトルに挑戦! 意外と知らないバトルの基本を教えるぞ!!
■…その前に試合前の準備
実戦に出る前にブキを選ぼう! たくさんのブキがあるのでその中から好きなブキを選んで良い。迷ったらまずはシューターを使ってみよう! シューターの使い方に慣れれば、その応用で他のブキも使いこなすことができるぞ。具体的にはスプラシューターやN-ZAP85(黒ザップ)をオススメする。一度試しうちをして感覚を掴んでおこう!
試しうちをしたらいよいよナワバリバトルへレッツゴーだ! ナワバリバトルは3分間のバトルだが、試合の時間帯によって動き方が違う。どの時間帯にどのように動くかを教えていこう!
■バトルスタートから30秒ぐらい
ゲームがスタートするとまず考えるべきは、ステージ中央に向かうか、自分の陣地を塗るか。正解は自分のブキによってちがう。
攻撃重視のブキなら早めにステージ中央でバトルに、塗り重視のブキであればある程度自陣を塗るところからはじめることをオススメするぞ。ブキによっては攻撃も塗りもバランスよくできるブキもあるので、自分の使っているブキがどのような特性を持っているのか判断してスタートの動き方を考えてみよう。
ローラー系、ブラスター系
N-ZAP、パブロ
ステージ中央に進む場合はインクを前方に塗りながらイカ移動で素早く進んでいこう。中央では相手プレイヤーとバトルすることになるので、先に戦いやすい場所を確保して先制攻撃をするか、インクに潜伏して相手の動きを見てから動くかを選択しよう。
自分の陣地を塗る場合は適当に塗らずに塗り残しがないようにキレイに塗ってみよう。塗り残しが多くなると、最後に少しの差で負けてすごく悔しい思いをするぞ。自陣を塗ってスペシャルウェポンが溜まってから前線に向かうようにしよう。また、ゲームの途中でも塗っていない場所に気づいたら、他人に任せるのではなく早めに自分で塗るようにしよう。
■試合中盤(0:30ぐらいから2:30ぐらい)
試合が半分過ぎるとステージの大半が塗られ本格的なぶつかり合いがはじまる。
試合中のポイントとして一人で動かずに、なるべく仲間と一緒に動くことを考えてみよう。仲間を信頼して一緒に動くことでお互いに助け合いの関係になり、やられずに相手を倒せることが増えるはずだ! 優秀なプレイヤーは個人で上手いだけでなく、仲間との連携力が非常に高い。仲間を信頼できることも上級者の証と言えるぞ。
相手にやられてしまった時はリスポーンする前にXを押してマップを開こう。マップを見ることで味方の戦っている場所や相手に塗られている場所がわかるぞ。マップを見ながらリスポーン後に自分がどこに向かうかを考えておこう。
注意点としては、リスポーンした後すぐに味方にスーパージャンプをしないことだ。
前線にいる味方の近くにはかなりの確率で相手が待っている。そこにスーパージャンプをしてしまうと着地点で待ち伏せされ簡単にやられてしまい、リスポーンからやり直すことになってしまう。初心者はこれを繰り返して無駄にやられてしまい時間を使ってしまうのだ。あせらずにインクに潜りながら前線に向かうようにしてみよう。
■試合終盤 残り30秒!!
そしてナワバリマッチでは残り30秒からが最も大事な時間帯だ! どれだけ有利な状況でも残り30秒から人数差が生まれれば大逆転も可能だ。ここではやられないことが特に大事だ。最後までインクを塗り続けよう!
これを実践できればナワバリマッチの勝率は必ず上がるはずなので頑張ってほしい!
ちなみに私SIGUMAも第4回スプラトゥーン甲子園にYOUNG☆MAN(ヤングマン)というチームで出場する予定だ。優勝を目指して日々鍛錬を積んでいるので大会で見かけたら応援を頼む!!
<第4回につづく>
SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。