第34回「超転生ヤマタノオロチ」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は実装されたばかりの「超転生ヤマタノオロチ」を大特集!!
7年以上の歴史を誇るパズドラには、そのときどきで流行りのパーティーや最強の編成、はたまた特異な戦術といった、いわゆる“トレンド”の波があった。
そして今回紹介する“ヤマタノオロチ”こそ、パズドラの歴史において最初の“特異戦術”を生んだ張本人(?)であり、
「パズドラって、こんなこともできるんだ!!」
「なんて奥が深いゲームなんだ!!」
と世に思わせた、ある意味“功労者”とも言えるモンスターなのであります。
ヤマタノオロチの存在から生まれた戦術とはもちろん、あの“ゾンビパ”である。
そのリーダースキル“ド根性”の効果である、“HPが0になる攻撃を受けてもふんばることがある”を利用して作られたこの戦術は、当時の最強ボスモンスター“ヘラ”を倒せずに悶絶していた多くのユーザーに、歓喜と成功をもたらしてくれたのである。
ド根性では、HPが50%以上残っていさえすれば、本来は即死の攻撃を受けてもHPが“1”残り、生き残ることができる。これを利用し、オロチの相方にはアマテラスなどの自動回復のキャラを付けて、ターン終了ごとにHPをきっちり回復できれば、どんなに強力な攻撃を受けてもゲームオーバーになることはなかった。コレのおかげで筆者は初めてヘラを倒すことができたので、ヤマタノオロチは決して忘れることができないモンスターなのである。
ちなみに、このゾンビパが猛威を振るい出したことが関係した……かどうかはわからないが、2012年8月にテクニカルダンジョンが実装!
敵モンスターもスキルを使うようになったおかげで、ゾンビパの活躍頻度は激減することになるのであった。
そして先日実装された、最新のヤマタノオロチがこれだ!
「暴圧」や「根性系LS」はそのままに、あらゆる性能がアップデートされた!
オロチファンのみなさん、久々に使ってみてはいかが…?
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
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