第33回 「超転生レイラン」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は実装されたばかりの「超転生レイラン」を大特集!!
続々と新たなヒーローが登場するパズドラ界ではあるが、忘れちゃならないのが“ベテランモンスターにも、再び光が当たる”という事実である。
多くのゲームやアプリが、
「このモンスター、かつては一世を風靡したけど、いまじゃ……弱すぎて使えねえwww」
となって、「ハイ終了!」で終わってしまうところを、パズドラはふんばる。
幾度となく究極進化や転生進化、そして超転生進化などを行い、現在のトレンドに合わせた姿で蘇って、ユーザーを喜ばせてくれるのである。
今回紹介する超転生レイランも、そんなモンスターのひとりである。
レイランが初めてパズドラに登場したのは、2013年6月28日。“朱雀の化身・レイラン”の名で、“四獣神シリーズ”の1体として導入されたものだ。同じ四獣神の仲間にラインナップされているのは、カリン(青龍)、メイメイ(玄武)、ハク(白虎)、そしてサクヤ(麒麟)。すべてがかわいらしい女子キャラで、かつ、当時としては出色の性能を誇っていたことから、四獣神シリーズは驚異的な人気を得ることになったのである。
シリーズとしての人気は、もしかしたらパズドラの歴史の中でも随一といってしまっていいかもしれない。
朱雀とは中国の伝説に登場する神獣で、南方の守護を担当している。翼を広げた鳳凰の姿で描かれることが多く、同一視されることも。ちなみに、名前にある“朱”とは“赤”のことなので、レイランが火属性であることはまさに“理にかなっている”と言えるのである。
大塚角満(おおつか・かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。 |
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