By まつがん
〜前回までのあらすじ〜
♪俺は東京生まれデュエマ育ち 弱そうな奴は大体勝てるもの無し
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
デッキ構築とは、無数に散らばる点と点を線で結ぶ作業だ。
であれば当然、あまり効率的でない箇所に線を引いてしまうこともある。
だが、それでも構わない。引いた線を消すことになったとしても、「ここに線を引いたらこうなる」という経験は失われないのだから。
その経験が類推を可能にし、やがてはより効率の良い2点を線で結ぶことができるようになる。
つまり非効率を作り続けるからこそ、より良い効率にたどり着くことができるのだ。
効率とは、挑戦という文脈があって初めて成り立つものである。
だから何より重要なのは、線を引くことを恐れないということなのだ。
さて、お待たせした。
「絶対王者!! デュエキングパック」の発売が2週間後に迫る中、デッドマンが新たに持ってきてくれたカード。それは……。
何と8月に発売するアルティメット・クロニクル・デッキ2019「必勝!! 闘将ブレードオーガ」に収録される新カード、《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー/ライブラ・シールド》だ!
要素盛りまくり。
光で7マナのドラゴンだから《ドラゴンズ・サイン》で出せる上に、ブロッカーだから《ヘブンズ・ゲート》でも出せる。さらにハンターなので《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》との相性ももちろん良い。
しかもそれだけではない。バトルゾーンに出た時に相手のクリーチャーを表向きの新しいシールドとしてシールドゾーンに送れることに加え、呪文側の《ライブラ・シールド》はお互い1枚ずつシールドを増やすという、どうあっても相手のシールドが増えるためにまさしく《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》のためにあるようなカードなのだ。
早速このカードを使ってデッキを作ってみることにしよう。
次回に続く!
ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。
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