【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×テルミが語る『NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2』への戦略~2~

トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!!
【あとばる×テルミ 第2回】

あとばる選手×テルミ選手が対談の第2回目。
 
今回はテルミ選手の所属するハイパービーム結成の経緯や、パブロを使う際に意識すべきことなどを聞いてみたぞ! パブロを使いたい人は必見だ!
 

あとばる
驚異的なエイム力を持つカリスマプレーヤー。「第2回スプラトゥーン甲子園」では、不利な状況から相手を次々と倒す神がかり的なプレーを連発し、優勝に大きく貢献。H3リールガンの名手としても知られ、彼の影響でH3リールガンを使い始めたプレーヤーも多いとか。おもな実績は「第2回スプラトゥーン甲子園」優勝、「第4回スプラトゥ-ン甲子園オンライン代表決定トーナメント」優勝など。チームLibalent Calamari(リバレントカラマリ)所属。
テルミ
驚異的なコントローラー捌きで魅せる、日本トップクラスのパブロ使い。これまで大会ではほとんど見かけなかったパブロを操り、『第4回スプラトゥーン甲子園』でも激戦となった予選を勝ち抜き、見事オンライン代表決定トーナメントに出場。一躍、その名を轟かせた。パブロの機動力を活かした変幻自在の立ち回りは相手にとってはまさに脅威。『NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2』でも、もっとも注目すべき選手のひとりとして名前が挙がるパブロのスペシャリストだ。

 

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ハイパービームはなんとなく雑に集まって結成された?

――テルミさんのハイパービームはどういう経緯で結成されたんですか?
テルミ:チームメイトのけいとぅーんが、Twitterで募集してたのになんとなく参加したのがきっかけで、他のメンバーもそれでなんとなく雑に集まった感じですね。
 
――雑にですか(笑)。もともとみなさんお知り合いだったんですか?
テルミ:いや、みんなほぼ初対面でしたね。
 
――なんとなく集まったら強い人が揃っていたと。そういえば、メンバーが全員若いですよね。テルミさんが一番年上で17歳で……。
テルミ:もう18歳になりました。
 
――そうなんですね。あとは13歳、13歳、16歳と中高生のチームですよね。練習はどのようにしてるんですか?
テルミ:一応、毎日集まってやろうとはなってるんですけど、みんなすぐふざけるんですよね。子どもだから(笑)。すぐ別のこととか始めたりするんですよ。
 
――それは『スプラトゥーン』はやるんだけど、練習中にふざけちゃう?
テルミ:そうですね。やるにはやるんですけど、途中でふざけたりとかありますね。真面目にやってるの自分だけですよ。
 
――なるほど。でも楽しい感じでやってるんですね。
テルミ:まあ、むしろ楽しいほうが強いまであるんですけどね。
 
――実際、それで甲子園オンライン大会の代表決定トーナメントに進んだり、NPBの代表に選ばれたりと結果が出てるわけですもんね。
テルミ:はい。ウチのチームは緊張するとすごく弱いんで、だらだらやるのが一番強いのかなって感じですね。
 
――あとばるさんはハイパービームというチームにはどういう印象がありますか?
あとばる:キッチリしてるというか、各々の役割というのがあると思うんですけど、それをしっかりこなしてくるチームだなと。これってすごい難しいことだと思うんですけど、テルミさんにしろ、けいとぅーんくんにしろ全員がエイムとかのスキルも兼ね備えているんで、こっちがミスすると負けるんですよね。
 あと、ミルクレープくんもチャージャーとしてはトップレベルの実力者じゃないですかね。たぶん、チャージャーの立ち回りとしては、ウチのぴょんよりしっかりしてると思います。ちゃんと抜いて位置を保持して、ハイパービームを撃って……ぴょんはたまに調子に乗って前出てやられるんですけど、ミルクレープ♪くんはそういうのがないので。
 


▲『スプラトゥーン2』のブキの中でもとくに扱いが難しいのがチャージャー。一流の実力者になるにはかなりの練習とセンスが必要だ。

 
――リスクのある行動をせず、堅実に仕事をこなしてくる印象?
あとばる:そうですね。だからカラマリで対戦していて、「これどうやって勝つんだ?」「これもう相手に動かれたら終わりだな」って話をずっとしてて。なので、甲子園のオンライン代表決定トーナメントのときも一番要注意の相手として見てました。
 
――実際には甲子園でふたりの対戦は実現しませんでしたけど、テルミさんたちはもしカラマリと試合になったらどんなふうに戦おうとかは考えてました?
テルミ:いや、とくには考えてなかったですね。とりあえずハイパープレッサーに合わせておけばなんとかなるくらいの考えだったんで。残り30秒くらいでハイパープレッサーを撃って、それでどうにかしようって。
 
――あとばるさんたちは、たとえばパブロに入り込まれたらこう対処しようとかは作戦を考えたりしてた?
あとばる:いや、明確な対処法というのが考えついてなくて、さっき言ったみたいに残り30秒で相手のハイパープレッサーで1枚落とされたところにパブロが抜けられたりしたら壊滅しちゃうんですよ。確実に。
 なので、「とりあえずパブロを抜けさせないようにしような」とは言ってたんですけど、具体的な対処法はなかったんですよね。チーム編成とかで抑えられるとかいう感じでもなかったですし、根性論というか精神論というか、とにかく「気を付けろ」としか言ってなかったですね(笑)。なので、本当に当たりたくなかったんですよ。
 


▲パブロは高い機動力が持ち味。敵陣に入り込んで相手をかき乱す戦いができるぞ。

 
――ちなみにNPBの大会では、みなさんユニフォームに背番号を付けてましたが、この数字はどうやって選んだんですか?
あとばる:自分たちは「2」「4」「3」「8」にしてるんですけど、これはチームメイトの西澤さんの名前からですね。みんなあまり思い入れるある数字というのがないので、だったら「2」「4」「3」「8」で揃えたらいいんじゃないの?って感じになりました(笑)。
 
テルミ:自分は「64」にしたんですけど、これは虫が好きだからですね。
 
――虫っていうのは昆虫全般が好き?
テルミ:大好きです。虫ってよく見ると可愛いですよ。
 
――とくに一番好きな昆虫ってあります?
テルミ:やっぱりクワガタが好きですね。近くの公園に探しにいったりとかもしてます。
 

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