【カブトクワガタ日記】第416回 実装! 対戦モード! 

これを待っていた……!

 SRネプチューンオオカブトの交配中だが、速報(?)が入ってきたのでそちらをお届けする。

 先ほど、いつものように『カブトクワガタ』を起動すると……!

 こ、この動きは……! 噂の大型アップデートが施されている真っ最中!!!

 そう、かねてより『カブトクワガタ』の公式Xがアナウンスしていたが、2024年7月21日にアップデートが施され、ガチファンが待ちに待っていた“対戦モード”が実装されたのである!! こ、これで……!! ムシ相撲の対戦相手が、タケル、ヒカリ、リサの“鉄の3名”から一気に拡大!!! ソフトを持っている者どうしがめぐり合えば(※オンラインは非対応なので、面と向かう必要あり)誰とでも対戦できると考えたら、その数は……!! 無限と言っても、決して間違いではない気がする!!

 というわけで、アプデが終わったのでさっそく中に入ってみよう。きっと、いろいろなところに手が加わってるに違いないぞ。

 すると……!!

 予想通り、タイトル画面から改良されている!! この段階で対戦モードの入り口が設けられていて、すぐにそっちに入っていくことができるわけだな!!

 なので迷わず、中央のタブにある“ともだちとあそぶ”を選択。その中では……!

 司会のおっさんが、対戦モードの説明をしてくれる。対戦の条件は、

・相手も『カブトクワガタ』のソフトを持っていること
・ローカル対戦のみなので、互いに近くにいること

 このふたつだけかな。このへん、じつにシンプルである。

 ここで気になるのが、真ん中の“さきにヒントをつくる”というタブだ。い、いったいこれは……??

 不思議に思いつつ、こいつを選択すると……!

 これは……要するに、対戦時に使うアバターの選択ってことかね??

 見ればそこにはいつものライバル3人だけでなく、つよしやまなつ君なんかもいる。気になるのは、いちばん左のムシショップの店員さんと隣の主人公母、そして説明をしている司会のおっさんなんだけど……もしかして彼らを選べば、本名が表示されるかもしれん!!!

 てなわけで、まずは店員から……!

 ……って、本名“店員”かい!! そのまんまかよ!!

 ちなみに、母ちゃんは……!

 お母さんwww こちらも、とくに捻りはナシ!!!

 となれば、当然のように司会は……!

 “司会”でした^^; こういったところで、奇を衒っても仕方ないってことだな。

 さて、ここから“ヒントの作成”になるんだけど、コレがどういったものかと言えば……!

 あーーー! そういうことか!!

 ムシ相撲大会にマメに参加している人は知っていると思うけど、トーナメントの対戦相手が戦いの前に「つぎはれいせいの虫でいくよ!」とかとかヒントを言うことがあるんだけど、それを対人戦用に自分で編集できるんだな!!

 実際、空いている枠を選ぶと……。

 おおおおwww しかも、『カブトクワガタ』名物である“全テキスト読み上げ”はコレにも対応していて、入力した文言でもしっかりと、独特の音声で読んでくれるwww いやあ、おもしろい!! なかなか凝っているな対戦モードは!!

 ヒントの制作に満足したら、つぎはいよいよ実践だ。

 進めていくと……!

 なるほどなるほど。自分か相手のどちらかが親機となって、対戦のベースになるわけね。えーっと、ここでは俺が親機になって……と。

 あとは、対戦相手を待つのみだ!!!

 ……。

 …………。

 …………って、いくら待ったところで子機の参戦がないのは、俺がいまひとりで『カブトクワガタ』を起動しているから^^; 近所でこのゲームを遊んでいる人、いないかなーーー!!! 誰か、俺の鍛え抜いたカブト&クワガタと対戦してくれよぉ……><

 べそべそと泣きそうになっていると……!!

 「どうやら、わしの出番のようやな」

 だ、誰かきた!?

 続く。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

(C)2023 小学館・うえむらひろし