ちょっと増やしときますか
前回、ついに激ムズ虫相撲大会の“タランティオン記念大会”を制し、特別なタランドゥスツヤクワガタをゲットした……と記事にした。
ぶっちゃけ、虫相撲は参加戦士の元気が減らないので、そのまま2勝目を目指すのもアリかなぁ~~~……と考えはした。そうすれば、冷静(青)戦士として活躍してくれているアクティオンゾウカブトの激レア色が賞品としてもらえるわけだしね。
でも、激ムズ虫相撲は1回やるだけでかなりの体力を消費するので(おじさん、50代だしね)、ここでひと息入れたいと思った。そしてどうせなら、つぎの大会をより楽にこなすために、
「戦力の増強を図るのがいいかな!!」
↑こう考えたとて、誰に責めることができようか。いや誰にも責められない。
となれば、ムシの繁殖である。
ひとまず、
村のよろず屋でテキトーに買い物をし、秘境の谷に戻って交配を始めることにした。
ターゲットとなるムシは……もちろん!!
ムッシャムッシャwww
シャキーーーン!!!
手に入れたばかりの、SRタランドゥスツヤクワガタ!! この“せあか”の激レア色を交配させ、あわよくば突然変異種も作って、つぎの虫相撲大会の戦士としてラインナップしようと考えたのである!!
その母体となるメスにもご飯を食べさせましたら……。
準備完了!!
もらったばかりのオスは、
まだまだ小さいので、交尾に迫力は感じられない。でも、以前タランドゥスツヤクワガタはちょっとだけ繁殖させたことがあったので、
そう、メスはすでに大きなサイズになっているのだ。なので生まれた卵は早くも花丸である。
ちなみに、この卵からは……!
やった!! オスだ!! 幸先ヨシ!!!
そして、誕生したのが……!
おお!! 236cmか!! 大会でもらったデフォルトムシが179cmだから、一気に最大サイズに近づいたってことだ!!
ここからは、この236cm君を種ムシにできるぞ。
そこでさっそく、
2匹目の子どもを産ませたところ……!
おおおお!! 今度もオス!!!
その大きさは……!
……って2cmも縮んだやんwww
まあでも、これは最大サイズを目指す上の過渡期。ちとしばらく、タランドゥスツヤクワガタの繁殖を進めたいと思います。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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