厳しい戦い
SSRコーカサスオオカブトの突然変異種を目指した繁殖に疲れ、
「気分転換しないと、やってられねえ……!」
ってことで、またもや激ムズ相撲大会の“コーカマン記念大会”に参戦してきたときの様子を記事にしている。
そして前回は、
1回戦で女帝・リサと激突し、若干手を抜いたタランドゥスツヤクワガタを完膚なきまでに叩きのめされ、
「キミの負け!!!www」
ってことで、超あっさりと先鋒戦を落としてしまったところまで綴っている。
これなぁ……!
先日参加したときに、わりと簡単に優勝できてしまったがゆえの油断……満身のなせる業でさぁ。ついつい、
「俺はこの異世界で、地上最強のムシ使いになった!!ww」
と勘違いしてしまったからこそ、ナメたムシを出して鉄槌を食らわされたんだよねぇ……。総合的に見たらこれまでの戦績って、
1勝20敗
くらいで、ホントにたまたま、前回のみ優勝しただけだったのに……。
けっきょく、このリサとの戦いで思い知らされたのは、
“リサ、タケル、ヒカリ、プレイヤーにさしたる差はない”
という現実だった気がする。
先鋒戦を取られたのち、俺は、
「もうミスれないッッ!!!!」
ってんで、
リサのコーカサスオオカブトに性格勝負で勝てる冷静(青)のユダイクスミヤマクワガタを出したんだけどさ。これに関しては、
コーカサスオオカブトは先鋒戦のダメージを引きずっているので(これはホントにいい設定だと思う)、性格勝負の勝利と合わせると……!
こちらがフルパワーで殴っただけで……!
「勝負アリッ!!!」
となりまして……!
「キミの勝ち!!!」
よし!! 1本取り返すことができたぞ!!!
これにて、1回戦は3本目に突入するわけだけど、やはり先鋒戦を獲ったほうが圧倒的有利なのはどんな勝負でも同じようで……。
リサめ……! こっちが冷静(青)のユダイクスミヤマクワガタなのを見て、性格勝負で勝てる調和(緑)のブルマイスターツヤクワガタを出してきやがった!!!
果たして、勝負の行方は……?
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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