泥仕合、再開w
いい加減、オウゴンオニクワガタの繁殖に飽きたので(きっぱり)、谷のよろず屋の地下室から脱することに決めた。
だって……!!
いっくら交配しても、突然変異種が生まれないんだもの!!!>< ひらすら虚無の境地で同じ作業をくり返している時間がもったいねえ!!!(怒)
ってことで、さすがに見切りをつけることにしたのだ。
……というところまで、前回の記事で書いた。
その続きは……もちろん、“激ムズ!ついか虫記念大会”にリベンジするしかない!!
でも、その前にやることがある。自分の弱点である動体視力の衰えを補うために、技“すばやさアップ”を持つオウゴンオニクワガタを量産していたわけだけど、それに付随して……!
そのほかにも戦士となり得るネプチューンオオカブトとケンタウルスオオカブトにもご飯を与え、強さを満タンにしておく。ホントはオスだけでも30匹以上いるオウゴンオニクワガタのみでゴリ押ししたいんだけど、虫相撲大会は一度使ったムシは同一の大会で再利用できないので、ラインナップを整えておく必要があるのだ。
ではでは、さっそく虫相撲大会の会場へ……と思ったんだけど、
間違えて町の広場へやってきてしまった^^; すると、最大のライバルであるタケルがのこのことやってきて、
「かどまんさん! サインください!!」
なんて白々しくのたまうではないですか!!!
こ、こいつ……! 激ムズ大会で俺をボコボコにしているくせに……!! あああ、明らかに俺を見下してッ!!! ババ、バカにしようとこんなことを言ってきてるに違いない!!!><(ひがみ)
と、拗らせ中年ここに全開……って感じのやさぐれたセリフをぶっ放しつつ、今度はキチンと……!
ここだここww 虫相撲大会の土俵はここですよ!!
激ムズ大会に、再び参戦してやるぜ!!!
気になる1回戦のお相手は……!
タケルじゃねえかwww は、腹立つ……! こいつ、これを見越してなれなれしく接近してきやがったんだな!!(怒)
そんな、タケルとの先鋒戦。俺が出したのは……!
さっそく出陣!! 無数にいるオウゴンオニクワガタ!! こいつで華々しく先勝してやるぜ!!
そして始まった先鋒戦。
タケルがくり出したヘルクレスヘルクレスのリッキーブルーとの戦力差は……!
うっは……。まったくナシ……。ってことは……!
互いにフルパワーで殴り合ってると、いつまでも決着がつかない感じだけど……?
そう……!
ここから、見るもゲッソリ、やるもゲッソリな泥仕合が始まるのであった。
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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