【カブトクワガタ日記】第207回 ネプチューンオオカブトとは!?

かっこいいんです

 コロコロコミック12月号の付録として付いてくる、『カブトクワガタ』のスペシャルコードの中身は……! 連日お伝えしている通り!!

 ネプチューンオオカブト!!

 デフォルトで入っていてもおかしくないほどの威容、実力、知名度を誇る大型のカブトムシを、まさか雑誌の付録で付けてしまうとは……! その外連味はさすが、元コロコロコミックの編集長である和田さんプロデュースという感じであろうか。

 でまあ、前回、前々回と、スペシャルコードの入力方法からゲットする段階までを事細かに記事にしてきたわけですがね。

 皆さん、無事にダウンロードできたと判断して、いよいよこのネプチューンオオカブトの“真実”に迫りたいと思う。

 ……と、大袈裟に書いているけど、

 「せっかくなので、あらゆる方向から眺めてみますかねえ」

 という程度のことなので、肩ひじ張らずに読んでいただければ幸いですw

 ネプチューンオオカブトのオスは、↓これがもっともベストな“イケてる角度”な気がする。

 おおおおお……! やっぱりかっちょいいなこのムシは……!!

 ネプチューンオオカブトは、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科・カブトムシ亜科・カブトムシ族・ヘルクレスオオカブト属に分類されていることからもわかる通り、世界最大のカブトムシであるヘルクレスオオカブトの仲間である。そのサイズは、ヘルクレスオオカブトに次ぐ堂々の第2位!! オスに至っては最大で165mmにもなる。あの巨大なコーカサスオオカブトでも最大で135mmくらいらしいので、いかにネプチューンオオカブトが立派なのかがよくわかるというものだ。

 最大の特徴は、その角。細長く伸びた頭角、胸角は体長の半分ほどにもなり、わっさわっさと生えたオレンジ色の毛もじつに印象深い。なんとなく、屈強で男らしい男子の象徴のひとつに胸毛があると思うけど(※個人的見解です)、なんとなく、それを思わせる男臭さを感じる。名前にある“ネプチューン”はローマ神話に登場する海神ネプチューンが由来だが(ギリシア神話で言うところのポセイドンね)、その神様も男らしいイメージがあるので、じつにピッタリなのである。

 そんなネプチューンオオカブトは、コロンビアやベネズエラに延びるアンデス山脈の熱帯雨林に生息している。こう見えて戦闘を好まないおとなしい性格らしく、ひっそりと暮らしているらしいのだが、いざとなるとヘルクレスオオカブトを筆頭とする世界最強レベルのカブトムシと互角以上に渡り合うらしい……とwikiに書いてあったので(オイ)、実際は非常に強いのだろう。

 そんなネプチューンオオカブトを、いろいろな角度から見てみよう。

 やっぱり、この4本の角がすげえなぁ……! 白亜紀を生きた角竜みたいで、めちゃくちゃかっこいいんだけど……! こんなのがそこらの木に引っ付いている、アンデス山脈の環境っていったい……w 見る人が見たら、宝の山じゃねえか……w

 ちなみに。

 簡単な解説は『カブトクワガタ』内にある図鑑NEOのタブを押すとみることができる。

 この、ただの昆虫ゲームじゃないよ……ってところが、いかにも小学館が作ったゲームって感じ。非常に好感度が高い。

 さて、そんなネプチューンオオカブトを、ただただ鑑賞しているだけではもったいないので……! さっそく!!

 むっしゃむっしゃwww

 むっしゃむっしゃむっしゃwww

 オス、メスともにご飯を食わせてぇの……!!

 お腹がいっぱいになりましたら……!! やることは、ただひとつ!!!

 ゆっさゆっさwwww

 ネプチューンオオカブトの、交配スタートだぁぁぁあああ!!!

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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