壁を破れ……!
前回、締切約5時間前に、
コーカサスオオカブトの全長MAXコンテストが実施されていることをアナウンスさせてもらいましたがね(※すでに募集は終わっております!)。
これまで全長MAXコンテストは、『カブトクワガタ』のソフトにデフォルトで実装されているムシたちがその対象であった。ゆえに、コンテストへの参加者は数万規模に及び(いや知らないけど)、ひしめくライバルを押しのけて上位進出するのは至難の業だったんだよな……!
でも、今回は6月15日に発売されたばかりのダウンロードコンテンツ第1弾、コーカサスオオカブトがその対象である。ふつうに考えて、このタイミングでコンテストに参戦しようと考える猛者は、通常ムシのそれと比べて半分程度にはなっているのではなかろうか……!!
てなわけで、俺もコーカサスオオカブトの全長MAXコンテストに参戦することを決定!! さっそく最大サイズを目指しての交配を始めることにしたのだ。
とはいえ、すでに俺は、
全長342cmという怪物クラスのコーカサスオオカブトを生み出している。これならバキですら歯が立たないに違いない(意味不明)。
もしかすると、不意に生まれた神の気まぐれみたいなこのサイズが最大の可能性もある。となると、根を詰めて交配を繰り返すのもバカらしくなってしまうけど……??
しかし、ここで歩みを止めてしまったらこのプレイ日記も終わってしまう。こんなにあっさりと最大サイズが生まれるような設計を、あの植村さんがしているわけもないだろうし……!
「もう1歩先に進むぞ……!」
俺はあてのない旅に出ることにした。“この先の1cm”が、きっとあると信じて(かっこいいな)。
てなわけで、まずは342cm君の相方にするメスに、
むっしゃむっしゃwww
伝説のエサを与えて元気を満タンにしてもらう。
そして、ムラムラにヤル気になっている2匹を選択し……!
必殺の……ッ!!!
ゆっさゆっさwwwww
さあこれで、準備は万端だ!!!
角満メソッドに則ったエサやりを実践し……!
生まれてきたのは……!
お。メスか。いいねいいね。ここで1cmでも大きなメスを作ることができれば、先の世界が見えるかもしれないぞ。
すると……! 誕生したのは……!
!!!! 229cm!!! これまでのメスより1cm大きい、よりデカい卵を生み出せるポテンシャルを秘めた新鋭が生まれたぞぉぉおおお!!ww
よっしゃよっしゃ。ここからは229cmちゃんを母体にして交配をしていこう。
ゆっさゆっさwwwww
からの~~~!!
おし!! オスができた!!!
そのサイズは……!!!
……って、341cmかい!!!>< やっぱりこのへんが壁になっているんだなーーー!!!
さて、後先考えずに高いエサを使って交配をしているとすぐに資金が底を突いてきてしまうものでね。
ここで俺は仕方なく、
作ったばかりのコーカサスオオカブトはもちろん、
5倍買取の対象になっていたアトラスオオカブトも売却!! ていうかアトラス、オスでも45000円かよ!! ちとコーカサスオオカブトはやめて、アトラスオオカブトの量産に入ろうかなあwww
……本末転倒なことを言いつつも、まだまだコーカサスオオカブトの最大チャレンジは続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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