すんげえイベントでした……!
そのイベントとブースの存在に気付いたのは、我が角満事務所のスタッフにして、『あつ森』日記ではおなじみのたっちー先生であった。
6月のある日……!
「なあなあ。6月10日、11日に東京ビッグサイトで行われるイベント、知ってる??」
その週末はゲーム関連の催しやイベントが目白押しで、両日ともすでに取材で出かけることが決まっていた。
俺、「ん?」と思いながらたっちー先生に返した。
「ビッグサイト? その週に行くのって、横浜とかだったよね??」
するとたっちー先生、「そうなんやけどさ……」と若干言い淀みつつ、不思議そうな声色で↓こんなことを言ったのだ。
「なんか、コロコロコミックの盛大なイベントがビッグサイトで行われるらしいで!! しかも……! 当然のように、『カブトクワガタ』の体験コーナーも作られるらしいぞ!!!ww」
……って、知らなかったぁぁぁあああ!!!www そんなんあるなら、早く言ってよぉん!!!
そうなのです。
ここで『カブトクワガタ』の公式的なプレイ日記を連載していながら、直前まで“コロコロ魂フェスティバル”が開催されることを知らなかったというね……。
慌ててググったり、Twitterをチェックすると(マスコミの人間もやることはいっしょなのだw)、そこには……!!
『カブトクワガタ』の公式アカウントがつぶやいてた!!ww もうブースの設営が終わっていて、「この土日、みんなに会えるのを楽しみにしてるぞ!」だって!!
コロコロ魂フェスティバルの公式サイトに飛んでみても……!
しっかりと『カブトクワガタ』の出展情報が出ていた!!ww あっぶね!!! たっちー先生が気づかなければ完全にスルーするところだったわ!!(苦笑)
というわけで。
急ではあったけどなんとか予定をやりくりして、会期2日目の6月11日に東京ビッグサイトに突撃してきた。
コロコロ魂フェスティバルは、伝統の展示会“東京おもちゃショー”との併催イベントで、もうこの時点で6月10日、11日の東京ビッグサイトが新しいもの好きの少年少女にとって聖地と化すのがわかりきっていたというものw 東京おもちゃショーの公式サイトにも、以下のようなあおりの文章が載っていたわ。
「「おもちゃの楽しさ」を体感するには、たくさんのおもちゃに触れるのが一番! 見て、触って、楽しめる体験教室やステージショーがいっぱいあるのが一般公開の大きな魅力です。今回は初の試みとしてゲームとホビーの最強フェス「コロコロ魂フェスティバル」との併催となり、さらに盛りだくさん!」
おおおお……!! 東京おもちゃショー側も、コロコロ魂フェスティバルに多大の期待を寄せていたのがよくわかるコメントだな。そして実際、この2日間はとんでもない人数の家族連れや少年少女でビッグサイトは埋め尽くされ、
「おもちゃショーとコロコロのコラボ、ヤバすぎる……!!((゚Д゚;))」
別の大手出版社出身の俺の震え上がらせたのである。
……ま、そのへんのことは次回の記事で書こう。
6月11日のお昼ごろ、元気あふれる少年少女に小突かれながらヨタヨタと東京ビッグサイトに到着すると……!!
……パッと見、混雑を感じさせない平和な空気を醸している。よしよし。なんだかんだ2日目だから、会場内も余裕の空間になっているのかな。
少しだけ安心しつつ、ビッグサイトの正面に展示されていた東京おもちゃショーの看板をパシャリ。
よく見ると……! その右上あたりに!!!
おおおお!!! さすが併催イベント!!! しっかりと目立つところにコロコロ魂フェスティバルのロゴが描かれているではないか!! いいねいいね!w テンション上がってくるね!!w
前述の通り、俺はもともとKADOKAWAの人間なので、それ以外の出版社やメディアが運営するイベントには入ったことがない。たっちー先生も同じなので、俺らは口々に、
「なんか……小学館のイベントに足を踏み入れるってだけで、独特の背徳感を感じるな……w」
なんて言い合う。ぶっちゃけ、ちょっとワクワクしていたのである。
そして、ビッグサイトの中に入っていくと……!
あ……((゚Д゚;))
この看板の後ろ、人の流れができているのがわかると思うけど、2日目のお昼過ぎだというのに入場待ちの行列ができてるんですけど……。
さらに、その先では……!!
うっは……!! なんか……とんでもない人気と人出になってるんじゃね!!?w ビックリしすぎて、手ブレしちまったよ!!ww
『カブトクワガタ』ブースにたどり着けないまま、次回に続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
(C)2023 小学館・うえむらひろし