By ZweiLance
コロコロオンライン読者の皆さん、こんにちは!最強の二本槍ことZweiLance (ツヴァイランス) だ。
さて今回のDMゼミでは、いよいよ発売するアビスロイヤル新デッキ『スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲』の注目ポイントに加え、先日デュエチューブにて開催された『殿堂ゼロ王決定戦』という企画の全登場デッキについて、解説していきたいと思う。
殿堂ゼロとは……「殿堂入り」「プレミアム殿堂入り」などの普段のデュエマでは使用を制限されるカードも、全て4枚採用できてしまうとんでもないルールなのだ!
最速1ターンキルもあれば、安定した事実上の2ターンキル、はたまた通常の殿堂レギュレーションではなかなか活躍できないような専用対策デッキなど、かなり面白い内容となっているので、ぜひチェックしてみて欲しい。
まずは新デッキ『スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲』についてだが、まず初めに、『闇単アビス』の直近大会成績は、全国トップクラスに良い。
唯一『サガループ』ばかりは若干苦手とするが、それ以外のデッキに関しては、持ち前のパワーと対応力で全く不利が付かない。その『サガループ』が対策カードの多さにより下火となったことで、今まさに『闇単アビス』の環境的な通りは「最高」なわけだ。
そんな『闇単アビス』を組むためには色々と強いアビスが必要なのだが、今回のデッキ、とにもかくにも再録が超豪華なのだ。
特に《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》と《ブルーム=プルーフ》に関しては、欲しかった人も多いのではないだろうか。
今となっては当たり前のように2枚収録されている《絶望と反魂と滅殺の決断》だって超豪華だし、イラストはジャシン様だし、『闇単アビス』でも必須パーツだ。
新規カードでいくと《ドアノッカ=ノアドッカ/「・・・開けるか?」》がかなり目を引く印象だ。
呪文面では《若き大長老 アプル》や《とこしえの超人》などの強力対策クリーチャーをテンポ良く破壊できる、クリーチャー面は《悪灯 トーチ=トートロット》や《撃髄医 スパイナー》などとの選択になるレベルで、強力なトリガークリーチャーと言えるだろう。
ちなみに筆者としては『サガループ』に採用する気満々だ。単純に闇を使うデッキとの相性が良過ぎるため、これは少なくとも8枚集める必要がありそうだ。。。
超絶お買い得、ここからデュエマを始めるにももってこいなので、ぜひチェックしてみて欲しい。
さて、ここからは『殿堂ゼロ王決定戦』で使用されたデッキについて、デッキタイプごとに見ていこう。
自然単オービーメイカー……使用者3名
まずは現殿堂ゼロ環境の鉄板デッキ、なんと最速2ターン目に《十番龍 オービーメイカー Par100》が着地し、強力なロック効果を持つシビルカウント5も達成してしまう、自然単オービーメイカーの紹介だ。
筆者も実際に選択したデッキで、殿堂アドバンスフォーマットの構築から大部分を流用できることもあり、殿堂ゼロ入門にはうってつけのデッキと言えるだろう。
『ZweiLance:自然単オービーメイカー』
《滅亡の起源 零無》 | |
4 | 《ベイB ジャック》 | 4 | 《ベイB セガーレ》 | 4 | 《とこしえの超人》 | 4 | 《ダンディ・ナスオ》 | 4 | 《ソイソイミー》 | 2 | 《樹占の風》 | 2 | 《S級原始 サンマッド》 | 4 | 《陰陽の舞》 | 4 | 《十番龍 オービーメイカー Par100》 | 4 | 《トレジャー・マップ》 | 4 | 《ガガガン・ジョーカーズ》 |
2 | 《アネモⅢ》 | 2 | 《スカップⅢ》 | 2 | 《ワイラビⅣ》 | 2 | 《ウォルナⅣ》 | 2 | 《愛魂憎男》 | 2 | 《威嚇するスマッシュ・ホーンα GR》 |
2 | 《蒼き覚醒 ドギラゴンX》 | 2 | 《魔導器プロテクト》 | 1 | 《時空の禁断 レッドゾーンX》 | 1 | 《時空の戦猫シンカイヤヌス》 | 1 | 《その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ》 | 1 | 《時空の探検家ジョン》 |
決定的な違いは《ベイB ジャック》の存在で、これによりバトルゾーンをマナのように扱えるため、《ダンディ・ナスオ》や《陰陽の舞》のようなカードを駆使して「無」からマナを発生させ、そのまま《十番龍 オービーメイカー Par100》着地に繋げることができる。
これらがわずか2〜3ターンでの出来事なのだが、「どうしたら効率良く盤面を作れるか?」というパズルのような要素が多くあり、ちょっとした脳トレとしても楽しめる。
『アーチー:自然単オービーメイカー』
《滅亡の起源 零無》 | |
4 | 《ベイB ジャック》 | 4 | 《ベイB セガーレ》 | 4 | 《とこしえの超人》 | 4 | 《ダンディ・ナスオ》 | 4 | 《ソイソイミー》 | 2 | 《樹占の風》 | 3 | 《S級原始 サンマッド》 | 3 | 《陰陽の舞》 | 4 | 《十番龍 オービーメイカー Par100》 | 4 | 《トレジャー・マップ》 | 4 | 《ガガガン・ジョーカーズ》 |
2 | 《アネモⅢ》 | 2 | 《スカップⅢ》 | 2 | 《ワイラビⅣ》 | 2 | 《ウォルナⅣ》 | 2 | 《シャギーⅡ》 | 2 | 《クリスマⅢ》 |
4 | 《時空の禁断 レッドゾーンX》 | 3 | 《蒼き覚醒 ドギラゴンX》 | 1 | 《超時空ストーム G・XX》 |
『flat-:自然単オービーメイカー』
《滅亡の起源 零無》 | |
4 | 《ベイB ジャック》 | 4 | 《ベイB セガーレ》 | 4 | 《とこしえの超人》 | 4 | 《ダンディ・ナスオ》 | 2 | 《最強虫 ナゾまる》 | 2 | 《桜風妖精ステップル》 | 2 | 《樹占の風》 | 3 | 《S級原始 サンマッド》 | 2 | 《雪精 ジャーベル》 | 3 | 《陰陽の舞》 | 4 | 《十番龍 オービーメイカー Par100》 | 4 | 《トレジャー・マップ》 | 2 | 《ガガガン・ジョーカーズ》 |
2 | 《アネモⅢ》 | 2 | 《スカップⅢ》 | 2 | 《ワイラビⅣ》 | 2 | 《ウォルナⅣ》 | 2 | 《王子》 | 2 | 《チュップⅡ》 |
特に殿堂ゼロならではの強さを誇るのが《樹占の風》の採用で、《ダンディ・ナスオ》や《陰陽の舞》を経由して墓地に落とすことで、フシギバースにより《滅亡の起源 零無》の《復活の儀》を達成できるだけでなく、自身が《ベイB ジャック》の効果でマナとなりながら、マナから《十番龍 オービーメイカー Par100》を回収できるという……。
まさにシナジーの塊といったようなデッキで、とにかく最強クラスのパワーと速度があるのだが、その反面で最終的にはシールドを5枚割って勝つデッキなので、《オリオティス・ジャッジ》や《護天!銀河MAX》のようなトリガーには苦戦を強いられることとなる。
とはいえ、それらすらを突破しうるだけの火力と、何より《零龍》によるゴリ押しがあるため、環境を定義するデッキと言って間違いないだろう。
ダーツデリート……使用者3名
最速先攻1キル。運ゲー、ここに極まる。
『フェアリー:ダーツデリート』
《禁断 ~封印されしX~》 | |
4 | 《暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発》 | 4 | 《ラッキー・ダーツ》 | 4 | 《ロジック・サークル》 | 4 | 《ホーガン・ブラスター》 | 4 | 《ポジトロン・サイン》 | 3 | 《ドレミ団の光魂Go!》 | 4 | 《超次元ロマノフ・ホール》 | 4 | 《超次元ガード・ホール》 | 4 | 《オールデリート》 | 4 | 《煌銀河最終形態 ギラングレイル》 |
2 | 《無限合体 ダンダルダBB》 | 2 | 《C.A.P. アアルカイト》 | 2 | 《”魔神轟怒”ブランド》 | 2 | 《愛魂憎男》 | 1 | 《ロッキーロック》 | 1 | 《Mt.富士山ックスMAX》 | 1 | 《The ジョラゴン・ガンマスター》 | 1 | 《The ジョギラゴン・アバレガン》 |
2 | 《時空の戦猫シンカイヤヌス》 | 2 | 《ヴォルグ・サンダー》 | 2 | 《超時空ストーム G・XX》 | 1 | 《時空の英雄アンタッチャブル》 | 1 | 《時空の支配者ディアボロス Z》 |
《ラッキー・ダーツ》から《オールデリート》や《煌銀河最終形態 ギラングレイル》に繋がればそのままゲームエンド。その他の呪文も《時空の支配者ディアボロス Z》から《超時空ストームG・XX》を踏み倒したりと、まさに狂気の理不尽デッキだ。
実際に大会では先攻1キルが発生してしまい、カードを何もプレイすることなく会場を後にする
『じゃきー:ダーツデリート』
《禁断 ~封印されしX~》 | |
4 | 《暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発》 | 4 | 《侵略開始!! にゃんこ軍団/にゃんこ砲発射!》 | 4 | 《ラッキー・ダーツ》 | 4 | 《ロジック・サークル》 | 4 | 《ホーガン・ブラスター》 | 4 | 《ポジトロン・サイン》 | 3 | 《ドレミ団の光魂Go!》 | 4 | 《超次元ガード・ホール》 | 4 | 《オールデリート》 | 4 | 《煌銀河最終形態 ギラングレイル》 |
2 | 《C.A.P. アアルカイト》 | 2 | 《”魔神轟怒”ブランド》 | 2 | 《愛魂憎男》 | 1 | 《パス・オクタン》 | 1 | 《全能ゼンノー》 | 1 | 《無限合体 ダンダルダBB》 | 1 | 《Mt.富士山ックスMAX》 | 1 | 《The ジョラゴン・ガンマスター》 | 1 | 《The ジョギラゴン・アバレガン》 |
3 | 《ヴォルグ・サンダー》 | 2 | 《超時空ストーム G・XX》 | 1 | 《時空の英雄アンタッチャブル》 | 1 | 《時空の戦猫シンカイヤヌス》 | 1 | 《時空の支配者ディアボロス Z》 |
特徴的なのはじゃきー選手の《侵略開始!! にゃんこ軍団/にゃんこ砲発射!》で、《ラッキー・ダーツ》で捲れるととんでもない巨大な猫の軍団が試合を終わらせるほか、同型戦などで特に重要となる《ヴォルグ・サンダー》の山札破壊対策ともなっている。
『おんそく:ダーツデリート』
《禁断 ~封印されしX~》 | |
4 | 《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》 | 4 | 《ラッキー・ダーツ》 | 4 | 《ロジック・サークル》 | 4 | 《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》 | 4 | 《転生プログラム》 | 3 | 《オリオティス・ジャッジ》 | 4 | 《ホーガン・ブラスター》 | 4 | 《超次元ガード・ホール》 | 4 | 《オールデリート》 | 4 | 《煌銀河最終形態 ギラングレイル》 |
2 | 《”魔神轟怒”ブランド》 | 2 | 《愛魂憎男》 | 1 | 《ジェイ-SHOCKER》 | 1 | 《ツタンメカーネン》 | 1 | 《無限合体 ダンダルダBB》 | 1 | 《ロッキーロック》 | 1 | 《C.A.P. アアルカイト》 | 1 | 《The ジョラゴン・ガンマスター》 | 1 | 《The ジョギラゴン・アバレガン》 | 1 | 《白皇世の意志 御嶺》 |
3 | 《ヴォルグ・サンダー》 | 2 | 《超時空ストーム G・XX》 | 1 | 《時空の英雄アンタッチャブル》 | 1 | 《時空の戦猫シンカイヤヌス》 | 1 | 《時空の支配者ディアボロス Z》 |
そしてこちらは一風変わったおんそく選手のリストで、『ダーツデリート』の要素はそのままに、独自のチューニングにより《転生プログラム》と《カリヤドネ》の即死ループまで搭載されている。この発想には脱帽だ。
ギャラクシールド……使用者2名
さてこれまで紹介したデッキを矛とするなら、こちらのデッキタイプは殿堂ゼロにおける最強の盾となる。
殿堂ゼロという環境を、そのカードパワーの高さを、信頼したがゆえに成立する最強のメタデッキこそが、この『ギャラクシールド』だ。
特に使用者が過半数を超える『自然単オービーメイカー』と『ダーツデリート』には、《凄惨なる牙 パラノーマル》や《希望のジョー星》、《DG-パルテノン ~龍の創り出される地~》といった強力なメタカードがモロに刺さり、じわりじわりと詰み盤面に追いやる、ある意味で全く殿堂ゼロらしくないデッキだ。
『ヤマダ:ギャラクシールド』
《禁断 ~封印されしX~》 | |
2 | 《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》 | 4 | 《緑知銀 ダッカル》 | 4 | 《「策略のエメラル」》 | 3 | 《光霊姫アレフティナ》 | 4 | 《凄惨なる牙 パラノーマル》 | 4 | 《「光魔の鎧」》 | 4 | 《「絶対の楯騎士」》 | 4 | 《「正義全帝」》 | 4 | 《ブレイン・ストーム》 | 4 | 《ヘブンズ・フォース》 | 4 | 《護天!銀河MAX》 | 4 | 《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》 | 4 | 《希望のジョー星》 |
2 | 《13番目の計画》 | 2 | 《蒼き覚醒 ドギラゴンX》 |
最終的には《「絶対の楯騎士」》や《「正義全帝」》に《ヒラメキ・プログラム》を使い、《水上第九院 シャコガイル》踏み倒しによるEX-WINを目指す。あるいは、《ヘブンズ・フォース》からの《光霊姫アレフティナ》も、より速効性がある勝ち方として、ヤマダ選手が採用している。
コンセプトがガチガチの受けなので、その他のビートデッキにも強く、遅めのデッキにはメタカードの連打により対応する。今回のぶっ飛んだレギュレーションに深みを出す、達人のデッキ選択と言えるだろう。
『ブライトン:ギャラクシールド』
《禁断 ~封印されしX~》 | |
4 | 《緑知銀 ダッカル》 | 4 | 《「策略のエメラル」》 | 4 | 《凄惨なる牙 パラノーマル》 | 3 | 《「光魔の鎧」》 | 4 | 《「絶対の楯騎士」》 | 4 | 《「正義全帝」》 | 2 | 《水上第九院 シャコガイル》 | 3 | 《シナプス・キューブ》 | 4 | 《ブレイン・ストーム》 | 4 | 《ヘブンズ・フォース》 | 3 | 《ヒラメキ・プログラム》 | 4 | 《護天!銀河MAX》 | 4 | 《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》 | 2 | 《希望のジョー星》 |
2 | 《ヨミジ 丁-二式》 | 2 | 《マリゴルドⅢ》 | 2 | 《全能ゼンノー》 | 2 | 《ロッキーロック》 | 2 | 《ポクタマたま》 | 2 | 《The ジョラゴン・ガンマスター》 |
2 | 《13番目の計画》 | 2 | 《ヴォルグ・サンダー》 | 1 | 《蒼き覚醒 ドギラゴンX》 | 1 | 《覚醒竜機ボルバルザークJr.》 | 1 | 《超時空ストーム G・XX》 | 1 | 《時空の支配者ディアボロス Z》 |
実際、大会当日は殿堂ゼロの王と呼ばれるブライトン選手が使用し、各種理不尽デッキを多彩なメタカードで乗り越えていった。
火単轟轟轟……使用者1名
カジュアる選手が使用したこちらの速攻デッキは、なんと「G・G・G」が16枚も採用されている。トップドロー好き過ぎだろ……!!
『カジュアる:火単轟轟轟』
《禁断 ~封印されしX~》 | |
4 | 《凶戦士ブレイズ・クロー》 | 4 | 《クミタテ・チュリス》 | 4 | 《爆鏡 チッタ》 | 4 | 《グレイト”S-駆”》 | 3 | 《パラソル・チュリス》 | 4 | 《ニクジール・ブッシャー》 | 4 | 《”逆悪襲”ブランド》 | 4 | 《”轟轟轟”ブランド》 | 4 | 《ドリル・スコール》 | 4 | 《”閃忍勝”威斬斗》 |
コンセプトは至ってシンプル。最速で《”轟轟轟”ブランド》を叩き付けて、走りきる。
その過程で挟める《ドリル・スコール》が非常に強力で、先攻であればマナ破壊による押しつけを、後攻であれば手札枚数の調整を行える。
一度でもブランドが走り出せばもう止まらない。強過ぎるトップデッキの超火力で他のデッキを圧倒する。
……一つ弱点なのが、本来メリットになるはずである相手の《滅亡の起源 零無》だ。手札を減らしたいデッキなのに、これでは逆に増えてしまい動けない。
JO退化……使用者1名
1年ほど前に活躍していたデッキなので、馴染みのある読者も多いかもしれない。
《禁断英雄 モモキングダムX》の進化元に置かれた《未来王龍 モモキングJO》を自爆、いわゆる退化させることで、最速3ターン目に登場する《未来王龍 モモキングJO》で一気に駆け抜けるというデッキだ。
『むーちゃん(デッキ提供:◆ドラ焼き):JO退化』
3 | 《怒りの影ブラック・フェザー》 | 4 | 《禁断英雄 モモキングダムX》 | 4 | 《雪溶の鎖/堕牛の一撃》 | 4 | 《禁断のモモキングダム》 | 4 | 《キャンベロ <レッゾ.Star>》 | 4 | 《ソー=ゾー》 | 3 | 《未来王龍 モモキングJO》 | 2 | 《アルカディアス・モモキング》 | 2 | 《無双龍騎 ボルバル・モモキング》 | 4 | 《進化設計図》 | 2 | 《エボリューション・エッグ》 | 4 | 《新世界王の闘気》 |
12 | 《メタルポンの助》 |
4 | 《蒼き覚醒 ドギラゴンX》 | 3 | 《時空の禁断 レッドゾーンX》 | 1 | 《超時空ストーム G・XX》 |
《キャンベロ <レッゾ.Star>》や《アルカディアス・モモキング》によるメタ性能の高さ、また、横に広がるのでなく縦に貫くような特殊な殴り方で、生半可なデッキは簡単に殴り倒してしまう。
殿堂ゼロ環境では速度的に一歩出遅れることもあるが、それでも一度コンボが決まった時の火力はピカイチで、『ギャラクシールド』のような強固なデッキすら、貫き倒してしまうシーンが印象的だ。
以上、それぞれのデッキリスト紹介だったが、この他にも殿堂ゼロには様々な強力なギミックが存在している。
ある意味洗練されつつあるオリジナルフォーマットなどとは異なり、このフォーマットはまだまだ未知数だ。
かつて共に戦った戦友デッキも、あの時使えなかった凶悪デッキも、ここには何の制約もない。どのカードも採用できる、最高にクレイジーで最高に楽しいフォーマットであることが、この企画を通して皆さんに伝わり、そしていつか何かの機会で触れてもらえたら幸いだ。
デュエチューブでは本テーマについて、より深掘りした講義形式の動画を投稿しているので、ぜひそちらもあわせてチェックしてみて欲しい!
それではまた次回!!
ZweiLance:
デュエル・マスターズの超強豪プレイヤーにして、YouTubeの「ZweiLance Channel」でデュエル・マスターズに関するコンテンツを主に配信するYouTuber。『モルトNEXT』『デ・スザーク』『アナカラーデッドダムド』『オカルトアンダケイン』などの名手として知られ、競技デュエマにかける情熱は誰よりも熱い。主な戦績はグランプリ-7th3位入賞、日本一決定戦2018トップ8入賞、日本一決定戦2019出場権をDMPランキング上位枠で獲得など。
YouTube「ZweiLance Channel」:
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