最終バトル、第2回戦は……!
『カブトクワガタ』の最終バトルについて綴る日記も、早4回目……!
やっぱりクライマックスともなれば、これくらい引っ張って書かないといかんよな。
かつて、プレイ日記の元祖とも言われている『逆鱗日和』において、超難解クエストについて27回にわたって記事にしたことがあるんだけど(※回数はうろ覚えw)、今回は……それを超えていくかなあ!!!ww なんだかんだ、『カブトクワガタ』が発売されてから2ヵ月しか経っていないし、これからさらに盛り上げるためにプレイ日記は継続する必要があるのでねッ!!
いやでも、最終バトルが盛り上がってきたので思わずスルーしちゃったんだけど、このカブトクワガタ日記も気が付けば……!!
連載50回のハーフアニバーサリーを迎えていたんじゃんね!!
……いったい何が“ハーフ”なのか、書いている俺自身もよくわかっていないんだけど(苦笑)、これくらいのボリュームのゲームについて書くプレイ日記が50回も続いているのが、まず奇跡だと思うわ……w つい先日なんて、超膨大なオープンワールドRPGをたったの5回の記事でまとめたってのに……w
てなわけで、50回を突破してなお意気軒昂なので、つぎは100回を目指して書き続ける所存である。そのためにも、カブトクワガタ運営チームにはガンガンとネタを提供してほしいなと思う!!
さて。
前回の記事では、強さMAXのサタンオオカブトを自慢のヘルクレスオオカブトで一蹴した話を書いた。
カンストとなる攻撃力99が飛び交う、力と力のぶつかり合い……! ここに至るまでにカブト&クワガタを育成してきた努力が浮かばれるゲームバランスに、プレイヤーの虫使いたちは一様に感動したに違いない。
しかし、このゲームにおける要所のバトルは2連戦が多かったので、サタンオオカブトを倒しただけでエンディングを迎えられるわけもない。
「はぁはぁ……!」
と肩で息をするヘルクレスオオカブトをなだめながら、つぎのアナウンスを待っていると……! やっぱり……!!!
キタッ!!! 最終バトルの2回戦!!!
しかも、この突き出たアゴがなんともいかめしい、“暗黒の裁ち鋏”とも言える恐ろしいフォルムの持ち主は……! もちろんッッ!!
やっぱりギラファノコギリクワガタだったぁぁぁああああ!!!
ギラファノコギリクワガタといえば、この巨大な洞窟が始まる前に、
「つよき(赤)の新戦力を補充しとかなければ!」
ってことで、
ゆっさゆっさwww
ってんで、若き戦士の量産を行っていたクワガタの筆頭である。その甲斐あって自軍のギラファノコギリクワガタは、
花丸虫からのぉ~~~!!
強さはもちろん、MAXの500!!! パワー、体格ともに自然界には存在しえない、『ロッキー5』のドラゴ並みの究極ギラファが誕生するに至っているのである。
この巨大な洞窟でボスの一角として登場した赤目のギラファノコギリクワガタは、
強さは430止まり。
……いやそれよりも、元気がたったの“3”しかないのが気になって仕方がない。仕事が始まる前から、ヘロヘロのプルプルにショボくれてしまっているのがじつに哀愁をそそる。
なんとなくパワハラ上等の上司から、
「この面倒な案件、オマエに任せるから。俺をいっさい頼るなよ。でも、失敗は許されないから覚悟しといて」
なんて、無理やり実現不可能な仕事を押し付けられた中間管理職って感じがしてくる。本来なら強さMAXの500を持っていたのに、イヤな案件の準備に追われて元気が3まで激減しちゃったような……。
でも、そんなヘロヘロ中間管理職ギラファに対する我が軍は、戦士を変更できないのでヘルクレスオオカブトのままだ。
よって、最初の性格勝負は……!!
くッ……!! ヘルクレスオオカブトはちょうわ(緑)なので、ギラファのつよき(赤)に完敗だよ……!!
これで強さを30も減らされたヘルクレスオオカブトは、戦闘力470まで目減り。ギラファの430とだいぶ接近してしまったけど……!?
勝負の結果は、次回に続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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