これは育成必須かも!!
秘境の谷で“黒いおじさん”ことまひる君のパパに、
「ご神木の虫を6匹捕まえてこい」
という、なぜそういう展開になるのかよく理解できない命令をされ、それでも嬉々として、
言われた通りに谷のご神木に昆虫採集にやってきた……ってところまで前回の記事で書いた。
言われるがままに喜んでご神木に殺到した理由はもちろん、ここんとこヘルクレスオオカブトの交配ばかりやって食傷気味になっていたので、
「ぼちぼちバトルに突入して、育成の成果を見てみたい!!!」
と思っていたからに他ならない。
こういう育てゲーで遊ぶときって必ず、
“バトルをやるために育てるのか、育てたからこそバトルをやるのか?”
という、卵が先か鶏が先か論争が起こりがちだけど、今回の『カブトクワガタ』に関しては前者の、
“バトルをやるために虫を育てている”
というスタンスなので(いまのところな)、早いところ試し斬りをしたくて仕方がなかったのだ。
てなわけで、数日ぶりにご神木の調査を行う。
すると……!!
ピピピピピピッッ!!!
虫いたぁぁぁああああ!!!www(そりゃいるだろ)
谷のご神木で初めて出会った、その虫は……!!
おおお……!! あのパラワンオオヒラタクワガタが襲い掛かってきたか……!!
……と、知ったかぶって言ってみたけど、まったく初耳の虫なんだが(苦笑)。
しかしその強さは“380”と、これまで出会ってきた野生の虫の中ではかなりの強豪と言わざるを得ない。となれば、つよき(赤)のパラワンオオヒラタクワガタに対抗させるのは、当然れいせい(青)の育成戦士……!!
ニジイロクワガタのアナザーカラー君しかいないよなぁ!!
そしてバトルが始まり……!
性格勝負で勝ったニジイロクワガタの攻撃力は……!!
よし!! 最高の74!!
一方のパラワンオオヒラタクワガタはと言いますと……!
うは……! 53になったけど、最高で70まであるんだな……! つまり俺が63で留まり、相手が70を引いたら負ける勝負ってことかよ……!
どうやら黒いおっさんの言う通り、ここからはちょっとしたミスが死につながるギリギリの戦場のようだ。
でも、今回はひとまず……!
2本目も74を出せたので、
我が軍のテクニカルノックアウト勝ち!! 冷静に最高攻撃力を出せさえすれば、まだまだ野生の虫などに後れを取るわけがないんだな!!ww がははははは!!!www
しかし……((゚Д゚;))
俺が下品な高笑いができたのも……ここまでだったらしく!!((゚Д゚;))
次戦で目の前に現れたのは……!!
あ……!!(((( ;゚Д゚)))
こ、このエレファスゾウカブト、強さが400もあるんだけど……!!!
風雲急を告げる次回に続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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