なるほど、そういうことか……
何かと話題を振り撒いているコロコロコミック発のNintendo Switch用ソフト『カブトクワガタ』。
発売日の夜はTwitterのトレンドワードになるなど注目度は抜群で、
「理由はどうあれ、話題になるのはいいことだ!!!」
と関係各位はヨロコビで沸き立ったと伝え聞く(いや知らんけど)。
今後、この連載ではプレイ日記だけではなく、改めて開発の中心にいた植村比呂志さんや前コロコロコミック編集長の和田誠さん、さらに制作に協力したさまざまな人々(けっこういろいろな人が絡んでいるのだ)にインタビューを実施して、現在のナマの声をお届けしたいと考えている。乞うご期待!!
でも、その前にゲームを進めないとな。
いろいろと突っ込んでいるため話が進まず、すでに2本も原稿を書いたというのに虫1匹捕まえていないんだから(苦笑)。
さて、街のむしショップで、
”さなぎ”という、じつに虫ゲーっぽくてわかりやすい名前をした女の子に出会った後、主人公のかどまん君はわざとらしく公園に。
ここでナゾの少年との邂逅を果たしたのち、
たまたま見上げた木の”うろ”で……!!
!?!? なんとオオクワガタがいる!!? 驚きと興奮のあまり、
「どうするかどまん」
と、ナゼか自分に問いかけるかどまん君www でもそこは当然、
「捕獲してやるッ!!!」
ってことになって、木のうろに手を伸ばすと……!
……??? オオクワガタは?? ていうか、木のうろの中に妙な電光が走っているんですけど……! ちょ、そ、そこに手を突っ込むの?? 何の危機感もなく!!? じつはカミナリが落ちた直後で帯電してる状態だったらどうすんの!!?
「ぎにゃぁぁぁあああああ!!!!><」
「あぁぁぁぁ………………!」
ほーら、やっぱりこうなった(苦笑)。
……という、ある意味わかりやすいお約束の展開を経たのちに、主人公が目覚めたのは↓こんなところ。
”つよしのいえ”
なんだここ……。明らかに、いままでいた自分の街と雰囲気が違うんだけど。
すると、すぐにここが元いた場所とはまったく違う、人類の常識など通用しない異常な世界であることを思い知らされるのだ。
「虫が襲ってきた!!」
な、なに……?? いったいそれはどういう……??
キツネにつままれたような気分で外に飛び出すと、そこには……!
うっは!!!www 別ゲーになってる!!www なんだこの、デカいノコギリクワガタは!!!
「もしも昆虫が人間の大きさになったなら、ゾウやライオンを捕食していただろう」
とバキが言ってたけど、これはもうそんなレベルを超えた大きさでは……!!((゚Д゚;))
すると、このピンチに駆け付けたのは、なんとなんと……!!
!!? さ、さなぎ!!? なんで都合よく、オマエがここに!!?
さなぎは俺の疑問を察したかのように、
「いま説明している時間はないの」
と吐き捨てたかと思ったら、なんと自分のコクワガタを取り出して……!!
ジャーーーーン!!!w
ジャジャーーーーン!!!ww
次回、やっと甲虫バトルの話となります^^;
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info
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