達人の技を
新生・ルナステラ島をかっちょいいデザインにするためには避けて通れない道、“マイデザインでの部品作り”についに乗り出しました……と、前回の記事で書いた。
そこで、同僚のマイデザインの達人・たっちー先生に教えを受けて、おもに地面に敷くパネルをいろいろと作り始めたのである。
しかし……!
ここでたっちー先生から、思いもよらない忠告を受けた。それは……!
「君はわしのことを“マイデザインの達人”と呼ぶが、それはあくまでも“衣服のデザイン”に関してだと思う。確かにいろいろと作ってブログにアップし、ちょっと信じられないくらいのPVを稼いでいたからな」
そうなのだ。
『あつ森』が発売された直後、我が角満事務所ではこの日記とは別にたっちー先生のマイデザイン公開を中心に据えたブログを運営していた。そのアクセス数はとんでもないもので、ぶっちゃけ“あつ森プレイ日記の代表”とまで言われる角満島開拓日誌を遥かに凌駕するもので……w
そして、そこで公開していたたっちー先生のマイデザインは、彼女が好きなマンガやアニメのキャラをモチーフにした“なりきり系”のアイテムばかりだったんだよな。
↓こんな感じで。
……あえて何のキャラかは言及しないが、その再現度の高さが話題となって、更新をやめて2年も経つというのにいまだ多くの読者が訪問してくれているのである。
たっちー先生が続けた。
「しかし、いまキミが求めているのは衣服ではなく、島そのものの部品だろ? わしはそっちはほとんど作ったことがないので、デザインのストックもない。よってここからは……独学で身につけるか、他の達人が作られているデザインをマネもしくは拝借しないと、話が先に進まないと思う!!!www」
なぁにぃ~~~~!!?!((゚Д゚;))
そう、ここでマイデザインの部品作りが仕切り直しに……というか、大きなテコ入れをすることになったのである。
でも。
じつは前回の記事で紹介した木のステップも、たっちー先生のレクチャーを受けながら作ったものではあるが、そもそもの“元ネタ”というものが存在したのであるよ。
それは、『とびだせ どうぶつの森』の時代から超クオリティーのマイデザインを公開・配布をされていた“りえこ”さんという方の作品で、以前からこの方の島を覗いては、
「す、すげぇぇぇええ……!! なんてナチュラルで素敵な島なんだろう……!!><」
と、マイデザインを駆使しまくった完璧なレイアウトに心酔しきっていたのだ。
しかもありがたいことにこの方は、マイデザイン講座を動画で配信されたりもしている。そこで俺は、
「勝手にこの方の“隠れ弟子”となって、その奥義を盗ませてもらおう……!!」
と誓い、その講座通りに部品作りを進めていくことにしたのだった。……って、もちろんりえこさんの許可はいただいているからね!!ww パクりはパクりなんだけど……“公認パクり”ですから!!!ww
てなわけでさっそく、つぎの作品を作っていこう。
前述の先生の島に足繁く通い始めて完全に感化されてしまい、新生・ルナステラ島のコンセプトはいつの間にか、
“ナチュラルな自然の景観がウリの島”
になったので(これには俺も驚いた)、マイデザインで作る部品も“自然を活かしたもの”になってきている。この線で、つぎに作り出す作品はと言いますと……!
ランダムに長方形を並べまして……!
ここに、前回の木のステップと同様に欠けと朽ちた感じの模様を入れていきますと……!!
どう!? レンガの敷石!!!
……まあ「どう!?」も何も、先生のマイデザイン講座の通りに作っただけなんだが^^;;
そしてこの敷石をベースに“半分ズラし”のデザインを作ったら……! 試しに並べてみましょうか!!
!!!! もうこれだけでわかる!!!
めちゃくちゃナチュラルで、ステキな玄関回りにすることができるぞ!!! となれば……!!!
テキトーに敷いたそれまでのマイデザインは邪魔なだけや!! しっし!!! 不自然なんだよこれじゃあよお!!!(我ながらヒドい)
ここに、いま作ったばかりのレンガの敷石をランダム感を活かしながら並べるとだなぁ……!!
ズラ~~~り……w
うお!!! これまでのカクカクとした不自然な道がめちゃくちゃナチュラルになったじゃん!!!
でも、これではまだまだマイデザインを活かし切れていないのだ。もっと素朴に、そして楽しさを演出するために……!
半角ズラしのデザインを活用して、こんな感じに店までのアプローチを波打たせてみた! これを橋まで伸ばすと……!!
よし!!! これで完成だな!!!
明らかに、それまでの既製品的な風景と一線を画す、自然な景観を取り入れた美しいレイアウト……!! これには、手伝うこともせずに俺の作業を眺めていたジャスミンも……!
大満足の様子www
よーーーし! この調子で、先生たちのマイデザインを活用しながら、島を仕上げていくぜ!!!
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸2年以上、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2022年1月12日の様子は↓こちらです。
はにわ部屋、ここに極まる。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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