がんがん作ります
いま思えばその週は、“別荘制作強化週間”だったような気がする。
と言いますのも、
前回までの記事で紹介した、ウサギのプースケによる“バルーン・トリップ”な別荘を建てたその日に、今回から紹介する自慢の1軒にも着手しちゃったからww
俺の場合、そのときの調子によるけど別荘を1軒建てるのに1~2時間くらいかかるから、この日は……『あつ森』をぶっ続けで4時間くらいは遊んでしまったってことか!!!ww 俺、発売から2年8ヵ月も皆勤賞でプレイしているってのに、いまだこれだけの熱量をもって遊び込んでいるのかよwww これには、我ながら……驚きを通り越して呆れるしかねえ!!!www
でね。
前述の通り、プースケの別荘を建てたその足で俺は再びお客さんの勧誘に飛び出し、リゾート島に来ていたどうぶつたちの頭の中を覗いてみたのである。
すると……!
工事現場か……。
似たような別荘を何度か作ったことがあるので、それなりのものはできる気がする。でも……ちょっと地味かなーーー!!ww 工事現場を作るのは、いまじゃなくていいわ!!w
ほうほう。空の旅とな。
ってことは、雲の上の床を使って、飛行機とか宇宙船なんかを配置した部屋になるのかね?? あるいはUFOとかも置いちゃって。そういう、デザインの方向性はすぐに思い浮かんだんだけど……いかんせん、俺はこの世に存在する乗り物の中で飛行機がいちばん苦手なので、そういった別荘はちょっとなぁ……w
でもこのような仕事をしていると、長時間飛行機に乗らねばならない海外出張が頻繁にあってさぁ……。そのたびに、同じように飛行機が大嫌いな同僚と、
“いかに無になって、十数時間のフライトを耐えるか?”
ということを議論し合ったのよ。その際、案として出るのは、
「ひたすら映画を観まくる!!」
「ゲームに集中する!!」
「本に没頭する!!」
↑こんなんばっかだったんだけど、最終的に採用されたのは、
「酒を飲んで寝てしまう!」
という身も蓋もないものであった(苦笑)。
飛行機に乗っていると、気圧の関係でめちゃくちゃ酔いが回りやすいので、地上にいるときよりも少ない量でホロ酔いになることができる。それを利用して爆睡し、気付いたときにはロサンゼルスの空港だった……という流れを作りたかったんだけど、それだと機内食は喰えないわ、日本未公開の映画は観れないわでロクなことがなかった。けっきょく、結論として、
「海外出張は、すべて部下に行かせる」
というところに行きついて、以来、平和に暮らせるようになったのであった(何の話だ)。
別荘に戻す(苦笑)。
ふつうの暮らしができればいい……って、もう別荘なんて建てなくてもいいやんけwww 家でいつも通りに生活してろよ!!w
でも、今回はなかなか個性的な要望がそろったなー。多少難アリのも見えるけど、作業としてはどれもおもしろくなることが想像できるし。
そんな、粒ぞろいな要望の中から、今回とくに気を引かれたのは……!!
あ……!! 某ウママンガの3冠馬を髣髴とさせるウマのシュバルツ……!! その要望は競走馬(なのか?)らしく……白黒ハッキリとつける別荘とな!!?!ww
こりゃあいいwww よくわからんけど、わからないからこそ斬新な1軒を建てることができそうだぞww
てなわけで今回のお客さんは……!
シュバルツに決定~~~!!!
さっそくタクミライフにお連れして詳細を尋ねたところ……!
なるほどなるほど!! モノトーンを基調とした内装にしたいのね!! それはじつに……シブくて男らしい部屋になりそうではないですか!!
そしてすぐさま、ロケーションを選定。
白黒の……“白”を強調した流氷の上の一軒家にした。庭で走り回ることはできないかもしれんけど、ま、場所はどこでもいいだろ!!
そのまま中に入り、シュバルツが希望するマストアイテムを開けて……!
うんうん……! やっぱり、家具は黒系が好みなんだなw こういうのって意外とどんな部屋にも合うし(ウチの事務所も黒のソファーにしてある)、応用力が高いんだよね。
でも、これでふつうの内装にしたのではおもしろくもなんともないので、シュバルツが求める“モノクロ空間”を強調するために、あえての……!!!
白黒をさらに際立たせるために、チェックの床と黒系の壁紙を選択した!!! もうこれだけで……名作の予感がしてこない!?
これは思いのほか、楽しい作業になりそうだぞ……!
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸2年以上、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年11月12日の様子は↓こちらです。
最終アプデで追加された、料理を初めてやってみた日!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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