“デンジャラス”とは?
前回より、カバのゴンザレスが希望する“デンジャラスゾーン”をテーマにした別荘作りに着手している。
テーマとしては、かな~~~りざっくりとしてて自由度が高い印象。というのも、ひと口に“デンジャラス”と言ってもその定義自体が千差万別になってしまうから。
たとえば高所が苦手な人は、山頂や高層ビル群の壁紙を張り巡らし、山、ピラミッド、ピサの斜塔なんかを配置したレイアウトを見たら、
「ぞぞぉぉぉぉ……(((( ;゚Д゚))) な、なにこの部屋……。最悪なんだけど……ッ!!!(((( ;゚Д゚)))」
と脚をワニワニさせながら震えあがるだろうし、また心霊系の話題が苦手な人なんかは、
先日紹介したどぐろうの“肝試し部屋”に入ったら、
「デデデ、デンジャラスゾーン!!!((゚Д゚;)) 霊感ある人、この建物に近づいちゃ、ダメぇぇぇえええ!!!!><」
と、泣きわめくに違いない。
つまり、何に対して「デンジャラス!!」と思うかは、人によって違うということだ。そういう意味で冒頭で俺は、
「この別荘は、かなり自由度が高いぞ」
と書いたのである。
ちなみに、この記事の編集を担当している同僚のたっちー先生は、地球上のあらゆる物体の中で“セミ”がもっとも嫌いなので、
昨日、ついに全種コンプリートした“セミ模型軍団”を100個くらい部屋に並べたら、その瞬間に、
「……角満事務所、辞めさせていただきます(# ゚Д゚)」
と言って虚空に消えていく気がしてならない。
さらに言うなら、現在、数年ぶりにガチダイエットを実施している俺にとっては、
うまそうな食い物がズラリと並べられたカロリーモンスターみたいなテーブルを見たら、思わず、
「デデデ……デリシャスゾーンッ!!!!」
と叫んで机ごと食っちまうかもしれない(何の話だ)。まあなんにしても、“デンジャラスゾーン”な別荘を作るには、確固たるポリシーが必要になりそうだなぁ。
で。
まずはクライアントのゴンザレスとともに、俺が選んだロケーションに向かう。
今回はあえて荒野を選んだんだけど、その理由はなんとなく、デンジャラスな電流爆破デスマッチが似合いそうだなぁ……と思ったからですwww それ以上の意味はございません。
そして、中に入ってマストアイテムを広げてみたんだけどさ……!
ぬう……!
パイロンと、工事現場の柵かコレ……!
ってことは、ゴンザレスが考えるデンジャラスゾーンはズバリ、
「工事現場……ってことになるのかな」
そんな考えが思い浮かぶ。
俺は学生時代、ほとばしるパワーと体力を活かして道路工事やら建築現場でのバイトばかりしていたんだけど、確かにちょっと油断しただけでケガや事故につながりかねない危険な作業も多数存在したので、ゴンザレスの認識も間違いではないだろう。でも、
以前作った“ストリート”をテーマにした別荘が、かなりそれに近い雰囲気なんだよねぇ~~~。
となると……!
俺は改めて、今回のゴンザレス邸を作るために用意された“オススメ家具”を見ていった。するとそこに……!!
おおお??? 巨大な怪獣のオブジェがあるぞ???
え、もしかしてコレを使えば、誰がどう見ても、
「デデデ、デンジャラスッ!!!!」
と叫びたくなるような、ヤバい空間ができるのでは……!?
……そう!! ↓このようにすれば!!!www
「デデデ、デンジャラスぅぅぅうおおおお!!!!www」
次回、完成品をお見せします!w
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年8月21日の様子は↓こちらです。
午前6時だと言うのに、ふだん寝坊助なアポロが活動をしていた日(寝てるけどw)。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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