参考にしたのは……
2020年3月20日に『あつまれ どうぶつの森』が発売されたその日に、俺、たぬきち一家、そしてヒノコといっしょに無人島に移住してきた“幼馴染の中の幼馴染”、燃える赤毛の百獣の王・アーサーに別荘を作ってあげることになった。
そのテーマは、
“南国の海を感じる空間”
とのこと。アーサーは見た目的に爽やかな南の海というより、火山を牛耳るテオ・テスカトルを思わせるものがあるので、この提案は意外であった。以前、ヒノコに作ってあげた、
地獄の釜の底みたいなレイアウトを作る気満々だったので、若干ながら拍子抜けしたわ^^;
まあでも、南国の海ってのはシンプルでわかりやすく、やりようによっては目が覚めるようなすばらしいデザインができるかもしれない。そして俺は、南国の海の参考にできるレイアウトをかつて見た記憶があるし……!!
では、アーサーの別荘を建てるロケーションを決めてしまおう。
当然、ここは奇をてらわずに……!
南の海にぽっかりと浮かぶ離れ小島をチョイス!! さすがにここで、北にある氷の大地を選ぶという天邪鬼な行為はできなかった^^;
そして、アーサーといっしょに現地に行ってみたんだけどさ……!
うおおおお……!!www これぞまさしく、アーサーが望む“南国の海を感じる空間”じゃん!!!www いちいち部屋の中に疑似空間を作らなくても、ここにそれっぽいアイテムを配置すれば、それだけでッ!!!
おお……!!www
おおおおおお!!!www アーサー邸、一瞬で完成~~~~~ッ!!!ww 青い海と青い空、そしてパラソルとトロピカルドリンクがあれば、もう何もいらないでしょ!!!www
……と、マジでこの状態でアーサーに納品しそうになったわ。だって、このすばらしいプライベートビーチがあれば家の中なんて、ゴザとちゃぶ台と扇風機、あとは焼きそばとかき氷あたりがあれば十分だと思ったしな(それ海の家だろ)。
なので、ゴザを敷くためだけに部屋の中に入り、マストアイテムの箱を開けてみたんだけど……!
な、なるほど……。
どうやらアーサーは意地でも、
「部屋の中にも南国の海を作ってくれ!! ナハッ!」
このように希望しているようだな……。なるほどなるほど……。そうかそうか……。
そこで仕方なく(?)、デザイン作業に入ることに。
まずは環境音として、
“うみ”を選択。問題はここからなんだけど、前述の通り俺には、部屋の中に南の海を展開するプラン……というか、参考になるレイアウトを見た記憶があった。
それは、いまから2年以上前の2020年6月のこと。
日に焼けた顔とアロハシャツがトレードマークのウサギ、サントスが1ヵ月ほどルナステラ島で暮らしていたことがあったんだけど、彼が暮らしていた部屋こそが、“南国の海を感じる空間”そのものだったのである。
そこで、
「えーっと、サントスの部屋のスクショ……確実に、撮影してあるはずや!」
数万枚に及ぶ『あつ森』のスクショを精査していった結果……!
2020年6月6日のフォルダにしっかりと格納されているのを発見してしまったではないか!!ww そんなサントスの部屋が↓こちら!!
これこれ!!!
狭いながらもしっかりと“海”を表現した、サントス自慢のコンセプトルームだ!!!
このデザインを見た瞬間、俺の迷いは完全に吹っ切れた。
ぜひともサントス邸を参考に、アーサーにステキな南国部屋をプレゼントしてあげようではないですか!!
てなことで、パパっと作った初期配置が↓こちら。
丸パクリ~~~~ん……www
……我ながら、
「……若干だけど、サントスの部屋と似ちゃったかも??^^;」
と思わなくもなかったんだけど……若干だし、まあいいかねッ!!!(ソックリじゃねえか)
で、これを元にさらに細部を詰めていった結果……ぶっちゃけ、過去に作った別荘の中でも5本の指に入るくらいお気に入りの部屋ができちゃいました!!!
「あんた、それ毎回言ってない??w」
と突っ込まれるかもしれないが、俺の5本の指は20本くらいあるので(意味不明)、決して間違ってはいないのだ!!
その完成品は……次回お見せいたします!
続く!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年7月29日の様子は↓こちらです。
旧メープル、なぜか蚊を見て「売ってください!」と迫ってくるも、模型にするために持ち歩いていたものなので「ダメ!!」と却下w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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