【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第850回 セミのいない夏に(1)

島にはわんさかと……w

 ここ数年、ずっと異常気象が続いているけどね。

 2022年の関東地方はコレに輪をかけて、

 「え??」

 と思ったときには梅雨に入り、

 「あれ??」

 と呆けているうちに梅雨明けが宣言され、

 「ちょwwww」

 と笑っていたらまたまた梅雨に(戻り梅雨)になってしまった。こうなると、

 「あの梅雨明け宣言は、いったい……」

 なんて、発表そのものに疑問が浮かんでしまうのだが、戸惑っているのは人間だけでなく、他の生き物もいっしょのようだった。

 最近になってやたらとネット上で、

 「今年、蚊がまったくいなくね??」

 だとか、

 「セミが鳴いているのを聞いていないんだけど……」

 とかとか、虫の生態系にまで異常気象の影響が及んでいるのでは……とウワサされるようになってきた。……まあ埼玉県さいたま市の超ローカルな情報をお伝えすると、蚊に関しては昨夜、思いっきり左腕に着陸して俺の血を強奪しようと目論んでいた1機を撃墜したばかりなので、“まったくいなくね論”はすでに破綻していると喝破したい。しかも結果は痛み分け……いや“痒み分け”となり、いま俺は左腕をボリボリと掻きながらこの原稿を書いている(シャレ)のである^^;

 しかしセミに関しては確かに、俺もほとんど声を聞いていないような気がする。

 ……ま、ほぼほぼリモートワークで家から出ないせいもあると思うんだけど、たまの外出のときもいまだ、ミンミンもジワジワもチョンギースも聞いていないはずだ。そういう意味では、“セミ消滅論”は現在進行形で効果を発揮している気がするよ。

 とはいえ、セミは日本の夏の風物詩のひとつである。

 鳴きわめき出すとうるさくてかなわない虫だが、こうも静かだとやはり、一抹の寂しさを覚えざるを得ない。

 そこで。

 この日、『あつ森』を起動した俺はすぐさま虫あみを手に持ち、広葉樹が生い茂る森に向かって駆け出したのであった。

 目当てはもちろん……!

 セミぃぃぃぃいいいい!!!www

 もひとつ……!!

 セミぃぃぃぃいいおおおお!!!www

 ルナステラ島も7月は“セミ王国”と化すので、ちょっと島を1周しただけで獲れ高はエライことになる。わずか十数分で……!!

 うっは!!!www ポケットがセミでパンパンに!!www これ、セミ不足(?)に陥っている現在の関東地方に持ってきて、そこらに解き放ってやりたいwww

 セミって飾って眺めるほどのレアリティーじゃないし、売っても大したお金にならないので、模型作りに利用する以外、こんなに獲っても意味はなかった。

 ……そう、以前だったら。

 「よしよしw 予定の数を確保できたぞwww」

 俺は、十数匹のセミがワシャワシャガサガサミーンミーンと蠢くポケットをそのままに、別荘作りの拠点であるリゾート島に飛んだ。そして仕事着に着替えると、テキトーなどうぶつを見つけて……!

 おお! ブタではナンバーワンの美女と思われるアグネスがいたぞ!! さっそく、別荘制作を受注し……!

 虫が暮らすのにピッタリな、夏のロケーションを選択して……!!

 広々とした庭に、木を植えまくる!!!

 よーし、準備は整ったぞ……!

 いまからここを……“セミの楽園”に仕立て上げるのじゃ!!! ミーンミーン!!!ww

 続くw

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2021年7月18日の様子は↓こちらです。

 ももこがノミを発生させていたらしいw

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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