第165回 「エリュシオン」
公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“エリュシオン”を大紹介!!
パズドラ10周年イヤーの2022年は、昔懐かしのモンスターをピックアップして解説しております。筆者のパズドラ歴も、この4月で晴れて“丸10年”になったからな!!
ついでに言うと、ランクもついに“1000”に到達し、プレイ開始から11年目に突入した現在もますます意気軒昂にダンジョン攻略に精を出しておりますよッ!!
さて、ちょっと前よりパズドラ黎明期の名物シリーズのひとつ“天空龍”シリーズのモンスターをひとつひとつ紹介しているわけだけど、ここまで火属性の“エルドラド”、水属性の“ニライカナイ”、木属性の“ホウライ”、そして前回は光属性の“シャングリラ”について語らせてもらっている。
いよいよ今回で天空龍シリーズは最後になるんだけど、オーラスに登場するのは……もちろん!! 闇の天空龍!! モンスターナンバー“220”におわすのは……“夜天龍・エリュシオン”だ!!
エリュシオンが初めてパズドラにお目見えしたのは、いまからちょうど10年前の2012年7月23日。
この日から2週間にわたって、“闇の天空龍(回復無し)”というダンジョンが鎮座していたのである。
難易度は、時代もあって中級、上級、超級までしかなかったんだけど、回復ドロップがないってだけで高難度ダンジョンという位置づけだったことをいまでもよく覚えている。
いまでは回復ドロップがないダンジョンでも対処方法はいろいろ考えられるが、当時はアマテラスなどリーダースキルで自動回復を持つものが重宝されていたんだよなぁ……。懐かしいなぁw
さてエリュシオンも他の天空龍と同じく、文献や伝承に記されている“伝説の土地”がモチーフになっている。
エリュシオンってのは、ギリシア神話に出てくる“死後の楽園”を指していて、神々に愛された英雄たちの魂が暮らすとされている。
世界の西の果てに存在し、温暖な気候と優しい匂いに満ちたステキな島……らしい。
ちなみにここを統治しているのが有名な、アイアコス、ミーノス、ラダマンティスという冥界の審判官。
マンガやアニメなど、いろいろなコンテンツで使われているので目にしたことがある人も多いのではなかろうか。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
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