1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「プロトセイバー エボリューション」を紹介!
プロトセイバー エボリューション
「プロトセイバー エボリューション」は、コロコロコミックにて1994年から連載されたまんが『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(こしたてつひろ先生)のキャラクターであるJ(ジェイ)の愛機。実際の商品は、1996年12月に発売された。
バトルマシンに特化していたプロトセイバーJBとは異なり、新たな機能「ドルフィンシステム」を搭載。ボディ内部に搭載した液状ダンパーにより、風圧を受けたボディ表面部が稼動し、マシン自らが変化して空力能力を生み出すシステムとなっている。
ディスプレイ用モデルだがスーパー1・スーパーTZシャーシに搭載可能。また、2016年にはARシャーシ仕様の走行モデルも発売された。
スペック概要
■全長:131mm
■全幅:78mm
■全高:40mm
当時のコロコロを振り返る!
「プロトセイバー エボリューション」の情報が初めて掲載されたのは、1996年の月刊コロコロコミック10月号。この時点ではマシン名はまだ判明しておらず、「スピンコブラに続くリアルミニ四駆第2弾」としてボディのCG設計図が取り上げられていた。
続報が掲載された11月号では「プロトセイバー エボリューション」の姿がついに明らかに。悪のイメージを打ち砕いて進化したボディ形状は紫をメインカラーに「プロトセイバーJB」と比べて大きく変化。ウイング部分に前マシンの名残りが見られ、より鋭くなったフロント部分が目を引くデザインだ。
1997年1月号では「ハリケーンソニック」の記事でも紹介した、インターネットカップに向けた改造記事を展開。前輪カウルを前面だけ残してうしろをすべて切り取っており、スーパーTZシャーシを装着。徹底した軽量化によるハイスピード特化を目指した「プロトセイバー ゴールドメダリスト」が紹介されている。
2月号では、「プロトセイバー エボリューション」の魅力をより引き立たせる攻略記事をお届け。メカニカルなシャーシをよりリアルに魅せる塗り方法や、より色鮮やかに塗装するコツ、スーパーFMマシンへの改造方法など、これからリアルミニ四駆を作る読者にピッタリな記事が取り上げられた。
以上、第2次ブーム『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』編のマシンをお届け!
次回の更新は2週間後! 第1次ブーム編から小白龍に続くニューマシンが登場だ!
※記事掲載スケジュールや内容が異なる可能性もございます。ご了承ください。
商品概要
「プロトセイバー エボリューション」■発売時期:1996年12月発売
■価格:600円(当時)
・「プロトセイバー エボリューション」1996年モデル(販売停止中)
・「プロトセイバー エボリューション(ARシャーシ)」リファインモデル
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