フロム・ソフトウェアが手掛けるプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)用アクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』。コロコロオンラインでは連載企画として、【角満のエルデンリング日記(担当:大塚角満)】、【エルデンリング放浪プレイ日記(担当:トニオ國崎)】の2本立てで、本作のプレイ日記をお届けしていきます。
どこか懐かしいずる賢いヤツ
どうも。リムグレイブ中央エリアを駆け抜けていたら、飛竜に乱入されてボコボコにされたトニオ國崎です。
いきなり! といわんばかりに急遽ボス戦が始まるのは恐ろしいのう……
ちょうど近くにいた謎の戦士・ユラと話しかけたら「お前あの竜に挑むとかマジかよ……」みたいな反応をされた。
いやいやいや、あれは巻き込まれ事故みたいなものでしょ。愚者呼ばわりは言い過ぎでしょ!
飛竜の討伐をいったん後回しにして、今度は渓谷のような場所へ向かう。へぇ~こんなところにも道があったんすねぇ……と、のんびり霊馬を走らせていると、急に馬が消失。
あぁ……この流れはまさか……
もちろん、侵入者でございます。
血の指・ネリウスが誰なのかサッパリだが、襲い掛かってくる以上容赦はせん! 成敗したる!
えっ、あれっ召喚!?
この流れで!? いや誰!? 何の何よ!
……ってよく見たらさっき出会ったユラじゃねーか!!
流れがよくわからないが、召喚されたってことはとりあえず味方なんだろう……
とりあえず助太刀してくれた彼といっしょにネリウスを撃破。さすがに2対1なら突破もラクチンですな。
お次はネリウスとの戦闘中に洞窟を見つけたので、とりあえず入ってみることに。
襲ってくる追い剥ぎたちを退けながら進んでいると、あっさりとボス部屋へ到着……したのだが、ボスが出てこない。はてさてどういうことやら。
あるのはポツンと意味深においてある宝箱。ほかに何かあるわけでもないので、このまま待っていても埒があかない。とりあえず開けてみるか……すっごい怪しげなフラグだけど……
予想していた通り、宝箱を開けた瞬間どこからともなく声が聞こえてきた。いやまぁ、でしょうね!! ここが最深部みたいだし、さっさとしばいておさらばしましょ!
と思ったら、ボス名に見覚えのある名前が。
パパパパパ、パッチ!?
まさかのお相手はあのパッチ。
ずる賢く、うさん臭さ全開だがどこか憎めないヤツで、過去の『ソウル』シリーズではプレイヤーを罠にハメるためにたびたび登場。スターシステムのようにシリーズを跨いで出演している謎の人物なのだが、おまえ……『エルデンリング』にもおったんか……
宝箱を開けた瞬間うしろからやってくるのが「らしい」というか、やってる手段は相変わらず変わってないぞコイツ!
まぁとりあえず闘うか……
えっ! よわっ!
てか、人を罠にハメておいて命乞いすな!! ボス戦の途中で命乞いするやつ初めて見たわ!
降服してきたのでそのまま放置していると戦闘が終了し、次に何を言い出すのかと思いきや、「いままでのことは水に流して仲良くしようぜ」とか言ってきた。こっ、こいつホンマ……。
白々しいセリフがお決まりの流れすぎて……そうだ。パッチといえばこういうヤツだった。
「今後は心を入れ替えて商人やります!」とか言っていたので、あらためて洞窟へ向かう。
ふむふむ……品揃えはあんまり悪くないな……
ん? マルギットの拘束具……?
これ、弱体化アイテムじゃん!!
こ、こんなもん良さそうなもん持ってたのか……もうマルギット倒しちゃったよ!!
うむ……なんというか、やっぱり寄り道って結構大事なんだなって。なんかもう見逃してたところがあとからポンポン出てくるぜ!
さらに、近くにあった宝箱を開けてみるとまさかの転送罠。
飛ばされた先は、序盤でめちゃくちゃボコられた熊だらけのエリアへご招待。
確信した。
このパッチという男。やっぱり何も変わってない。
パッチのイベントを一通り終えて、気が付けばレベルも目標の30を超えていた。よし……そろそろゴドリックにリベンジしてみるか……!
そういえば、渓谷の奥にユラが突っ立ってました。最初は俺のことを愚か者扱いしてくる人だったけど、ネリウスとの闘いを見て考えを改めた様子。これでちょっとは仲良くなれたのかな……
【執筆】トニオ國崎
1994年5月生まれ。興味を持った作品はジャンル問わず遊ぶフリーライター。コロコロオンラインでは「『はじめてゲームプログラミング』プレイ日記」「ロックマンエグゼ20周年企画」などの記事を企画・執筆。
イラスト:秋おこ
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/