フロム・ソフトウェアが手掛けるプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)用アクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』。コロコロオンラインでは連載企画として、【角満のエルデンリング日記(担当:大塚角満)】、【エルデンリング放浪プレイ日記(担当:トニオ國崎)】の2本立てで、本作のプレイ日記をお届けしていきます。
アツイ闘いがいま始まる
ストームヴィルに向かう途中、突如あらわれた忌み鬼・マルギット。
先行プレイでは20回を優に超える敗北っぷりで、結局倒せないまま負け越してしまい、もはや自分の中では因縁の敵となっているボスキャラだ。
いよいよ迎えた本プレイでのリベンジマッチ
ネタはある程度知っている状態で、寄り道でレベル上げもばっちり! もしかするとチャレンジ1回目で突破なるか……!?
いや、そんなことはなかったよ……
フツーにやられちゃった……
先行プレイという大きなハンデがあったにも関わらず、ボコボコにやられてしまう我が分身。
マルギットのメイン戦法は、リーチを生かした杖攻撃と光の剣によるけん制。これがなかなか手ごわい……
技の空振りを刺していきたいが、攻撃は1回だけでなくそのまま連撃につないできたり、チャンスかと思いきやバックジャンプ短剣投げでこちらの攻撃を釣ろうとしたり、とにかく自身の隙を最小限にしながら立ち回ってくる。
欲張りすぎると痛い目を見るので、タメや飛び上がり攻撃といったデカイ隙ができたところを突いていきたい。
トライ13回目の様子がこちら。
「体力が残りわずか! そのまえに回復して……」と思ったが最後。聖杯瓶を飲んでいる隙を叩かれてあっけなく昇天。こ、この野郎ォ!!!!!!
「でも、マルギットさんってめっちゃ強いけど、デカい攻撃のときだけ反撃すればいいのでは……?🤔🤔🤔」
そう思ってしまうのだがこのおっちゃん、体力が半分あたりになると攻撃パターンが追加されるのよね……。しかもこれが当たるとなかなかつらい。
光のハンマーは広範囲攻撃で、密着してるときに出されると回避が困難。遠くに逃げるのが無難なのだが……自分が殴ってるタイミングに出されるとうっかり当たってしまうことも。ふっとばしの後に追い打ちをかけてくるのもイヤラシイ。
もうひとつは杖と光の剣を組み合わせた斬りつけ攻撃。初撃に引っかかってしまうとそのままズルズルと連撃が決まってしまい、体力が一瞬で溶けていく。個人的にこの死亡パターンがいちばん多かった気がする。
さてトライ16回目。「それなりに減る」「攻撃するときにちょっと前進する」という点から、通常攻撃ではなく戦技の「居合」をこれでもかと言わんばかりに振りまくる。通常攻撃だとギリギリ届かない間合いでも、居合だとなんとかなったりするのだが、使い方はこれで正しいのだろうか? もうとにかく雰囲気で振ってる気がするぜ!
慎重に立ち回り、お互いの体力も残りわずか……
こっちはあと1発当たれば死亡。安定を取るなら回復したいところだが、ここは無理をしてでも突破する!
攻撃タイミングが被らないことを祈りながら前進……!
最後の攻撃が、通った。
やっと……やっと終わった……
先行プレイから数えると、マルギットだけでも50回はやられたのではないだろうか。
最初は死にすぎて「倒せるのかこれ……!?」と思ったが、パターンを覚えてからは明らかにこちらの動きにも変化が見えた。大変だけど、こういうチリツモの経験がたまらんのよね……
さてさて、ここからは完全に初見のエリア。ストームヴィルとやらはいったいどんなところなのか……これからのプレイが楽しみだ。
【執筆】トニオ國崎
1994年5月生まれ。興味を持った作品はジャンル問わず遊ぶフリーライター。コロコロオンラインでは「『はじめてゲームプログラミング』プレイ日記」「ロックマンエグゼ20周年企画」などの記事を企画・執筆。
イラスト:秋おこ
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/