なかなか先に進まないw
俺も一足飛びにマルギット戦あたりのことを書きたいなぁ……とも思うんだけど……!
『エルデンリング』ってホントに自由に冒険できて、しかも歩くたびにおもろい事件や事故に巻き込まれるので、プレイ日記に書くネタがあふれかえっているのよ!!ww よって、流れるような進行と攻略は相棒のトニオ國崎にお任せするとして、俺は好き放題に気になったことを綴っていければと思うww
さて。
ひとまず、もっとも手近にあったダンジョン“嵐の麓の地下墓”は片付けることができたので、いよいよ……最初に降り立った平地から先に進むとしようか^^;(おそw)
ここでは、北に向かうか南に下るか、ざっくりとした判断を迫られたんだけど、とりあえず祝福から立ち上る光が北側を指していたので、
「よし。まずは北だな。やはり男は黙って、北に向かうようにできているんだよな」
そういうモンだよな。演歌だよな。北に帰る人の群れは誰もが無口でなくちゃいけないよな……。
なんて、よくわからないことをブツブツとつぶやきつつ、祝福のすぐ近くにあった門をくぐってみることにした。
すると……(((( ;゚Д゚)))
(゚Д゚; )
あ、あそこにたたずんでおられる方は……。
遠近法を無視すれば手のひらサイズのおっさんに見えるけど……。
この距離をしてあれだけデカく見えるってことは、やっぱり……((゚Д゚;))
「あ、あいつ、例の巨人だよな……」
そう、リムグレイブにやって来たばかりのころ、
ズンガズンガと歩く背後から襲い掛かるも、まとわりつくハエくらいの対応をされてすごすごと逃げ帰るしかなかった、あの巨人……((゚Д゚;))
あ、あいつ……。
あんな高いところに登っちゃって、まさか降りてはこないよね……?? だって、あの体重と高さが掛け合わさったら、全身の骨が粉々になるくらいの衝撃を受けるはずだもの。ま、まさかね……^^;
ずしーーーんwww
まさかキタァァァアアアアアア!!!www
やっぱり、ここで一度、巨人と決着を付けなきゃいけないのかよ……。いやしかし、だったらもうちょっと準備を……! レベルを上げるか、武器を強めるかしたかった……! せっかくメッセージ機能があるんだから、誰か事前に教えてくれたらよかったのに……!
泣き言を言いながら、ちょうど足元にあったメッセージを見ると……。
「この先、強敵があるぞ」
……って、もっと早く言ってよん!!!www もう巨人、こっちに向かってズンガズンガしてるんですが!!!www
このメッセージ機能、本当におもしろくて、『Demon’s Souls』や『DARK SOULS』の時代もさんざんお世話になったんだけどさ。
なかには、
「この先、戦技があるぞ」
と、方向を指さすジェスチャー付きで教えてくれるものもあれば、死んでいる怪物の尻側に、
「尻をご参照あれ」
と、シュールなひと言だけを記したものなどもある。
スクショにある通りメッセージには“イイネ”をすることができ、もしも自分の書いたものが評価されるとその瞬間に、HPが回復するという恩恵を受けることができる。この回復がけっこうバカにできない効果を発揮してくれるので、皆こぞって、まるで大喜利のようなメッセージを(植物が生えているところにひと言「草!」とだけ書くとかw)アチコチに残しているのであったw
まあそれはいいんだった。
期せずして巨人との再戦(?)が始まってしまったが、進行方向を塞がれてしまっているので、今度こそ逃げずに、完璧に討伐せねばならない。
いや、しかし……w
「ごがぁぁぁあああッッ!!!!(怒)」
何をそんなに怒っているのか知らないが、巨人のおっさんはめったやたらと激高して俺に鉄拳を喰らわせようとしてくる。
とはいえ、俺も還樹の番犬を撃破して肉弾戦に多少の自信が出てきていたところだったので、果敢にコレを迎え撃とうとした。
でも、戦っていたこの場所、兵士がたむろしていた廃墟のすぐ近くだったもんで、巨人が大暴れするたびに、
「おうおう!!ww ケンカだケンカだ!!w 俺も混ぜろ!!!www」
ってんで、アホな衛兵が参戦してきてウザいったらなかったよ……w
おかげで何度かは、
「YOU DIEDwww」
くっそ!!!!(怒) 衛兵、邪魔なんだよ!!!>< 巨人の攻撃をかわした背後から斬りつけてくるんじゃねええええ!!!><
なんてことがありつつも。
やはり俺も、ちょっとは成長したのだろう。
“デカいヤツは、懐に飛び込むと意外とチョロい”
ということがわかってきて、
途中から、巨人のおっさんを翻弄!!!
「よよよ、よし!! やっぱこいつは木偶の棒だ!!! ウドの大木や!!!」
一気呵成に攻め込んで、ついに……!!
よっしゃ!!! 巨人のおっさんを葬ったぞぉぉおおおお!!ww
こうして、リムグレイブに来てからの最初の屈辱だった“敵前逃亡”のトラウマを払拭し、俺は力強く関所に乗り込んでいったのでしたw
続く!
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/
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