『あつ森』の図鑑、完全コンプ!
『あつ森』に存在する“3大図鑑”のうち、ひとつだけ埋まっていなかった“海の幸図鑑”を完成させるため、2021年12月~今年の3月にかけてを、
“海の幸・捕獲強化月間”
と定めて、ヒマさえあればマリンスーツに着替えて海に潜りまくっておりました。
その、陰の努力の甲斐がありまして……!!
未捕獲だったイセエビ、センジュナマコをついに発見し、残る空白はたったのひとつに!! つまり、海の幸が獲れるようになってから1年半の月日を経てようやく、図鑑コンプリートにリーチが掛ったのでありました!!!
……ってことを、前回の日記で長々と書かせてもらっている。
さあ、残るは1種類……!!
もしもここに入る生き物が、奇跡的に3月とかに獲れるのだとしたら……!! まさかのドンピシャで、3月に現れてくれるのだとしたら……!! ミラクルでアンビリバボーなタイミングで……ッ!!!
「ってオメー、明らかに調べてやってるやろ!! 最後まで残した生き物が、この3月から出現するってな!!!」
前回の記事の編集をしたたっちー先生から、そんな厳しいツッコミが入ったのだが……じつなこの生き物に関する情報については、ちょっとした裏話があるのであるよ。
昨年の夏、『あつ森』と八景島シーパラダイスがコラボして、さまざまな楽しい企画が実施されたことがある。その様子を詳しくリポートする記事も大々的に展開したので、興味のある方はぜひバックナンバーをご覧ください!
その中で、八景島シーパラダイス内にある4つの水族館にフータが登場し、展示されている生き物を解説する……という企画があった。
↓こんな感じなんだけどね。
八景島シーパラダイスの水族館と『あつ森』の博物館をリンクさせたじつにわかりやすい催しで、来場者は口々に、
「フータがいる!!」
「この解説、『あつ森』で見たよ!!ww」
なんて言い合いながら、大喜びでこの企画を楽しんでいたのであった。
で。
俺とたっちー先生も、“取材1割、遊び9割”くらいのバランスでフータの解説を堪能していたんだけど(ほぼ遊びじゃねえか)、その中でひとつ、
「あれ!?」
と驚いてしまった生き物と解説に出くわしたのである。
それが↓この巨大生物なんだが……w
世界最大のカニ、タカアシガニであります。
よく見かける小さなサワガニを人間サイズとするなら、このタカアシガニはウォールマリアを襲った超大型巨人と言っても過言ではないくらいの、ヤバいデカさを誇っている。もしもコイツが何かの間違いで淡水でも暮らせるようになり、そのへんの河原でズンガズンガと群れで行進でもしていようものなら……人類の生活範囲が変わるくらい影響があると思うわ。それくらい、タカアシガニは迫力がある。
それでだな。
なんで俺がタカアシガニを見て驚いたのかと言うと、その時点でこの生き物を『あつ森』内で捕獲した記憶がなく、フータの解説も聞いていなかったからだ。つまりこの段階で初めて、
“『あつ森』にはタカアシガニが存在する”
という事実を知ったってわけだ。
……ってことになれば、
「タカアシガニって、いつ獲れるんだろう!!?」
俺の脳は好奇心に支配され、ついつい『あつ森』におけるタカアシガニのデータを調べてしまった……というわけなのである。ハイ、言い訳終わりw
調べによるとタカアシガニは、1年のうちで3月と4月にしか獲ることができない激レアな存在であることが判明した。要するにこの2ヵ月のうちに捕えることができないと……俺のように、1年先までおあずけを喰らってしまうというわけなのだよ!!!
「もう、1年も待つなんてゴメンや!! 絶対にここで決着をつけてやる!!!」
素潜り漁を始めて、早1年半……。
かつてないほどの気合を込めて、俺は3月1日から海にくり出していたのであった。
そして……!
海賊ジョニーが浜に打ち上げられていた、2022年3月2日。
海賊ジョニーの通信機は海の中に沈んでいるので、タカアシガニ探しと両立できるのでじつに都合がいい。
「よしよし。いまタカアシガニとともに、通信機も見つけてきてやるからな。待ってろよ!」
海賊ジョニーにそう断言し、俺はこの日もひたすら海に潜り続けていたのであった。
すると……!
長かった図鑑埋め作業に終止符を打つ、歓喜の瞬間がついに……ッ!!!
海に吸い込まれるように消えていく流れ星に、「タカアシガニが見つかりますように……!」とお願いした、その直後!!
!!!!!!! こここ、この巨大な甲殻類はッ!!! ズワイガニやタラバガニと比べての明らかに二回りほどデカい、この甲羅は!!!
そう!!! 念願のッッッ!!!
うおおおおおお!!!! ついについに!! タカアシガニを捕獲したよぉぉぉおおおお!!!!!><
1年半越しの悲願……!
そして……『あつ森』2周年を直前に控えたこのタイミングで、ついに3大図鑑のコンプリートを達成しましたぁぁぁあああ!!!><
もちろん、記念のマイルももらったよ!!!
さあさあ、これをフータに寄贈しよう! それですべてが完了して、海の幸がズラリと並んだポスターも買えるようになるぞ!!!
……と、このときは楽観していたんだけど、ふたつの“思わぬ事件”が起こってしまいまして……(((( ;゚Д゚)))
続くw
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年3月8日の様子は↓こちらです。
タヌキ商店の前に置いたカーニバルのステージで、アセロラが華麗なステップを踏んでいましたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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