フロム・ソフトウェアが手掛けるプレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)用アクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』。コロコロオンラインでは連載企画として、【角満のエルデンリング日記(担当:大塚角満)】、【エルデンリング放浪プレイ日記(担当:トニオ國崎)】の2本立てで、本作のプレイ日記をお届けしていきます。
出会いもまた冒険のエッセンス
打刀を振るい調子に乗っていたらうっかりやられてしまった前回。
洞窟に潜むボス、ファルム・アズラの獣人に再度挑戦してとりあえず突破できました!!
ちょっとした探索もひと段落したので、今回は作中に登場するキャラクターたちについて少し語りたい。
『エルデンリング』の世界では、冒険の途中に商人や謎の人物、ときにはプレイヤー以外の褪せ人に出会うこともある。
ひとりぼっちの旅はそれはそれで寂しいので、とりあえず話しかけてみると、思ってたより友好的でこの世界について教えてくれたりいまのところ好印象なのだが……すごい信用できない……
これにはワケがあって、過去にフロム・ソフトウェアが手掛けてきたソウルシリーズでは、世界観がダークファンタジーなだけあって、最初はマトモそうに見えても、狂って襲いかかってきたり、冒険の途中で事切れていたりなど、いろいろと悲しい最期を迎えるキャラクターがチラホラいるんですな。
その経験もあってか、この『エルデンリング』の世界でも「こいつ、オレにすごい優しくしてくれるけど……途中で襲ってきたりしたら怖えなぁ~~~~~~~~~~🤔」と、つい警戒してしまう。
いい人アピールされても「ホントに~ホントか~!? それホントに言っとるか~~!?」ってなるわけで……
みんなハッピーエンドのほうが……いいじゃない!! と思うものの、世界は試練を与えてくるのよね。
戦技を教えてくれる、オレとおなじ褪せ人のベルナール……、どうやら仲間を失ってしまい、心がバキバキに折れてそうなローデリカちゃん……
序盤の時点でさまざまなキャラクターと出会ったが、次に会った時は元気にやってるかもしれない、もしかしたらすでにこの世にいないかもしれない……そんな一期一会のドラマを見届けていくのも、このゲームの楽しみな要素のひとつだ。
「アイツいいやつだったよな」、「あそこのイベントちょっと燃えたわ」とか、クリア後にいろいろと語り合いたいなぁ……
とはいえヴァレーは初手からうさんくさいので、敵対したらワシはおまえをゆるさん。
アタイ……ゆるさへん!!
【執筆】トニオ國崎
1994年5月生まれ。興味を持った作品はジャンル問わず遊ぶフリーライター。コロコロオンラインでは「『はじめてゲームプログラミング』プレイ日記」「ロックマンエグゼ20周年企画」などの記事を企画・執筆。
イラスト:秋おこ
『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/