【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第149回 パズドラの象徴の中の象徴「ボルケーノドラゴン」!!!!

第149回 「ボルケーノドラゴン」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は10周年記念で“ボルケーノドラゴン”を大紹介!!

▲ボルケーノドラゴン
▲10周年記念たまドラ

2022年2月20日……!
ついに『パズル&ドラゴンズ』が、サービス開始10周年を迎えました~~~~!!!

これ、何がスゴイかって、10年間もサービスが継続していることもさることながら、毎日何十本、何百本という新規のゲームアプリがリリースされる厳しい世界にあって、つねにトップランナーとして駆け抜けてきているってこと!! 
ちょっとでも売上に翳りが見えようものなら淘汰されてしまう……という問答無用のアプリ業界で、これほどの長い期間、飽きられることなく先頭集団で居続けられる凄まじさよ……!!

筆者は、ほぼ丸10年にわたって『パズドラ』を追い掛け続けている唯一無二と言っていい書き手だけど、いまも10年前と変わらないテンションで遊び続けられているという事実に直面して、驚くやら感動するやらで精神が忙しいことになっております^^;

というわけで!!

せっかくなのでこちらの連載でも、『パズドラ』を象徴するモンスターを2週にわたって紹介したいなと思う。

まず、1週目となる今回は……!!

10年前から『パズドラ』のアイコンとしてつねにスマホの画面上に鎮座している“象徴の中の象徴”!!
“ボルケーノドラゴン”

こちらを解説いたします!!!

ボルケーノドラゴンは、モンスターナンバー“23”が示している通り、『パズドラ』がリリースされたときから存在する最古参である。
その当時からアプリそのもののアイコンとして使われており、このころはよく、
 
「パズドラって……あの、赤いドラゴンのゲームね!」

なんて、会話の取っ掛かりに使われたりしていた。
最近、このアプリを始めたルーキープレイヤーたちにとっては、パズドラと言えばノーチラスやデイトナかもしれないけど、10年前は間違いなく、ボルケーノドラゴンであり、御三家、ヘラであり、ヴァンパイアロードだったのである。

まだモンスターが少なかったこのころは、ひとつのシリーズで必ず全属性をカバーする措置が取られていた。
たとえば前述の御三家も、火属性のティラノス、水属性のプレシオス、木属性のブラキオスが1セットで語られがちだけど、キチンと光属性にプテラドス、闇属性にデスピナスが存在して、各属性に大差が出ないようにコントロールされていたのだ。

同じ流れで初期のドラゴンシリーズも、火属性にボルケーノドラゴン、水属性にオーロラドラゴン、木属性にアースドラゴン、光属性にホーリードラゴン、闇属性にデビルドラゴンが配置。
味方モンスターとしても、また屈強な敵としても登場して、アプリを盛り上げてくれたのである。

ちなみにボルケーノドラゴンの“ボルケーノ”とは、“火山”とか“噴火口”を意味する言葉だ。
その語源は、ローマ神話の火神、ウルカヌス(Vulcanus。ギリシア神話のヘパイストスのこと)から来ているので、まさに火属性のドラゴンとしてピッタリなのである。

もうひとつちなみに、ボルケーノドラゴンのアイコンとしての役割はまだまだ続いていて、“10周年記念たまドラ”でも大々的に描かれているので、ぜひ確認してみよう!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は2月28日(月)更新!!

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