ベアードの別荘完成! そして……
ルナステラ島の黎明期を、その圧倒的な存在感と包容力で彩ってくれた巨獣系の雄・ベアードとリゾート島で再会を果たし、彼が希望する“イングリッシュガーデン”をテーマにした別荘を建ててあげることにした……という話の続きとなる。
イングリッシュガーデンを作ってほしい……という要望なだけあり、別荘に置かねばならないマストアイテムも、
ご覧の通り、屋外への設置が求められた。
ちなみに、この大きな箱に入っていた家具は、アイアンガーデンベンチと花壇のふたつ。これを、ちょっと段差の多いこのロケーションに効果的に配置して、イングリッシュガーデンなるものを仕立て上げねばならない。
でもそのまえに、
「そもそも、イングリッシュガーデンってなんぞや?」
↑この答えを知っていないと、ベアードの期待に応えることはできない。ぶっちゃけ、テキトーに花壇と花で彩っておけばナットクしてくれるとは思うんだけど、それでは……かつていっしょに暮した昔馴染みに申し訳が立たないと思うんですよねッ!!
では、イングリッシュガーデンとはどのようなものなのか?
じつは俺、古巣にいたころに幾度となくイギリス出張に行っていたんだけど、一度だけ“イングリッシュガーデンと古城をイメージしたホテル”ってのに泊まったことがあるので、実際に“答え”の中に身を置いた実績を持つ。
ただ、そのときはナゼか現地に着いたとたんに39度の高熱に見舞われてしまい(2日後に平熱になったがな)、宿ご自慢のイングリッシュガーデンは堪能できなかったんだけど^^; でも、そのホテルの支配人がしてくれた説明は、いまでもよく覚えている。彼曰くイングリッシュガーデンとは、
「イギリスの田舎の風景を再現した、自然に咲き乱れる(ように見える)植物を楽しむ庭のことです」
とのことで、型にハマらず、好きな草花をさりげなく自然に配置するのが醍醐味なのだという。
そのときの会話を思い出しつつ、ベアード邸のお庭をデザインしていきました。
↓こんな感じで。
カッチリ~~~ん……ww
……って、思いっきり型に支配されてるレイアウトじゃねえか(苦笑)。我ながら、ぜんぜん自然に見えねえよwww
とはいえ、ある程度は整備された道がないと、やたらと花が咲き乱れるだけの野性味あふれる庭になってしまうので、これくらいは目をつむることにしたのだ。でも、こいつをベースにしてアイアンガーデンシリーズの家具や花を配置していっただけで……!
おおおお!?w 急にイングリッシュガーデンっぽくなってきた!!!www もうこれ、庭は完成でいいんじゃね!!?www
というわけで、庭の作業は終了^^
若干、手抜きな感じがしないでもなかったけど、心優しいベアードのことだから、きっと笑って許してくれるだろう^^
でもその分、家の中は徹底的にこだわったデザインを施すつもりだ。
今回も、タコヤやアポロの別荘と同様、“家の中に外を作る”というレイアウトが求められる。
まず、初期配置は↓こんな感じ。
床と壁紙で悩んだんだけど、最終的に“アーチレンガのゆか”と“つたのかべ”を配したときに、
「お!! コレだ!!!www」
と腑に落ちた。そしてこの雰囲気に合わせて、温室やツタシリーズの家具、さらに白い“ガゼボ”を置いて(左にある西洋風東屋ね)イングリッシュガーデンっぽさを増していこうと方向性を決めていった。
すると……!
徐々に……!!
おおおおお!!!w すげえオシャレな庭園っぽい!!ww
とくに、画面左下の小粋な喫茶スペースがお気に入り!!ww ここに腰かけ、温室の植物と噴水を愛でながら薫り高いハーブティーとかを嗜んだら、めちゃくちゃ粋な英国紳士の出来上がりじゃね!!?www いやあ、思いのほか楽しいよ、ベアードのイングリッシュガーデン作りは!!!
そして仕上げとばかりに、家具磨きの匠技で各アイテムに効果的なエフェクトを付けていく。
結果、満足のいく別荘ができたので……!
納品!!! このたびはご注文、ありがとうございました校長先生!!!w
お待ちかねの内見会を覗いてみると……!
ベアードも、大満足の表情。作った俺的にも、
ここまでこだわれれば、もう言うことないな!! やっぱり昔馴染みの注文だと、いつも以上に気合が入るんだねぇwww
そして!!
今回の作業をもって、
作った別荘が20棟に到達!!! それをお祝いし、タクミライフのスタッフ一同で……!
これまた俺がレイアウトしたレストランで、ささやかなパーティーを開いた。
タクミボスによると、
つぎの区切りである30棟目が建った暁には、なにやら大きなイベントを実施する予定なんだとか……! あと10棟も建てるのかぁ……とため息が出掛かったけど、いまのペースだったらあっと言う間かもしれんww がんばって今日も、誰かの別荘を建ててしまいましょー!
続く!!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年2月16日の様子は↓こちらです。
アポロとちゃちゃまるが、妙なしりとりをやっているところに遭遇w
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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