センスよく部屋を分けるには?
前回より始まった、ひとつの部屋を小分けにして複数人で暮らせるようにする“シェアハウス”作り。
俺が『ハッピーホームパラダイス』で2番目に別荘を作ってあげたブルースの提案により始まったこの作業。シェアハウスの相方には↓こちらの、
メカタコのギーガーが選ばれている。
ぶっちゃけ、ふたりの相性うんぬんではなく、なんとなくのインパクトでギーガーを選択してしまったわけだが、いま完成品となったふたりの別荘を見るにつけ、
「これは……なかなかどうして、いい感じのマッチングだったのではなかろうか!?w」
と、強引に自画自賛してナットクしようと試みている^^; 早く完成品をお見せしたいわぁw
でも、今回はその制作過程だ。
まずは関係者一行で、土台となるブルースの別荘を訪問する。
あ、そうそう……!
いまでは別荘のロケーション選びもテキトーになってしまっているんだけど、前述の通りブルースはふたりめのお客さんってこともあって、段差や柵もかわいらしい、メリハリの効いたこちらの土地を提供してあげたんだったw 庭も含めた全体的な雰囲気は、これまでに建てた20棟の別荘の中でも抜きん出ていると思うわー。
そんな別荘を見上げての、当事者ふたりの感想はと言うと……。
ブルース、なかなか芝居掛かったいいセリフを吐いてくれるじゃないの……!! 制作者である俺のモチベーションにも火がつくぜ!!
一方のギーガーも……!
いくらステキなことを言っても、語尾の「チュドン」ですべてが台無しになる感じwww この丸い頭が、ますます爆弾に見えてくるわ……w
さて、初めてのシェアハウス作りを前にして、先輩社員のニコからつぎのようなアドバイスをもらった。
「部屋のサイズを大きくしたり、仕切り壁を使って間取りを変えてもいいかもね!!」
って、そんなことはわかってんねん。そんなことより、もっと、こう……!
たとえば床や壁紙も間仕切りに沿って変更する技とか、仕切り壁の裏表で模様を変える方法とかとか、そういう必殺技みたいなのを教えてくれないの!? この手のヤツを、ずっと待っているんだけど!! いまがまさに、教え時なんじゃないですかねえ!!?
こういう技、もしかしたらさらにゲームを進めれば使えるようになるのかもしれんけど、どうやらこの段階では……。
ふつうに作業が始まっちまった……w 今回はいまある技術だけを駆使して、初めてのシェアハウスを形にしないといけないようだな……。
さて、まず最初の問題となるのは、やっぱり……!
部屋の狭さだな……w
このままの広さでギーガーの家具を設置するとなると、数ミリの隙間さえあればヌルヌルと移動できるタコはいいかもしれんけど、ふつうのどうぶつは1歩たりとも動くことができなくなる……w となれば、イの一番にやることは……!
部屋の拡大!! これをやらなきゃ始まらない!!
しかし、難しいのはここからだ。
新規の顧客であるギーガーに関しては好みをまったく聞いていなかったので、オススメ家具のラインナップを見てなんとなくの趣味の傾向をつかんでいくしかない。
それによると、どうやら彼は“宇宙”がテーマのどうぶつのようで、オススメ家具にはSF映画に出てきそうな大物(コールドスリープマシンとか、やたらとデカいタンクとかw)がズラリと並んでいる。これを、ボードゲームが趣味というインドア派のブルースの部屋と並べて設置しないといけないんだけど……!
「壁紙とか床板、どうすりゃいいの!!?w どっちの好みに合わせりゃいいんだ!!?www」
絶対に↑この壁にぶつかると思う。
初期配置として、試しにブルースの別荘をそのまま広げた状態でギーガーの家具を置いてみたんだけど……。
ぬう……。
それほど違和感があるわけじゃないけど……やっぱり、なんか違う。チェッカー柄の床板はまだいいとしても、壁紙が……。絶望的に、SFな雰囲気とマッチしてねえよwww
そこで、ちょっといじってみた状態が↓こちらであります。
マッドサイエンティストがヤバい研究に没頭していそうな部屋を演出する“ラボのかべ”をアクセントウォールにしたことで、仕切り壁がいい感じに機能している気が……!! これに合わせて床板や壁の飾りを調整していければ、見事にふたりのテーマが共存したシェアハウスが完成するのではなかろうか!?
というわけで、次回は完成品をお見せしたいと思います!!
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2021年1月28日の様子は↓こちらです。
やたらと「かどかど!」と呼ばれていた夜でしたw
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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