【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第145回 かつての闇パのスーパーサブ「服部半蔵」!!!!

第145回 「服部半蔵」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“忍者シリーズ”から “服部半蔵”を大紹介!!

▲朧月夜の幻影・服部半蔵

昨年の秋から、パズドラでは毎年恒例となった“大感謝祭”がスタートした。

これは、長く遊び続けるユーザーに対する日ごろの感謝の気持ちと、新規に入ってきたルーキーたちに向けた特大サービス……という、大きなふたつの意味が込められたイベントとなっている。
この大イベントも2021年12月いっぱいで終わり、その向こうに……ついに到達する“パズドラ10周年”を見据えているってわけだ!!

というわけで!!

ここんところ、モンスター番号が若い“パズドラ黎明期からいるモンスター”の解説を重点的に行っている。
ベテランパズドラーは懐かしく、新規に入ってきた人々はいままさに遭遇しているであろうモンスターたちについて、今回も詳しい紹介文を書いてしまおうと思っております!

さて前回は、2013年の冬に実装された“忍者シリーズ”から猿飛佐助を解説したが、今回は……それに続いて、闇属性のサブキャラクターとして一世を風靡した“服部半蔵”について書きたいと思います!

服部半蔵が初登場を果たしたのは、猿飛佐助とまったく同じ2013年2月13日。
望月千代女や風魔小太郎とともにレアガチャから排出されるキャラとして実装されている。

このころはまだまだ闇属性主体でチームを組む“闇パ”が猛威を振るっていたのだが、軽いターンで変換スキル(当時は火ドロップを闇ドロップに変換だった)を使って闇ドロップを大量に供給できた服部半蔵は、“闇パのサブ”としてたいへん重宝されたものだ。
闇パメインのプレイヤーは真服部半蔵を複数体確保するためにレアガチャを回していたほどなんだけど……最近始めた人は、ちょっと信じられないエピソードかもしれないなー。

さて、“服部半蔵”という名は、後世の小説や舞台などで“忍者の代表格”として描かれ、すっかりそのイメージがついたが、じつは戦国時代から江戸時代に掛けて活躍した服部家の当主に付けられる通称で、服部半蔵を名乗った人物は複数存在するのである。

忍者とされるのは初代・服部半蔵で、もっとも有名なのは徳川家康に武将として仕えた2代目・服部半蔵なんだとか。

のちの世でさまざまコンテンツに登場する服部半蔵のモデルとなっているのは、この2代目だと言われている。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は2022年1月24日(月)更新!!

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