野菜の島への招待
前回、いよいよルナステラ島での野菜栽培を本格化させた……と書いたが、
その記事の最後で俺は、
「かっぺいのボートツアーでまたまた、この野菜栽培に超役立つ島に連れていってもらった」
と、思わせぶりな文章を記している。
しかし、“その島”に行く前の段階でも、
小麦やサトウキビに……!
ニンジン、ジャガイモと、それまでかぼちゃ1本だったのが夢だったかのように、バラエティーに富んだ農作物を育てられるようになっていたんだよ!!!w
この段階ですでにおいしいカレーはできそうだったので、食卓が豊かになることは約束されていた。
しかし……!
見た目的には素朴な、質実剛健な農作物が中心となっていたので、俺はここらで目の覚めるような、爽やかで明るい何かが欲しいなと考え始めていた。
「そう……! まるで太陽の輝きをそのまま閉じ込めたような、色鮮やかで峻烈なイメージの野菜を……!」
そんなことを考え始めた、11月13日のこと。
その日も、暗くなってからかっぺいに話し掛けて、夜の大海原に漕ぎ出した。そこにはもちろん、
「夏の島にたどり着いて……サソリを獲りたいなあw」
という打算があったことは否めない。というのも、1日も欠かさずにボートツアーに出てみたところ、すでに、
・桜が咲く春の島
・ツタの生えた新規素材の島
・ヒカリゴケの島
・星のリゾートアイランド
と、かなりの種類の島に連れてきてもらえていたので、
「あるのか知らんけど、ぼちぼち真夏のサソリ島なんてところに漂着するのでは!!?」
と考えていたのである。
ところが……!
その夜、かっぺいに案内された島は、船着き場付近から明らかに雰囲気が違った。
み、見ると……!!
「あッ!!!!!」
“声が炸裂する”とは、まさにこういう状況を言うんだろうなw いい歳こいて、こんな牧歌的なゲームの画面を見て、あんな鋭い叫びが漏れてしまうとは……w
いやでも、我がアバターの背後にチラチラ見える赤い実を目の当たりにしたら、驚かないほうが難しい。
そう……!
その島で、苛烈なまでの赤い色をたたえて実っていたのは、もちろん……!
おおおおおおッッ……!!!
やっぱり、トマトだったぁぁぁぁああああ!!!www
そう、コレ!!!
こういう、“The・野菜”って感じの美しい実が欲しかったんですよウチの畑に!!!www
まだレイジの店にも並んでいない、希少価値の高い(と思われる)トマトを、まさかボートツアーで見つけることができるとはな……!! かっぺい、マジで超有能な船頭さんじゃん!!!
当然、この島に自生していたトマトは、根こそぎ持ち帰ることにした。
実だけじゃなく、根っこごと引っこ抜いてきたのはもちろん、
ルナステラ島に持ち帰ってからの栽培を短縮するためw
“育ったトマト”という名前の通りすぐに収穫もできるし、
茎や根は完成しているので、つぎに実を付けるのも近日であろうw やったやったwww これで一気に、畑が華やいだぞwww
実際、トマトが植わったウチの畑は、完全にプロのソレになってきたわwww
うっひょ~~~!!ww ファ~マ~!!www
いままでこの柵の中って、氾濫する花どもを押し込めておくだけの刑務所的な場所になっていたけど(泣ける)、野菜がいろいろと加わってくれたことでようやく、本来の機能で活躍してくれることになりそうだ。そういう意味でも、今回のアプデはありがたかったなー!
そして、この畑でさまざまな食材を手に入れることができるようになったおかげで、俺の“料理家魂”にも火が着くことになるのであった。
続く。
1年前の今日は?
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!
ちょうど1年前、2020年11月25日の様子は↓こちらです。
先日引っ越していったペーターと、紅葉した木の下でのんびりとしていた秋の休日。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo